夢の囁くままに

ひとり寝の帳の中で、ひそかに夢魔が魅せてくれるような、そんな官能詩を書いてみたいと思いました。

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春の日差し
 
久々に薄絹を纏い
 
誰もいない、窓辺にくつろげば
 
白磁の器
 
揺らめく紅茶の香り
 
そして、揺蕩うわたし
 
「どこにいけばいいの」
 
誰にも問えない想い
 
 
 
木製のソファ
 
広がる私の海
 
シルクの波に細い指を滑らせて
 
わたしを確かめる
 
滑らかな肌の感触に隠れて
 
柔らかな肉の感触に隠れて
 
指先にさえ震える
 
わたしの中の悪魔
 
 
 
春の日差しの中で
 
外される、いくつかのボタン
 
滑りゆく指先
 
わたしの愛撫に震える乳房
 
欲望のように固く膨らむ、わたしの乳首
 
滑りゆく指先
 
柔らかく、淫らな毛の感触
 
その奥の蜜を満たした花びら
 
 
 
「どこにいけばいいの」
 
誰にも問えないままで
 
その想いの内側に孕んだ欲望が
 
わたしを追い詰めていく
 
慰めるほどに生まれ落ちる
 
刹那の悦び
 
蓄積されていく餓えた欲望
 
「どこにいけばいいの」
 
 
 
窓際
 
風を孕んだレースのうちに
 
押し殺して、ひそかに上り詰めるからだ
 
果てる刹那
 
越えられない向こう側を垣間見て
 
また、ひとつ、深層の沼地へと
 
欲望を沈めていく
 
「どこへいけばいいの」
 
 
 
いつのまに、肌蹴た乳房
 
乱れたスカート
 
濡れた下着
 
半ば開いた唇、乱れた呼吸
 
震えたままの内腿
 
それでも、残したままの埋火
 
「どけへいけばいいの」






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