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サモア独立国は、フィジーの北東に位置しており、国土面積は2、934平方キロメートルであり、主としてサバイ島(58パーセント)とウポル島(38パーセント)から構成されている。気候は熱帯性高温多湿であり、乾季と雨季に大別される。
気温は20〜30度、年間降水量は平均2、880ミリメートル、年間平均日照時間は2、500時間である。サイクロンはときに大災害を引き起こし、バイオマスエネルギー開発には大きな障害となっている。
人口は約18万人で、その分布はウポル島76パーセント、サバイ島24パーセントであり、年間平均増加率は0.5パーセントである。ニュージーランド、オーストラリア、USAへの移住が多い。
エネルギー消費に関する京都議定書については、ごみの焼却や戸外での料理による大気汚染が問題となっている。
エネルギーの需給については、2001年には、93パーセントの家庭が電化されている。サモア電力公社(EPC)では、20、455戸の需要があり、その内85パーセントが家庭用で、平均月消費電力は104キロワットであり、全体売り上げの30パーセントを占めている。
EPCでは、ウポル島の5地点において、計8か所の水力発電所(950〜2、000キロワット)を有しており、総発電量は11.5メガワットである。その内アフリロダムのみ貯水式(総貯水量1、000万立方メートル、平均水深10メートル)で、他は流れ込式である。
さらに、EPCでは、発電量18メガワットのディーゼル発電所を有している。なお、乾季においては、水力発電能力は4.2メガワットと減少するため、総発電能力は22メガワットとなり、その81パーセントがディーゼル発電、19パーセントが水力発電となっている。
アフリロダムの取水口
2001年度の調査では、家庭で炊事に使用するエネルギー源の分布は、まき62パーセント、灯油14パーセント、液化石油ガス12パーセント、電気11パーセント、炭1パーセントである。
2003年度の調査では、石油の重要分布は、輸送45パーセント、発電30パーセント、商工業16パーセントおよび家庭2パーセントとなっている。
政府発表によると、1993年度におけるサモアでの温室ガス発生量は 102.8ギガグラムであり、2012年までに、再生エネルギーの開発によって、京都議定書の要求する温室ガス発生量を81ギガグラムまでに削減することは可能であるとしている。
サモア独立国に潜在している再生可能エネルギーとしては、サバイ島に存在する4〜5メガワットの地熱エネルギー、サバイ島シリ水系から得られる年間23.6ギガワットアワーおよびウポル島から得られる年間30ギガワットアワーの水力発電エネルギー、海岸部で得られる16キロワットの波力発電エネルギー、全島で得られる日平均単位平方メートル当たり5.0キロワットアワーの太陽熱エネルギー、風力エネルギーおよびコプラやココナツ油などのバイオマスエネルギーがある。
サバイ島とウポル島の間には、マノノ島とアポリマ島がある。マノノ島は、ウポル島から海底ケーブルで電気が供給されている。また、島民80名という小さな孤島であるアポリマ島のも、国連開発計画(UNDP)やデンマークの援助によって、13.5キロワットの太陽熱発電所が建設されており、電灯には不自由していない。
ディーゼル発電機
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