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『香美町寺社建築めぐり・村岡編』
11月22日(土)に、村岡区内の神社を巡る企画があり、参加してきましたので報告します。当日は、約40名の参加者が、マイクロバスなど3台に分乗し、4ヶ所の神社を訪れました。
講師は、神戸大学大学院教授の、黒田龍二先生です。「香美町寺社建築調査報告書(香美町教育委員・香美町歴史文化遺産活性化実行委員会)」をまとめた先生です。
今日は、報告書をまとめた先生がどんな人なのかなと楽しみに来ました。はじめに、一般的な神社の種類や造りなど、基本的な事を教えてもらいます。難しい話だったらどうしようと思っていましたが、黒田先生の話はとても分かりやすくて、一安心です。建物の屋根は、端を「妻」と言うらしいのですが、普通、妻と言えば、嫁さんのことで、端どころか、大黒柱ですよねと冗談も話されて、みなさんの笑いをとっていました。
今回の企画では、普段は閉まっている本殿が開けられて、なかなかない貴重な機会です。初めて中を見ることができました。先生も写真を撮っていましたが、専門家だけあって、本当に好きで教授をされているんだと尊敬します。先生、本当に好きなんだなって思いました。
1番に訪れたのは、村岡区口大谷にある「熊野皇神社」です。こちらは、黒田先生が入ってすぐに気に入ったとのことで、ポイントは、お堂だそうです。昔、寺と神社は別々にとお触れがあり、神社と寺が一緒になっていたところは、寺がなくなったはずなのですが、熊野皇神社は、珍しく、残ることとなったようです。ちなみに、久しぶりに来ましたが、賽銭箱が新しくなっていました。
2番目に訪れたのは、村岡区森脇にある「森脇神社」です。外側の建物がきれいなので、古風な印象はないのですが、なんと、本殿は、1750年代に作られたものが現存している、ということで、村で大事に守ってきたところが、先生の目に留まったようです。龍の彫刻を始めとする、手の込んだ装飾が見られるのも、ポイントです。
3番目に訪れたのは、村岡区板仕野にある「郡主神社」です。こちらは、県指定文化財で、先生も太鼓判を押す、貴重な神社です。しばらくぶりですが、案内板が新しくなっていた他、手入れがされて見た目が変わっているところもありました。
先生曰く、床下に焦げた跡があり、焚き火をしていたのだろうとのことでした。いわゆる籠もりなどの祭り行事があったのではないかとのことでした。
神社は難しい場所にあることも多いのですが、郡主神社は、下から登れば、急な階段を行くことになり、道路沿いから手すりのついた道が設けられています。板仕野地区と萩山地区の両方が氏子で、両地区の人が行きやすいよう、それぞれに道がついています。聞けば、たいてい、近い方の道を使うのだとか。
ちなみに、大糠神社の横は、蘇武岳の登山口になっています。
観光協会のホームページでも、各地区の神社などを紹介しており、あちこち取材に行きましたが、説明を聞きながら見学するのは、また新鮮な感じがしました。
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2014年11月23日
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