夢の囁くままに

ひとり寝の帳の中で、ひそかに夢魔が魅せてくれるような、そんな官能詩を書いてみたいと思いました。

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花狂い





さくらの花が 咲く頃は 浮きたつものに 急かされて
 
悪戯ごころ 戒めた 縛りもとけて しまいます
 
素肌に羽織る うす絹を ニットで隠し 人波を
 
歩けば、白き 柔肌を
 
見送る人の 淫ら眼に 乳房の透けて ゆくようで
 
胸の高鳴る 苦しさに 甘い吐息を 漏らします
 
 
 
さくらの花に 導かれ おんな心も 匂い咲き
 
散らすつもりの この花を あずける人を 探します
 
浅く微笑む 唇の 紅を直して より赤き
 
花を咲かせて 誘えば
 
ケモノの群れの ふためきの 中に、惹かれる 壮年の
 
スーツの似合う 狩り人の 強い視線を 覚えます
 
 
 
誘い、誘われ 夕暮れの
 
そぞろ歩きの 道すがら
 
話す言葉は 穏やかに 積りゆけども その影に
 
秘めて、隠した 欲望が 静かに絡み 縺れます
 
やがて、途絶えた 人影の
 
さくらの下の くちづけは 甘い香りを 燻らせて
 
いまを、湧きたつ 愛欲の 誘い水へと 変わります








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