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私は徳川家康という人をなんとなくあまり好きではありませんが、彼の残した遺訓にはかみしめてみるべきことがあると思います。
人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し。いそぐべからず。不自由を常とおもへば不足なし。こころに望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし。堪忍は無事長久の基。いかりは敵とおもへ。勝事ばかり知てまくる事をしらざれば害其身にいたる。おのれを責て人をせむるな。及ばざるは過たるよりまされり。 http://www.city.okazaki.aichi.jp/yakusho/ka1030/ka365.htm 参照 あたかも幸せをばら色のハトロン紙でつつんで贈ってもらえるかのように、また手元に無ければ要求するのが当然とというような風潮を感じます。現世は天国でも極楽でもありません。人間は、いや動物は食べ物を自分で調達せねばなぬという宿命を背負っています。他の動物や植物の命をいただかねば一日も命をつないでいけない存在です。自分の子孫を残すために厳しいも競争に勝ち残らねばならないのも宿命です。キリスト教のいう原罪とは違うかもしれませんが、これを原罪というなら原罪でしょう。 人は社会生活を営むことで、毎日食料を探さなくとも、また他の仕事をしていても生きられるようになりました。私のような老人も弱者も助けられて生きていけるようになりました。しかしながら人類全体でこの原罪を背負っていることに変わりはありません。人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し。 格差是正が安倍内閣の一つの方針のようです。一旦道を踏み外すと元の道に戻るための段差が大きすぎるという意見があります。ニートと呼ばれる若者を正業に就かせるということが大切なことは理解できますが、この段差がある程度ないとこれまた大変なことになります。私たちは大変であることが分かっていたからこそ歯を食いしばって頑張ってきました。学校を卒業にあたってかなり不満な仕事でも我慢して営々と働いてきました。いやだから苦しいからと簡単にやめたり、脱落してはなんともなりません。 最も大切なことは我々は原罪を背負っているということを小さいころから叩き込むことだと思います。人生は苦しいこと10に対し楽しいこと1の比率なら何も言うことはないのではないでしょうか。もっと悪いかもしれません。剣道八段の審査は合格率1〜2%。毎日毎日何十年も修行したひとが百人受けて合格は一人か二人。それでも厳しい修行を自分に課しながら苦しい中にも喜びを見出しながら今も何千何万の人が修行しています。 敗者復活もたいせつです、でも敗者というからにはリングに上って戦ったから敗者なので、リングにも上らなかったのは敗者とはいえません。いじめ、自殺・・・やさしく、やさしくといいますがほんとのやさしさとは何でしょうか。子どもを物心つく前から一人ひとりの特性を見て強く育てることだと思います。不自由を常とおもえば不足なし。勝事ばかり知てまくる事をしらざれば害其身にいたる。
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勝事ばかり知てまくる事をしらざれば害其身にいたる。ヨーロッパの国々はどの国も負けた経験を持つので味わいのある文化が・・ しかし、イギリスは? アメリカもベトナムでは負けた。
2006/11/7(火) 午後 8:16 [ kamide ]
徳川家康の遺訓素敵な言葉だと思います。
2006/11/8(水) 午後 1:15 [ - ]
私はほんとはすきではないのですが、こう思って過ごしていれば裏切られて臍を噛むことは無いのではないかと思っている次第です。
2006/11/8(水) 午後 11:50 [ 然 無窮 ]
TBさせてくださいね。yokuutsuパパ。
2007/8/15(水) 午前 10:30 [ - ]
よくぱぱさんTBありがとうございます。こうやって以前の記事も読んでくださる人がいらっしゃるのは、ありがたいことと思います。
2007/8/15(水) 午後 7:17 [ 然 無窮 ]