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原作田中桂さんのカナンコラボです。
狂王はゆきちゃんに案内されて地方都市の海岸べりに宝探しにいくことにした。実は女性トレーナーの父親も古銭さがしに金属探知機を買ったようなのであるが、ゆきちゃんは純粋な心を持っているので古銭なんて興味がないのである。この間もお宝鑑定番組で出てきた古銭を女性トレーナー父の目の前で「ボロ小銭」とバカにして怒られたのである。
「ねー狂王。海岸にはきらきらした宝物とかきれいな貝がらの宝物とかが転がっているんだよ。なのに花代のおとーさんは古銭なんてガラクタ集めて喜んでいるんだよ。」
ゆきちゃんは肩に狂王とコスモッグをのせて楽しそうに語り掛ける。
「そうだな…。それにしても…、お前には金銭的価値なんて言葉はわからないのかもしれないな…純粋すぎる」
狂王は半ば呆れて独り言のようにつぶやく。
海岸べりが近づくと潮の香りが風に乗って漂ってくるようになる。それとともに波の音も耳に響いてくるようになった。
「おおう!街に待った海というものが近づいてくるようなだ」狂王はゆきちゃんに負けないぐらいの無邪気さではしゃいだ声を上げる。実は狂王はカナン時代には側近として各地の民族の優秀な人間を側近として登用していたのである。その中には海の近くの民族の人間がいて大まかな海の情報を聞いていたのである。各地の優秀な民族の登用はのちの大帝国の運営に大きく活かされることになる。
水平線こそ見えないものの白砂青松のしまなみともいえる景色と行きかう大型船の瀬戸内の海は見るだけでも狂王の心を弾ませた。
そして宝探しのほうも捗った。集まったのはおなじみ浜辺のお宝シーグラスだった。シーグラスは空き瓶のガラス破片が波の力によって丸くなったものである。狂王、これをアクセサリーにしてお妾さん一同にプレゼントする気である。
狂王の海バカンスはまだまだ続きます。
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