夕焼け小焼け

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季節の歌

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11月3日は『明治節』と言って、戦前は明治天皇のお誕生日を祝う日でした(昭和23年に「明治節」は「文化の日」と改められ、国民の祝日となりました)。

70歳以上の高齢者の皆さんに『明治節』のことをお聞きすると、その日は学校で式典があり《君が代》と《明治節》の歌を歌って、紅白のお菓子(お饅頭など)を貰ったのだそうです。

《明治節》は、この祝祭行事のために公募してできた曲で、昭和3年に「小学校祝日大祭日歌詞並楽譜」として追加されたとのことです。

明治節

アジアの東 日いずるところ
聖の君の 現れまして
古き天地(あめつち) とざせる霧を
大御光(おおみひかり)に 隈なくはらい
教えあまねく 道ひらけく
治め給える 御代尊(みよとうと)

恵みの波は 八州(やしま)にあまり
御稜威(みいつ)の風は 海原越えて
紙の依させる 御業(みわざ)を弘(ひろ)め
民の栄ゆく 力を展(の)ばし
外国国(とつくにぐに)の 史(ふみ)にも著(しる)く
留め給える 御名畏(みなかしこ)

秋の空すみ 菊の香高き
今日のよき日を 皆ことほぎて
定めましける 御憲(みのり)を崇(あが)め
諭しましける 詔勅(みこと)を守り
代々木の森の 代々(よよ)よこしえに
仰ぎまつらん おおみかど

作詞:堀沢周安(PD)


参考楽譜はこちら。pdf.ファイルで開きますので、ご自由に閲覧/お持ち帰りください。
《明治節》参考楽譜

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どこの施設でも同じだと思いますが、お年寄りは歌がとてもお好きです。唱歌、童謡、演歌、懐メロ、民謡、、それぞれにお好きなジャンルがあるので、こちらは偏ったプログラムにならないように、毎回綿密に計画を立てるわけですが・・・

お年寄りから「こんな歌が歌いたい」とリクエストがあると、そしてそれがこちらの思ってもいなかったような曲だったりすると、なんだかとってもワクワクと嬉しい気分になります。

この《秋の夜半》も、今年86歳になるお婆ちゃまからリクエストを頂きました。このお婆ちゃまからは、他にも何度か「あのね、先生、歌いたい歌があるんだけど・・」って声をかけてくださって、それがいつもこちらの意表をつくリクエスト!!タイトルを思い出せないものは、虚覚で歌える箇所だけ口づさんでくださるので、それを頼りに該当曲を探し当てるわけですが、それもなかなか楽しい作業です。

さて《秋の夜半》ですが、これは私たち50歳代の人間は小学校か中学校で習っているんです。原曲はウェーバーの《魔弾の射手序曲》になりますが、確か音楽の教科書の「鑑賞」のページの隅っこのほうに、《秋の夜半》のメロディー譜が小さく載っていたのを、じつはすっかり忘れていたのですが、、そう言えば!!と、このたび突然に思い出しました。。

今頃の季節にぴったりの曲ですね。
秋の夜半 (明治43年)

秋の夜半は み空澄みて
月の光 清く白く
雁の群れの 近く来るよ
一つ二つ 五つ七つ

家を離れ 国を出でて
一人遠く 学ぶわが身
親を思う 思い滋(しげ)し
雁の声に 月の影に

作詞:佐々木信綱(PD)/原曲:ウェーバー(PD)

さて、調べてみると、なんとこの曲(魔弾の射手序曲)は他にもいくつか別バージョンが存在しました。以下にその一部を紹介します。原曲の冒頭、あの哀愁に満ちたホルンの音色が、日本人の心を揺さぶったのでしょうね・・・。

別れの鳥 (明治21年)

ひとつの野辺に 育ちし雲雀
へだてぬかげも 今宵ぞなごり
残りも行くも 春日(はるび)のめぐみ
遊べや四方に 歌えや空に

作詞:大和田健樹

*****

卒業のわかれ (明治38年)

同じ窓に 今日は語り
遠き空に 明日は離る
思ひ出よ 花に月に
歌ひあひし 春と秋を

作詞者不詳

*****

霞のあなた (明治39年)

海原こえて なきゆく雁も
秋風ふかば 再び来(き)なん
わするな君も 萩さく頃は
帰りて共に 月見ん契り

作詞:大和田健樹

*****

信仰 (明治40年)

おのがままに 野路をよぎり
高嶺こえて 渡る風の
行方遠き 寄(く)しき心
とめでやまじ 朝な夕な

賛美歌:わがたましいを愛するイエスよ(作者不詳)

で、音源もあえて原曲を・・・・

Weber-Der Freisch Overture-Kleiber (1970)

参考楽譜はこちら。pdf.ファイルで開きますので、ご自由に閲覧/お持ち帰りください。
《秋の夜半》参考楽譜

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サトウハチロー作詞、末広恭雄作曲による《秋の子》・・・昭和35年の作品。

じつはこれ、この季節の歌の中で私が一番好きな曲なんです。私が育った昭和30年代の子供たちが、詞の中に生き生きと描かれていて、とっても懐かしく、歌っていると子供時代のできごとや、元気だった両親のことが次から次に思い出されるんですね。

などというお話をしながら、介護予防の高齢者サロンで毎年この時期にプログラムに入れています。

私が育った昭和30年代は、70代〜80代のかたの子育て真っ最中の時期に重なり、私の子供時代の思い出はそのまま高齢者の皆さんの思い出につながることが多いのです。たとえこの歌を知らなくても、詞に描かれた当時の様子を語ることで、アクティビティになるんですよね。。

で、毎年歌っている介護予防のための高齢者サロンの皆さんは、毎年必ず「この歌知らないわぁ〜」と仰るのですが、歌い始めると私が作成してお配りしている秋の歌集のページを捲っていっしょに歌ってくださいます。そして毎年決まって仰るのです・・・「どこかで聴いたことのある歌ね」って。

「はい、毎年歌ってます」・・とは、言えませんが、こんな歌があるってちょっと幸せな気分です。



作詞作曲ともに著作権保護期間中の作品なので、どちらも私のブログに載せることはできませんが、楽譜は個人所有のものがpdfファイルであります。もしご利用の方がいらっしゃいましたら、メッセージの内緒機能よりコソッとお問い合わせくださいね。

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明治35年に発表された《虫の楽隊》という唱歌を知っていますか?

《虫の声》ほどメジャーではないのですが、意外にご存知のお年寄りが多いのです。しかもなぜか虫の声の箇所だけ良くご存知で、前後の歌詞を知らないかたでも、虫の声の部分だけ突然思い出したように歌い出されて「ああ、この歌かぁ!!」と仰るのです。そう言えば、1番は知らないけれど2番は知っている、、というかたもいらっしゃいました。

全音出版社刊行『日本唱歌名曲集』の解説によれば「虫の鳴き声の箇所が好かれて、その前後は詩の意味もはっきりしないままよく歌われたものです」とのこと。

《虫の声》のあとに、この曲の2番だけを歌ってみるのも良いかもしれませんね。


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虫の楽隊
1
千草(ちぐさ)八千草(やちぐさ) 乱れ咲きて、
花を褥(しとね)の 夢おもしろと、
おのずからなる虫の声々(こえごえ)。
チンチロリン チンチロリン、
スイッチョ スイッチョ、
ガシャガシャ ガシャガシャ、
ガシャガシャ ガシャガシャ、
月ある夜半(よわ)は
秋の野面(のもせ)の楽隊おかし。

2
鈴虫、松虫、くつわ虫や、
こおろぎ馬追(うまおい) 鐘つき虫の、
節(ふし)もさまざま 歌に囃子(はやし)に。
チンチロリン チンチロリン、
スイッチョ スイッチョ、
ガシャガシャ ガシャガシャ、
ガシャガシャ ガシャガシャ、
風なき夜半(よわ)は
秋の野面(のもせ)の楽隊おかし。

作詞:桑田春風(PD)/作曲:田村虎蔵(PD)

1922年9月号の『コドモノクニ』に本田庄太郎画伯によってこんな絵が掲載されています。
【虫の楽隊】画:本田庄太郎

こちらは、YouTubeで見つけた音源(2番のみです)

虫の楽隊 (唱歌)

参考楽譜はこちら。pdf.ファイルで開きますので、ご自由に閲覧/お持ち帰りください。
《虫の楽隊》参考楽譜

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特養で《虫の声》を歌いました。

「サン○○○○(施設の名前)の庭では、どんな虫が鳴いてますか?」と質問したら、
いろんなお答えが返ってきました。

「コオロギだね」
「うん、コオロギだ」
「コオロギもいろいろいるね」
「うん、いる」
「黒いのや茶色いのや・・」
「うん、だども、どれが鳴いてるかはわかんねぇ」

黙って聞いていると、まるで漫談のようです。
すると違うお年寄りが・・・・

「部屋の中でも鳴いてるよ」
「お部屋の中にもいるんですか?」(私)
「みんな一匹飼ってるよ」
「みなさんで飼っているんですか?」(私)
「先生も飼ってっぺ?」
「え?わたし??私は虫は飼っていないなぁ、、猫なら6匹いますけど」(私)
「みんな飼ってんだよ」
「そうなんですかぁ?」(私)

職員さんも不思議そうな面持ちです。

「腹の虫。腹減っとグーゥって鳴くべ。先生の腹も鳴るべ?」

あはは・・・これには一本やられちゃいました!
一同大笑いです。
で、即興でこんな歌詞をつけて歌ってみました。

おなかがすいた、ごはんまだ?
グーグーグーグーグゥーグゥー
食堂からはいいにおい
グーグーグーグーグゥグゥグゥ
秋の味覚だマツタケだ
ああ待ち遠しい、ゆうごはん

おあとがよろしいようで・・・

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