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剣道

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驚いたことを一つ

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今年も今年剣道を始めた子供に袴の着用方法とたたみ方を教えました。その中の小学校2年の男の子が私が手本を示してたたむのを一度見ただけで、見事に自分の袴をたたみました。机の角をはさんで右隣に座って、私とは丁度90°向きが違い私の右側を見ているわけですが、私の動きを自分の動きに変換してたたみました。袴は大人でもなかなか一度ではたためないもので、隣に座っても何度か試行錯誤をすることになります。一生懸命で、たたみ終わったときは実にうれしそうな顔をしました。うんとほめました。


その子のお母さんから聞いたところによると、その子は折り紙が得意だと言うことで、得意なことがあることは、集中につながり、集中が新しいことを成功させる。成功が何事によらず自信につながるのではないかと思いました。


剣道の稽古も一生懸命です。その子がいるおかげもあってか、今年の新人は上達が早いように思っています。

公園の噴水に停止命令

西東京市の噴水で遊ぶ子供の声が限度を超える騒音であるという訴えに対し、裁判所が噴水の使用停止命令を出し、市がそれに従って、噴水を止めたというニュースがありました。

実は私も騒音で困っていることがあります。困っているといっても私のほうが音源なのですが。週に2度、月によっては3度、市の地域センタを剣道の稽古に使っております。1度は私たちシルバー組の稽古で月曜の午前、そのたは少年指導に火曜と金曜の夜です。この建物はもともと私立の剣道道場として建てられたものですが、少子化の影響などのため、閉鎖され、その後市が借り上げ地域センタとして利用しています。

剣道場として立てられたものなので大変使いやすく、重宝に使わせていただいておりますが、ある日突然市の係りの方から道路側の窓を全て閉めるように言われました。道路を隔てたところの民家から苦情があったという理由でした。私立の剣道場の時は窓を一杯に開け放して稽古しておりましたが、そのときはそこには家がありませんでした。道場閉鎖から地域センタ会場まで2年ほど間がありましたがその間にできたのです。

少年指導は30人ほどの少年たちに思いっきり声を出させるのと、竹刀の打ち合う音などで相当な騒音になっていることは、間違いないと思います。しかし月曜のシルバー組みのときは木刀の触れ合う音と、時折かけるヤー、トーという掛け声だけなのです。

最初は夜勤の関係で午前中、睡眠しなければならないのでということを間接的に聞いていたので、もっともと思っておりました。しかしそれならば夜は良いだろうと思っていたところ、やはりだめとのこと。結局剣道の音は許してもらえないということのようです。

少年たちの元気な声を、まちの活性化のシンボルと受け取っていただけた時代は今は昔と過ぎ去ったのだとしみじみ思います。さいわいこの施設には冷暖房設備があるのでその点は良いのですが、換気なしでは息苦しくなってしまいます。子供たちには南北の窓を開け放ち風通しの良い道場で稽古させてやりたいものだと思います。顔を合わせての苦情なら、そんなこともお話できますが、苦情は私にではなく、市にあって市の結論だけが伝わってくるのでなんともはがゆい気持ちでいます。

噴水の停止命令にたいし、ブログ上でいろんな意見が出されておりました。この場合の経過はどうだったのかなと思いながら読みました。

わたしの剣友会では普段は地区別に5つの道場に分かれて稽古しております。月に一度は日曜日に少年も大人も一つの体育館に全員が集まって合同稽古をすることにしています。その合同稽古会で次のようなことがありました。

面をつける子供は面を、面をつけることを許されていない子供は日本手ぬぐいで鉢巻をして稽古することになっていますが、手ぬぐいを忘れてきた少年がいました。それを見つけて私は自分の予備の手ぬぐいを貸し鉢巻を締めて稽古させました。
やがて稽古が終わって、その少年がその手ぬぐいを手に、どうすればよいのですかと尋ねてきたので、私はそのまま受け取って少年を返しました。

ところが数分してその子の兄が、弟を伴って来て、「先生大変申し訳ありません、洗ってお返ししなければならないのに、弟がそのままお返ししたと聞きおわびに来ました。」その兄は中学一年生だそうですが、自分のことであってもなかなかこんな行動は取れないものです。まして弟の行動を気にかけて、問いただし私のところに来たのです。

わたしが担当する道場の少年ではないので、その兄弟のご両親はお会いしたことはないのですが、その兄の行動と言葉に大変感心するとともに、そのご両親の日ごろの躾を思いやり、すばらしい教育をしておられると思いました。

その日はその子の道場の指導者が来ていなかったので、今日の稽古のときにそのことを伝えました。うれしいことです。

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この春剣道を始めた子供たちに六月から一斉に剣道着と袴を着用させました。それに先立って父母にも立ち会ってもらって稽古着と袴の着方を指導しました。小学校低学年では後ろで紐を正しく結ぶのは難しいことですが、みんな真剣です。がんばってやりました。剣道着をはじめてきるというのはうれしいのですね。


最後に袴のたたみ方になりました。最初にわたしが自分の袴をたたんで見せました。ひもをきちんと組み上げてたたみ終わったところ、こどもたちが、感嘆の声を上げたのです。オッとも、ワッともつかない声でした。目を輝かせて見ています。みんなもできるようになるよといって、みんなが着けていた袴を順にたたんでゆき、紐を組み上げていきました。みんな自分で着用し、たためるようになりました。


こどもはほんとにわたしたちが何気なくやっていることにも、新鮮な興味を持って見ているのですね。そしてその事が出来るようになることにやりがいを感じています。難しいことも順序を示せばちゃんとできます。わたしも新鮮な感激を得ました。

古武道 甲源一刀流

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4月29,30日秩父・両神地区にある甲源一刀流の宗家へ剣友会有志10名で形を習いに行って来ました。わたしたちの剣友会には昔秩父の小天狗と呼ばれた加藤長吉郎先生というかたがおられました。その方が甲源一刀流を修められ、甲源一刀流がその先生の剣道の核ともいえるものとして、その源流をたどり、直接習おうというものです。


現在の日本剣道形は太刀7本小太刀3本が制定されていますが、これは明治時代に全国の剣道各流派から著名なものを集めその中から選定したものと云うことになっております。したがって全国には各流派が命を懸けて編み出した形、業があるわけですが、既に失われてしまったものも沢山あるのではないかと思われます。


剣道の形は書いたもので残っていても、やはり人がその業を使いこなすまでに修行して残さないと真の姿は残りません。たとえビデオでも残していて、何をねらい、なにを考えてその形を打っているかや、なぜその形や動作になるのかということはわかりません。実際に修行してみて、理合いを尋ね、足らぬところを指摘されてはじめて理解できることが沢山あります。


剣道の業は武道であっただけに、一子相伝とか、秘中の秘とか、免許皆伝ではじめて奥書を渡すとか、一般に公開しない性質のものであっただけに、その伝承は困難になってきています。甲源一刀流は長剣20本、短剣5本あったということですが、すでに短剣5本は失われたと云うことです。


甲源一刀流も明治初年には門弟3000名で靖国神社に掲額を奉納したということで、その時の資料が残っており往時の繁栄がしのばれますが、今は宗家を中心に伝統を守っておられます。農業のかたわら、剣術の修行に勤しんでこられたれたということで、幸い、いま我々がお願いすれば教えていただくことができるわけです。宗家には江戸時代に立てられた道場と、家の近くに墓地があり、そこには初代から代々の墓があり、稽古の前にお参りをさせていただきましたが、現在の10世まで連綿と受け継がれてきた形を習うと云うことに気の引き締まる思いがしました。

現在建物は埼玉県の指定文化財になっていると云うことでですが、戸主制度は既になく、家中心の制度から個人中心の制度になっている現在、こういう文化を当主が守っていくのは容易なことではありません。


加藤先生は原稿用紙約1000枚に及ぶ剣道夜話という遺稿があり、いまこれを読み解いて出版しようとしています。わたしもその一部を分担しておりますが、甲源一刀流の形を習うことにより、加藤先生が遺稿で言っておられることが具体的に判ることが沢山あります。


昨年もお訪ねして教えていただき、わたしは今年二度目でした。一年間修行したことを、見ていただき直していただくということです。直接10世とお手合わせいただき、よい修行ができました。日本剣道形の加え、甲源一刀流20本を何とか我が物にしたいと思っております。日本文化の背景の背骨にはこういったものがあるわけで、その担い手の一人になれれば大変幸せであると思っています。

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