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二胡の音色

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演奏時に自分の二胡をどういう音色に持っていくか?
明るい音なのか?
しっとりと柔らかな音なのか?
芯の通った遠くまで届く音なのか?
それともバイオリン系の音なのか?
みなさんはそれぞれご自分の理想の音というものをお持ちだと思います。

・・・である程度は二胡の音色をコントロール出来ないとダメであります。
以前から何度も書いてますが・・・「駒」を替えることによって二胡は驚くほど音が変わります。
この「駒」の材質によって明るい音にも柔らかい音にも軽い音にも重い音にも変化します。

そこでボクの場合はこの「象牙駒」を使ってます。
(上の写真を見てくんろ・・・ややっ!?駒割れてる!!)
「象牙駒」は木材などよりははるかに重く硬い材です。
ですから弦の振動は非常に安定します。

例えばお正月なんかコマを回して遊ぶでしょ?
(今はそんな人おらんやろ)
柔らかい砂地の上で回すコマより硬いアスファルトの上で回すコマの方が安定しますよね。
ずっと長時間回るはずです。
二胡の駒も同じであります。
柔らかな材の駒より硬い材の駒の上に乗っている弦の方がはるかに安定します。
(安定することが良いっていう話では無いです)
より長く鳴るはずです。

「象牙駒」の特徴は・・・

.▲織奪の音を抑えます。
でもその分、音の伸びが良いのです。
これは独特の感じがあります。
木の駒を「もめん豆腐」に例えると象牙の駒は「絹ごし豆腐」です。

▲競薀競蕾擦猟禪困妨果があります。
硬いアスファルトの上で回るコマは静かに回るはずです。
アスファルトという硬い地面の上が非常に安定しているからです。

もちろんザラザラ〜という音も二胡の魅力の一つです。
それもすごく良い味わいがあるのですがザラザラ音がキツ過ぎる二胡が多いように感じます。

H音が遅くなります。
これは良い面でもあるし悪い面でもあります。
象牙駒が重い分、弓を引くのに少し力が必要になります。
しっかり弓を引いてやらないとちゃんと音が出ません。
でも逆にこれが良い面でもあります。
非常に滑らかな出音になります。
滑らか〜に弾きたい人には武器になるでしょう。

以上であります。

ボクの使っている象牙駒は・・・

鳴りを抑えて、よりザラザラ音を取り、より滑らかなな音が出るように作っています。
パッと聴いた感じでは少しこもっているような音です。
でも実際ステージで演奏する場合にはマイクで音を取ります。
マイクで音を取った場合二胡のザラザラ音がすごく目立つのです。
これは聴いているお客さんの耳を直撃するような音に感じます。
ですから普段からあまりザラザラ言わないようにまったりとした味付けをしてあります。
でもザラザラ音を減らそうと思えばどうしても音量は減ります。
逆に音量を増やそうと思えばザラザラ音も増えます。
要するに「雑音」と「鳴り」は相反する関係にあるのですね。

ではでは。

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お教室のメンバーさんにお一人、むらやま工房作の象牙駒を使っている方がいます!
ザラザラする音がない本当にとっても滑らかな音。
素敵でした♪
あと、とってもピカピカでビックリしました。
どうやったらあんなにツルッツルのピカッピカになるのでしょう!!
ステキな駒でした♪♪ 削除

2009/5/14(木) 午後 10:01 [ 胡うさぎ ] 返信する

胡うさぎさん。
えー、そうなんですかぁ!!
象牙は磨くとピッカピカになって美しいのですよ。
私の愛の結晶であります。
その方に宜しくお伝えください。むらやま

2009/5/15(金) 午前 8:21 [ muracho7 ] 返信する

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