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サモアの家

 
「ファレ」と呼ばれるサモアの家は、楕円形、四角形または円形であり、屋根と柱でできており、壁のない建物である。蒸し暑いサモアの気候に適応した建築様式で、風通しがよく、過ごしやすい家である。屋根はラウの葉っぱで葺いており、柱はポオムリという木の幹で建てられている。
 
ファレは、仕切りのない大きな部屋で、家族全員で寝泊まりすることができる。居間や寝室に使う大きなファレの外に、仕事場として使うファレ、ウム料理を作成するために調理用に使うファレなどが広い芝生の中に点々と建てられている。床は、海から採取した小石を敷き詰めたもの、また、コンクリートやその上にタイルを貼り付けたものまで色々ある。これらの床の上にマットを敷いて寝ることができる。
 
雨風が強くなってきたときには、ファレの周りに、椰子の葉、わらやイグサなどの草でできた筵(むしろ)でできたシャッターを柱の周りに降ろすことができる。サイクロンなどの暴風雨が襲ってきても、十分に耐えることができる。最近では、壁のある建物やファレの発展型として外壁に代わる窓に、横に細長いガラス板を嵌め込み、風通しが良くなるように工夫されている。
 
写真に見るように、色々なファレがあり、暑くて蒸し暑いサモアの気候に適した住みやすい家である。居間や寝室として使われているファレの中には、テレビジョン、椅子、家具や冷蔵庫などが置かれている。裸電球が吊されたファレは、夜見ると大変ロマンチックである。
 
 
ビーチファレ & レストラン
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大抵の家の前には、家族の墓として長さ2.5メートル、幅1.5メートル、高さ0・5メートル程度の大きなコンクリート製の墓が一基〜二基横たわっている。アピア市内には、共同墓地もあるが、すべて土葬である。
 
広い芝生の中には、マンゴの木、バナナ、椰子の木、ブレッドフルーツの木などの樹木があり、木と木の間にロープを張り、家族全員の無数のカラフルな洗濯物をロープに掛けて干している
 
多少の雨が降ってもほったらかしで、そのうちに太陽が出てすぐに乾いてくれる。黒い溶岩の多い地区では、洗濯物を庭先の溶岩の上において乾かしている。溶岩の熱ですぐに乾いてしまうようである。
 
家の敷地面積は大変広く、アピア市内では、500坪〜1,000坪程度であるが、郊外に行くと1,000坪以上の大きさである。敷地には、ニワトリが10羽程度放し飼いにされており、また、飼い犬が1〜3匹おり、番犬として大いに活躍している。サバイィの家では、その外にを飼っているところが多い。
 
ビーチ・ファレは、海岸部に設置された海水浴客用の高床式ファレである。収容人数は2〜3人用が多く、多人数用のファレも最近建設されるようになった。屋根は椰子の葉っぱをワイヤおよびネットでくくり付けて風に飛ばされないようにしている。
 
柱は6本〜10本、床組は12本〜20本で砂浜の上に支えられて、高さ50〜100センチメートルである。ビーチ・ファレの賃貸料は40タラ(約1,600円)である。海水浴後、ファレでごろりとして、波音を聞きながら昼寝をしていると、大変心地よい。
 
夜は蚊帳を吊って、波と風の音を聞きながら、自然と一体となってぐっすりと寝ることができる。サモアでのビーチ・ファレは、ウポル島の南海岸およびサバイィ島の東および南海岸に点在している。
 
ファレの構造は、村の集会場として広く採用されており、サモア合同庁舎の屋上集会場やサモア国立大学の大講堂にも採用され、サモアの伝統的な建築様式となっている。
 
集会所として使用されるファレ
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