旅日記(4)
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それにしても,今はもうなくなってしまった国の入国スタンプを,観光客に1マルクでサービスするとは,上手い商売を考え出したものだ。このスタンプを記念に押してもらおうと,たくさんのツーリストがこの店に群がり,行列ができたりしている。 そうなのだ!このように“自由経済”,いや“資本主義の後にやってくるべき社会主義”においても,そこで大切なことは,個人のアイデアとイニシアティブなのだ!そして,それらが真に「公共の福祉」に役立つように用いられるなら,それこそがベストなのだ! 自由で個性豊かな,更に,「公共の福祉」に役立つ,常に公共の利益を念頭に置いた経済。旧東ドイツの人々がいずれ自覚するであろう経済。かつてナチスドイツに,そしてソ連の覇権主義に蹂躙された経験などを基に,あらゆる形での独裁体制を拒み,労働者自らの手で凡人ワレサを元首(大統領)に選出する,徹底した民主主義国家ポーランド。 改革への生みの苦しみの混乱に喘ぎながらも,新しい道を模索するロシア・旧ソ連。そうした国々での人との出会い,友情,連帯!そして,今後発展の期待を抱かせる愛と希望! 1989年から92年にかけて,足掛け4年に亘って,激動の東ヨーロッパ,ソ連,ロシアを旅してきた。そして今,この旧ソ連,東欧に新しい春がやって来る! |
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ブランデンブルク門から,以前に壁のあった地点沿いに南へ下り,少し幅広い道を左折して東へ向かい,また細い道を南へ少し下って,フリードリッヒ通りとヴィルヘルム通りの境目の交差点を少し東へ行くと,かつての東西ベルリンの境界で,通り抜け地点であった「チェックポイント・ラリー」に出てくる。 |
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この広場から少し西に歩くと,マルクス・エンゲルス広場に出る。その広場の中央に,カール・マルクスとフリードリッヒ・エンゲルス,人間の生きる社会の発展法則を世界で始めて科学的に分析した“偉大なる”2人の人物の銅像が建っている。 |
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ドームの外に出て,ちょうど目の前,旧東ベルリン市庁舎前の広場では,キリスト昇天祭の祝賀行事であろうか(「歩き方」の92年度版では,今年は5月28日がキリスト昇天の日となっているので,少し早い気がするのだが),あるいはまた,それとは別の行事なのかはちょっとわからないのだが,キリスト教関係のお祭りや集会が行われており,何万人というぐらい大勢の人が参加していて,とても賑やかである。 |





