|
最後の最後に、
番外編としてJTBでお世話になったガイドさん3名をご紹介。
それぞれがキャラが立っていて面白かったからだ。
レンボンガン島へのツアー時は、
日本語の話せるドライバーさんに港まで送迎してもらい、
あとは日本語の流暢な5名のスタッフにマングローブの森や
シュノーケリングなどのお世話をいただいたが、ここは省略。
その翌日の、
ウルワツ寺院を見てからケチャックダンス鑑賞のときは、
とても社交性のあるAさんがガイドだった。
ホテルに迎えに来たときから満面笑顔で、
日に焼けた肌に、真っ白い歯が印象的。
車の中でもよくしゃべるしゃべる。
それが面白くて面白くて、ついこちらもインタビューモードになってしまった。
たとえば、
私たちが泊っていたムリアホテル建設の背景。
ここではあまり詳しくは書けないけど、
政治的に汚れたお金で建てられたこと。
建築物を建てるときはバリの風土に合った建物でなければならないのに、
このホテルだけは超近代的な建築物であること。
だから、建設前は地元住民の反対運動があったことなどなど。
オバマ氏がバリ島に滞在中であることもAさんからの情報だった。
さらに、アメリカの現大統領・トランプ氏が、
バリにもゴルフコース付きのホテルを建設中であること。
もともとあったホテルを居抜いてゴルフコースも作り直していることも。
またAさんは、日本人のお友だちが多くて、
つい最近も日本に行ってきたばかりであることや、
日本で仕事することも思案中だけれど、
バリ在住のお年寄りたちが、
「電球を取り換えて」「棚を作ってほしい」「ドアが壊れた」
などとしょっちゅう頼んできて、自分も世話するのが好きだから
「日本には行かないで」と言われていることも語ってくれた。
バリは昔は農業と漁業の貧しい島だったけど、
観光地として注目されるようになってからは観光産業が急速に発展し、
島に残る若者の多くが大学や専門学校で観光業を学ぶこと。
自分も専門学校で観光業と日本語を学んだことを話してくれた。
そうこうするうちに目的地に到着。
実はこの日、私たちはモーニングビュッフェでお腹がいっぱいになり、
昼をパスして、夜、ホテルの中華レストラン「Table8」で
ムリアリゾート最後の晩餐をする予定だった。
が、Aさんが人懐っこい笑顔で、
「寺院は小さくてすぐ回れるし、ケチャが始まるまでかなり時間があるから
先にご飯を食べちゃったらどうですか?」
と提案してきた。
ナシチャンプルーのいいお店を知ってるから連れて行ってくれると言うのだ。
私たちはあっさり路線を変更したのだが、
JTBの契約書には確か、ガイドが一緒に食事をすることはないし、
彼らの食事代も気にしなくていいと書いてあったはず。
だけど、Aさんは
「僕も一緒に食べちゃいますから」
と言って同じテーブルにつき、ずうっとしゃべり続けた。
ローカルフードの店なので、
ナシチャンプルーは300円位とのこと。
私たちはビンタンビールも頼んだから2人で1000円ちょっとだろうと思ったが、
Aさんは、自分が会計してくるから約1700円用意してという。
会計後、お釣りはもらったけどレシートはなし。
ちなみにAさんはナシチャンプルーとミネラルウォーター。
これって、???
結局、寺院を見る時間はなくなってしまった…。
でも、顔の広いAさんはどこへ行ってもみんなから声を掛けられ、人気者だった。
あの笑顔に免じて変な勘繰りはよすことにした。
ムリアから星のやへの移動日のガイドは、
Sさんという50代前半の女性。
細身で、3人の食べ盛りの息子さんのご飯を作るだけでもたいへんと、
毎日生活に追われている印象の人だった。
でも、3人の母親だけあって面倒見がいい。
今回の旅行は、ホテルステイとシュノーケリング、
夕陽の見えるウルワツ寺院でケチャを見るのが主目的で、
あとは行き当たりばったりで楽しもうと思っていたので、
移動しながらの観光は、むしろSさんのオススメに乗っかろうと考えた。
そう告げると、
まずは「バテッィクの工房はどう?」と言う。
もともと好きなエスニック柄。
いいのがあったらテーブルランナーやタペストリーなども買って帰りたい。
が、店に入ると一人の女性店員がやたらと日本語であれこれ勧めてきて、
じっくり店内を見て回りたいのにちょっとうっとおしい。
Sさんはというと中庭の涼しいベンチで待っていて、
そのうち夫も飽きてSさんの隣りへ。
私は、女性店員とともにざっくりと見て回ったけれど、
お土産のハンカチときんちゃく袋を買うにとどめた。
隣りで女性店員の「チッ」という舌打ちが聞こえたような聞こえなかったような(笑)
ちなみにこういう店の値段は、
本来の価格に紹介者のマージンが上乗せされているという。
つまり、私が高価なものを買えば買うほど、
Sさんにとってもお得という構図だ。
次に案内されたコーヒー園もそうだ。
私たちはめずらしいコピルアックを500円で試飲できたし、
バニラやカカオ、ココナッツといろんな味のコーヒーや紅茶も無料で飲めたし、
ジャコウネコの赤ちゃんにも会えたので文句はないが、
緑のオアシスで癒されたあとのゴール地点にはショップが待ち受けていて、
ここで気に入ったコーヒー豆が購入できるようになっている。
夫は一番高いコピルアックを購入。
当然、Sさんにも恩恵はあるはずだ。
その後、スーパーに寄ってもらい、
星のやは泊るのが精いっぱいで、
食費はどうにか安く済ませたい旨を告げると、
Sさんは「わかる、わかる。私たちだってよくやります」と、
仕事モードよりは主婦の顔になって、
自分もちゃっかりスーパーでお買い物。
お昼はインドネシア、和食、イタリアンのどれがいいか聞かれたので、
夫と私が「イタリアン!」と同時に叫ぶと、
見晴らしのいい、ウブドらしい光景の広がる店にご案内。
もちろん、Sさんは同席しなかった。
(左がSさんで、主婦同士、親近感が湧いた)
残念ながら、私が頼んだアーリオオーリオは、
パスタというよりはニンニクの効いた焼きそばみたいだったけど(笑)
このあとゴア・ガジャを見て時間どおりに星のやに着くと、
ラストデーにもしJTBを頼むんだったら、
電話かラインしてとメモを渡された。
後で知ったことだけど、ガイドさんたちは歩合制なのだそうだ。
Sさんはなかなかかわいい女性だったけど、
最後の日はAさんでもSさんでもない人がいいかなと思い、
結局は星のやの日本語スタッフからJTBデスクに直接電話してもらった。
そこで当日やってきたのがEさん。
これがとっても大当たりだった!
出しゃばらず、誠実で、人当たりがソフトで、心底優しい40歳の男性。
息子と娘がいて、最近息子に大きなカイトを買ってあげたから、
休みの日は凧上げが楽しみと語るその顔はどう見ても善人。
だから、この日は午後12時に迎えに来てもらって、
途中フリータイムこそあったものの、
最後は空港に午後10時に送ってくれて、
自分はこの後ドライバーと会社に戻り、
自宅に帰りつくのは12時過ぎかもと言うのだけれど、
自分の疲れよりも私たちの体や無事を心から気づかってくれて、
別れ際はちょっと切ないほどだった。
(ジンバランのビーチでEさんと) いろんなタイプのガイドさん、
ムリアホテルの日本人女性スタッフ2名、
星のやの支配人はじめスタッフの方々と
すごくよくしてもらったおかげで、今回の旅行は期待以上のものだった。
星のやをチェックアウトしてJTB車に乗り込んだとき、
私たちが見えなくなるまで手を振り続けてくれた初海さんたちの姿が
今も目に焼き付いて離れない。 |
海外編〜2017バリ島
-
詳細
コメント(14)
|
バリ最終日は、デンパサール空港0時55分発。
個人旅行の場合、どう過ごすかが思案のしどころだ。
今回の旅でさんざんお世話になったJTBの冊子をめくっていたら、
帰国日のツアーがいくつかあって、
その中の「フリータイム&マッサージ&ディナー」が目に留まった。
13時にホテルに迎えに来てくれて、
(星のやはウブド地区でもかなり奥まったところにあるので
12時にお迎え。プラス料金も発生した)
西海岸の行きたいスポットに連れて行ってくれて、そこで4時間のフリータイム。
その後、タイ式マッサージで全身をほぐし、
最後はジンバランのビーチにあるホテルレストランでディナーを食べて空港へという
珠玉のコースである。
珍事はマッサージ処「ラヴィ」で起きた。
日本語で書かれた説明書にサインし、
施術着を渡されたときのことである。
夫が急に
「ぼく、海で泳ぐかもしれないと思って
パンツを履いてないんだけど、
素肌で直接施術着のズボンはまずいでしょ?」
と言うのだ。
まず、パンツを履いていないカミングアウトもビックリだったが、
その理由もわけわからない。
施術スタッフはみな女性なので困った顔をした。
だけど、日本人はみなお金を落としてくれる神様だ。
「それなら、短パンの上から施術用のズボンをお履きくださいませ」
と営業スマイルになった。
まさか突然のバリバラで、
昼食先のトイレでパンツを脱ぎ捨てたなんて誰も想像しないだろう。
妻である私も、夫の妙な言い訳を聞くまで、
彼がノーパンでスミニャックの街を歩いていたなんて知らなかった。
「ワルン・オチャ」で会計を済ませているとき、
トイレに行った夫がなかなか出てこなかったので、
倒れているのではないかと心配はしたけれど…。
まさかね…。
彼が履いていた短パンは真っ白で、うっすら中が透けて見えるタイプ。
スミニャックでショッピング中、誰か透けて見えてしまった人がいるかもしれない。
わいせつ物陳列罪で捕まらなくてよかった!
夫が余計なことを言わずに黙って施術用のズボンをはいていてくれたら、
誰も知らずに済んだのに…。
とにかく、初めて受けるタイ式マッサージは、
体の芯から脱力し、身も心も軽〜くなった。
私は何度かまどろんで、
足の裏をパンッと叩かれた瞬間、目が覚めた。
カーテンの隣では同時進行の夫。
ときどきイビキが聞こえた。
最後は施術師が背後に回って、
エビ反りを仕掛けてくる。
脊柱管狭窄症の夫がギックリにならないか一瞬心配したが、
これも難なくクリア。
ソフトなエビ反りは痛くなく、逆に気持ちがよかった。
みんなで記念撮影をして、最後はジンバランのベイホテルへ。
夜のビーチサイドはかなりロマンチックだ。
寄せては返す、波の音。
空には月、海面にはその月明かりが揺れている。
遠くに見える街の灯。
おまけに、遠くの空に花火まで上がった。
最後のビンタンビールも、マッサージ後の体に染みわたっていく。
食後は、デッキチェアで時間の許す限りくつろいだ。
満天の星の中には、南半球でしか見れない南十字星が。
ああ、なんという旅のエンディング。
夫の余計なカミングアウトがなければ、実にパーフェクトだった!
|
|
実はお恥ずかしい話、夫も私もバリバラを患ってしまった。
バリバラとは、いわゆるバリの菌が無菌の日本人のお腹を攻撃することを指し、
重症な人は旅行前半にやられてせっかくの旅行が台無しの場合もあるとか。
私たちは終盤に「あれ?」という感じになり、
でも軽傷で済み、
日本に帰った途端、気が緩んだのかトイレ通いが始まった。
へたに薬で止めるより、早く菌を出し切った方がいいとのことで、
昨日今日は外出を控え、おかげでだいぶ落ち着いた。
なわけで、在宅のうちにバリ旅行記を一気にアップ。
月曜からは夫はまた週の半分を大田区で過ごし、
私は卓球、英会話、そして7月中旬からいよいよ夏の陣が始まる。
今年は新百合ヶ丘を中心としたグルメ本の取材だ。
おそらくこれが私の人生最後の取材行脚となるはずで、
体調を整えて、気持ちもきりりと締めていきたい。
さてさてしつこいようだが、
初の「星のや」潜入は刺激的だった。
(最後の時間を惜しむように訪れたライブラリー)
(ドリンクの無料サービスが受けられる、個室状のガゼボ。
山の傾斜を利用して、5〜6室ある)
パッキングを済ませ、スタッフに荷物を運んでもらった後は、
山の空気を満タンに取り込みながら、
コーヒーとアイスティーを飲んでチェックアウトまでの時間をゆっくりと過ごした。
最終日は夜中の0時55分発成田行きで帰国だ。
朝から夜中までたっぷりと時間はある。
星のやのチェックアウトは昼の12時ジャスト。
そこで、滞在4度めのJTB利用で、
12時にホテルに迎えに来てもらい、
スミニャックで昼ごはん&お買い物(これは完全フリータイム)。
夕方は、ジンバランの浜辺で夕日を見て、
その後タイ式マッサージを1時間半受け、
体をほぐした後はジンバランベイのレストランでコースディナー。
そして、最終的にデンパサール空港に送ってもらうという
願ってもないツアーに申し込んでおいたのである。
しかも、この日のツアー参加者は私たちだけだったので、
まるでお得なチャーター車のようだった。
そのうえ、日本語ガイドは見るからにピュアな40歳のインドネシア人。
すっかり打ち解けて、
渋滞にはまるとあっさり路線変更をしたり、
私がお昼に希望したレストランに電話をかけてくれて、
場所が移転したとわかると、
ほかの感じのよいワルン(気軽に郷土料理が食べられる店)を見つけてくれたり。
(るるぶにも載っているワルン・オチャ)
私はまたまたソト・アヤムをリクエストし、
夫はハンバーグを頼んだ。
前日とはまた違ったおいしさで、 店によって味の特徴があるようだ。
スミニャックはこじゃれた路面店が多く、
食後は自宅用のクッションカバーを買ったり、
お土産の工芸品を買ったり。
4時にはJTBのガイドさんが迎えに来てくれて、
ジンバランベイへと繰り出した。
最終日は快晴。
西岸の海は気持ちがよかった。
浜辺には海の家ならぬレストランが立ち並び、
「前はバラバラの建物が多かったけど、
バリの州長が土地全体を買い上げて整備し、
区画をテナントにしたらこれが大成功」
とガイドさんが裏話を披露してくれた。
その様子はまた今度。
なにしろ、バリバラが始まっていた夫は、
「ワルン・オチャ」でワケあってパンツを脱ぎ捨てたらしく、
マッサージのとき施術着に着替えるのだがひと波乱!
さぁ、どんな珍事が待ち受けていたのでしょうね。
|
|
「星のや バリ」には夕方のチェックインだったため、
撮影時は白熱球の明かりが灯っていたが、
陽の光の下ではまた違った印象だ。
室内もちょっと紹介。
宿に泊まっているというよりは、
誰かの家、もしくは誰かの別荘に泊まっている感じ。
旅行に行くときは、夫はきまってiPodと小型のスピーカーを持っていくが、
部屋にはBOSEのスピーカーが供えられ、
Bluetoothで私のiPhoneの音楽も聞くことができた。
ダイニングテーブルでは部屋飲みをしたほか、
夫が早々と眠ってしまった後は、
持参したSURFACEでせっせとブログを更新。
その辺は、自宅にいるときとほとんど変わらない光景だ。
星のや2日目の朝は、40分間の無料ヨガに参加し、
身も心もナマステ状態になったあと
レストランで朝食を済ませ、
11時発のシャトル便でウブド中心部にあるプリ・ルキサン美術館まで送ってもらった。
ウブドには寺院や美術館がたくさんあり、
芸術の村と呼ばれるだけあって、アートギャラリーも多い。
なので、夕方まで過ごし、夜ご飯も済ませてからシャトル便で帰るつもりだった。
が、インドネシア本島の大型連休とあって、
どこへ行っても人、人、人。
工芸品専門店やウブド市場、ショップなどを見て歩いたら
夫も私も歩き疲れていったんお昼休憩を取ることにした。
星のやの日本語スタッフにあらかじめ教えてもらってあった
インドネシア料理のおいしい店「Ibu Rai」で、
夫はカレー、私はソト・アヤム(鶏肉や野菜たっぷりのエスニックスープ)、
それと、一度は食べてみたかったサテ(焼き鳥のような味)を注文。
(疲れていたので、グリーンの見える席でラッキー)
(真ん中がサテ、手前がソト・アヤム)
食事中、外でパトカーのサイレンが聞こえて
「何か起きたのかな?」
と思ったら、誰かが「オバマ!」と叫んでいた。
アメリカの前大統領オバマ氏が家族でバリを訪問中のことは以前も書いたが、
パトカーで警護されながらウブドにやってきたのか、
はたまた滞在中のフォーシーズンズ アットサヤンに帰るところだったのか。
私は店を飛び出してオバマ氏を見たい衝動に駆られつつも、
誰もそんなことをする人はなかったので、
仕方なくソト・アヤムを食べ続けた。
オバマファミリーは川下りなどもして楽しんだようで、
メディアにもその様子が取り上げられたとか。
とにかく、ウブドの繁華街を半周しただけで
私たちは宿でまったりしたくなり、
シャトルバスが来るまでの間、
プリ・ルキサン美術館でバリの絵画を見るにとどめた。
|
|
無事日本に帰ってきた。
空港に降り立つと、
日本は梅雨真っ盛りで、どんよりと重い雲に
肌にまとわりつくような湿気。
それでも、テロもなければ事故にも合わず、
楽園バリを満喫して帰った達成感は大きい。
島の南東海岸沿いに立つ「ムリア リゾート」4泊、
ウブドの山合いの隠れ家ヴィラ「星のや バリ」2泊は
程よいチョイスだった気がする。
「ムリア リゾート」の快適さは散々書いたが、
今年1月20日にオープンしたばかりの「星のや バリ」についても
少し触れてみようと思う。
バリ南東の「ムリア リゾート」からウブドの山奥にある「星のや バリ」までは、
めぼしい移動手段はなく、
とりあえず無料送迎バスでデンパサール空港まで送ってもらい、
そこからタクシーか公共バスでいったんウブドの繁華街まで行き、
繁華街から星のやの無料シャトルバスに乗って宿まで行けば、
タクシーかバス料金しかかからないから安く上がる算段はあった。
が、60を過ぎたじいじとばあば。
重いスーツケースと使わずじまいのシュノーケルセットを持って乗り換え乗り換えはキツイ。
もしも星のやさんにデンパサール空港まで来ていただくとすると、
600,000ルピア(日本円で約5,048円)かかる。
そこで、効率よく移動しつつ、
途中、観光地もいくつか寄りながら午後4時に星のやに到着するために、
JTBに日本語ガイド付きチャーター便を頼んであった。
重い荷物はバンに乗せたまま、
観光方々最終目的地までたどり着けるのはありがたい。
(あと10歳若かったら、安く上げようと乗り継ぎを選択しただろう)
この日のガイドは50代の現地女性。
日本語が上手なうえに、
わが夫のつまらないギャグにも大笑いしてくれる。
どこかおススメを聞いてみると、
バティックの工房はどうかと言う。
かつてはエスニックなインテリアに興味のあった私は、
エスニック柄の布にも興味がある。
二つ返事で寄ってもらい、
次はおススメのコーヒー園。
町中なのにそこはひんやりと涼しい空気が流れ、
まるで砂漠の中のオアシスのように癒された。
コーヒー好きの夫は、ジャコウネコの糞に紛れたコーヒー豆を焙煎した
コピルアックをテイスティングののちショップで購入した。
その後、お約束のスーパーマーケットに寄ってもらい、
食費を浮かせるための食材とビールとワインを購入。
スーツケースにしっかりと忍ばせて、
ウブドらしい光景が広がるイタリアンの店でランチした後、
ゴア・ガジャという有名な寺院遺跡を経由してやっと星のやに到着だ。
前もお話しした通り、
ラマダン明けのインドネシア本島から、
飛行機で車でと家族連れが大挙してバリに旅行に来ているため、道は大渋滞。
車で来る人はフェリーを使うらしいが、
バリに来てから車をレンタルして観光地を巡る人などもいて、
道路という道路が車であふれかえっている。
星のやの宿泊客は日本人ばかりだったが、
インドネシアに赴任中で、休暇を利用して旅行に来たファミリーや、
赴任が長くなり、一人暮らしがつまらなくなって、
婚約者を呼んで入籍し、新婚旅行として星のやに5連泊という新婚カップルもいた。
「お金持ちね〜」
と言うと、
「5連泊以上で宿泊代半額セールがあったので、
オープン当初に予約したんです」
と新妻がうれしそうに笑う。
レストランは高いから、毎日シャトルバスでウブドまで買い出しに出かけると聞いて、
急に親近感を覚えた。
とにかく、何も考えず、山の景色にうつつを抜かし、
しかも洗練されたデザインに身を任せ、
たまに泳いだり、朝はヨガに参加したり、落ち着いたライブラリーで本を読んだり、
気ままに過ごすにはもってこいの環境である。
(フロントからすぐのロビー)
(冷たいタオルとよく冷えたドリンクでウエルカム)
(チェックインが終わってお部屋に案内された頃には
陽が傾きかけ、母屋の明かりが温かかった)
(専用のガゼボから浴室とその向こうの洗面台を望む)
(屋根の付いた専用ガゼボ=西洋風の東屋)
(ガゼボの隣にはこんなものまで!)
(玄関扉を開けると、植栽が植えられたアプローチがお出迎え)
(外階段を降りるとそこにもくつろぎスペース。
ここは川のように続くプールに直結していて、
24時間いつでも泳げるそうだ)
チェックアウトの際、
サービスマネージャーの方と日本語でお話しさせていただくと、
バリの星のやはまだまだ認知度が低く、
最近やっとメディアに紹介してもらえるようになったという。
中山秀征が司会を務める「シューイチ」という番組が取材に来て、
7月2日と9日の二週にわたってオンエアとのこと。
また、私たちがチェックインした日に、
テレ朝の「旅サラダ」も収録に来たらしい。
宿泊費は決して安くはないけど、
知名度が上がってなかなか予約が取れなくなる前に訪問できてよかった♪
|





