|
「春の七草」は無病息災を祈って食し、「秋の七草」は花を愛でる。 萩、朝貌(=桔梗)、藤袴、撫子・・紫色の花が多いですよね。 秋の野に 咲きたる花を 指折り(おゆびおり)
かき数ふれば 七種(ななくさ)の花 ・・・ 萩の花 尾花葛花 瞿麦の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花 山上憶良(万葉集 巻八) 「秋の七草」は、次のように並べると覚えやすいですよ〜♪ おみなえし すすき ききょう なでしこ ふじばかま くず はぎ 最初の文字を縦に読むと「お好きな服は?」となる。。 |
雑記
[ リスト | 詳細 ]
|
認知症は「記銘力障害」と「記憶力障害」から始まる・・・ 歳をとれば大抵の人は「新しいことを覚えるのが苦手」(=記銘力の低下)になり「物忘れ(しっかり覚えていたはずのことが思い出せない)」(=記憶力の低下)が気になり出したりします。かく言う私も50代前半ですが、記銘力も記憶力も相当に衰えてきていることを実感します。 私が伺っている介護予防のための高齢者サロンのメンバーさんは、70歳代後半〜80歳代が多いのですが、皆さんたいへんお元気で好奇心旺盛!療法的音楽活動の他に、健康体操、絵手紙、手芸、踊りなどなど、毎週午前午後別メニューでカリキュラムが組まれ、さながら(言葉は悪いですが)老人学級のようです。 そんなお元気な皆さんでもやはり脳の老化現象は始まっており、そのことをたいへん気にしたメンバーのお一人が、巷で流行りの「脳トレーニング」の計算や音読などを持ってきて、講師のいない空き時間に皆さんでやっていた時期がありました。 しかしこれが思いのほか不評(高齢者は新しいものを受け入れるのが難しい)で、ある日何かよい方法はないか、、と相談されて手に入れたのがこれ↓「尋常小学校国語読本」。 昔を懐かしみながら、音読、速読、逆読、などの「海馬脳」に刺激を与えるトレーニングができる。新しいものに拒絶反応を示した数名の80歳代のメンバーさんが、最初の数ページをスラスラと暗記して、今まで聞いたこともないような大きな通るお声で、まるで競うように音読された様は、その瞬間に80年近い時空を超えて小学1年生に戻ってしまったかのようで、微笑ましいものがありました。 後日、特養のみなさんにもお見せしたのですが、認知症の初期状態のかたでも、やはり最初の数ページを暗記されていて、表紙をお見せしただけでスラスラと暗唱されてしまうのです。記憶障害が始まっても、古い記憶は残っている。その古い記憶を呼び覚ますことで、衰えた海馬脳が刺激され、脳が活性化する。そして、もっとも着目したい点は、それ(覚えていたこと)が自信となって、抑うつ状態が改善され、その後の活動への参加が積極的になったことでした。 80歳代後半に差し掛かったお年寄りが小学1年生のときの国語の教科書の文章を覚えている・・・情報量の少なかった時代だからこそ、初めて開いた国語の教科書が鮮明に記憶されているのか???なんとなく薄っすらとしか覚えていない私には、ちょっとした驚きでした。。 |
|
どこの施設でも同じだと思いますが、8月の施設行事『納涼祭』。入所者の家族も一緒に参加して楽しむ年間行事として行う施設も多いかと思います。 私の母が入所している施設の納涼祭は、盆踊りで始まり、家族で食卓を囲んでの食事、カラオケ大会、そしてなんとクライマックスは本格的な打ち上げ花火!!というのが毎年の恒例となっています。施設の庭内にはヨーヨー釣りやカキ氷、綿飴の模擬店もどきが並び、入所者の小さい家族(孫やひ孫)も楽しめます。 先日の音楽療法で伺った時、いよいよ来週は納涼祭というわけで、みなさんに何を一番楽しみにしていらっしゃるかお聞きしました。 Aさん(女性):孫たちが来るのが一番楽しみだね。浴衣着てね、盆踊り見てね。 Aさんはもう長いこと車椅子でご自分で立って踊ることはできないのですが、毎年、素敵な浴衣を着せてもらって、お孫さんが車椅子を押して踊りの輪に加わっています。とっても素敵な笑顔で!! Bさん(男性):食事が一番楽しみだね。いつもと違うから。 そう、納涼祭の日は特別メニューで、すごいご馳走なんですよね!!たしかに普段のお食事とはぜんぜん違います。 Cさん(男性):カラオケ! カラオケ大会で賞をいただいた経験があるCさん、ご自慢の喉をたくさんのお客さんに聞いていただく滅多にない機会ですものね。力が入ってます。 で、みなさん、何か忘れていませんか??ここだけの目玉。他の施設ではこんなことやってないですよー・・・「花火」という言葉が出たら、そこから《花火》の歌を唄うつもりだったのですが、ついにどなたからも「花火」は出ませんでした。 職員さんは、がっかりです。だって、打ち上げ花火に毎年かなりの予算をつぎ込んでいるそうですから。。どうやら、毎年「花火」を楽しみにしているのは、私たち家族と職員だけのようで・・・・ さて納涼祭は、今週土曜日です(写真は昨年の花火です。ねー本格的でしょう☆) お天気は大丈夫でしょうか?? |
|
介護予防のサロンにいらしているお年寄りはお元気な方ばかり。童謡や唱歌ばかりではなく、歌曲やシャンソンなども好んで歌われます。 今月は「Quatorze Juillet(7月14日)」=パリ祭にちなんで《オーシャンゼリゼ》を歌いました。 秋田出身のAさん(70代女性)は「オーゼリーゼリーって、面白い歌だねぇ。舌噛みそうだよ。」って皆さんの笑いを誘います。Aさんも含めて何人かこの曲を知らない方もいらしたのですが、サビの部分はすぐに歌えるようになって、軽くステップを踏みながらみなさんとても楽しそうでした。 結局3番までフルコーラス歌ったのですが、歌い終わると80代のBさんが「この歌は、私が子供の頃流行ったのよー」と仰います。「え〜?そうですかぁ、Bさんが子供の頃ってずいぶん昔でしょう?」とお聞きしたら「そうよー昔よ」って仰る。「この歌ってそんなに昔の歌ですか?」と私。 他の皆さんも「いや、これは戦後だった」「たしかこういう外国の歌は、戦時中は歌わなかったから戦後よね」「女学校で習ったような気がする」などなど、わいわいと話がどんどん皆さんの娘時代へと飛ぶ・・。 「あのぉ、みなさん。。たぶん勘違いされていると思いますよ。」頃合を見て、口を挟む・・・。 「この曲は1960年代だから、私も生まれてたし・・・」「あら、うちの娘も生まれてたわ」と先ほどのBさん。「えぇ、ですから、たぶんBさんが子供の頃ではなく、お嬢さんが子供の頃だったのではないかと・・・」「あらやだわ、そうだったかしら・・」「はい、ですから女学校でも習わなかったと思いますよ」一同大笑い。。 この曲は、1970年当時「歌うフランス人形」などと言われたダニエル・ビダルが歌って大ヒットして、その後レイモン・ルフェーブルオーケストラなどが演奏して、良く聴かれるようになったんですよね。ダニエル・ビダル・・可愛かったですね。。 介護予防のためのサロン・・・みなさん認知症などぜんぜん入っておりません。元気な元気なお年寄りです。でも、このような勘違いは日常茶飯事なのですね(^_^) |
|
今日は、我が市でやっている介護予防のための高齢者サロンの日でした。このサロン、地区ごとにあるのですが、私が行っているところは毎週木曜日10時〜15まで活動しています。体操、踊り、絵手紙、手芸、音楽、週交代で午前と午後のプログラムが組まれています。第2週目は、午後からが私の担当する音楽です。 私が行くと、ちょうど昼食後の休憩時間で、みなさんは市で発行している「介護タクシー」のチケットの話題で盛り上っていました。 独居老人にだけ配られるタクシーチケット。でも、自分で市役所の福祉課へ申請に行かなければならず、じゃぁ、市役所まではどうやって行くの?と言う人あれば、市役所まではコミュニティーバスを使えば100円で行けるけど、タクシー使ったらワンメーターじゃ行けないから、タクシーチケット(600円まで無料。差額は自分で支払うので)貰ってもバスのほうが安い、だから行かない。と言う人あり。でも、タクシーは家の前まで送り迎えしてくれる。と言えば、歩かないからボケるんだ、と言う人あり。 あはは、なかなか皆さんお元気です。 そんな中、お一人が、私は2年分貰って来たと仰る。どうしてあなただけ2年分なの?とみんなが一斉に反応する。当たり前だ。私は2年分だったよ、とまた仰る。どうして?どうして?みんなが騒ぐ。表紙に平成21年〜22年て書いてあったもんね、とちょっと自慢気。 平成21年4月〜22年3月まで有効・・・・確かに「今年」も「来年」も使えるけれど。。 |




