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サモアの果物としては、ヤシの実、マンゴー、ササラッパ、カカオの実、ジャックフルーツ、ロリーナ、サプタ、スターフルーツ、ライチ(ランプータン)、バナナ、パパイア、レンブ、パッションフルーツ、アビュー、アボカド、ビィー、スターアップル、ドリアン、マンゴスチンなどを挙げることができる。
椰子は、サモアのどこへ行っても見られる木であり、のどが渇けばヤシの実をとって飲むことができる。サモアの子供達に頼めば、器用にヤシの天辺までよじ登って、熟れたヤシの実を落としてくれる。写真に示すように、手頃な1メートルほどの鉄棒や木の枝を探してきて、地面に突き立てている。そこにヤシの実を突き刺して手際よくヤシのぶあつい茶色の繊維質の皮を剥いていく。中からでてきた白色の胚の部分を取り出してくれる。
胚の殻は硬いがブッシュナイフで穴をあけて、中のジュースを飲むことができる。飲み終わって、中からまわりに付いている白いゼリーのようなココナツミルクを食べるとなかなか美味である。茶色くなった胚の部分にはジュースはなくなっており、まわりの白いゼリー状のものは硬くなっている。これを食後のフルーツとして食卓に出されることもある。
多くの場合、サモア料理用のココナツミルクは、この硬くなったココナツミルクを削って、それを絞って作っている。ある種のヤシの胚には、オオと呼ばれる白い球根が生長し、胚芽の元となっている。ヤシの実の殻の繊維部分を取り出して、縄を編んだり紐を作ったりしている。また、これを焼いて炭を作ることもできる。このように、ヤシの実は完全に使いこなすことができ、捨てるところがない。
椰子の実の皮剥ぎ
マンゴーは6月と12月の2期作である。マンゴーのある家では、毎日10個前後のマンゴーが落下して、庭中が一杯になっている。これは、南国の果物として、日本では高価な果物である。サモアでは1個1〜2タラ(40〜80円)で売られている。大変美味しい果物で、マンゴジャムでも作って保存しないと、大変な勢いで腐っていく。
マンゴー
我が家にも巨大なマンゴーの木があるが、ニワトリが先についばんでおり、放棄せざるを得ない。夜明けとともに起き出してニワトリと勝負しないとよいマンゴーをゲットすることはできない。今のところ、勝率は60パーセントである。
カカオの実は、奇妙な格好で木になっている。カカオの木は比較的大きな木であるが、実の付き方が変わっている。通常実は枝に付いているが、幹に直にくっついている。フットボール型の小さい実であったが、赤い実になってくる。
カカオの実
カカオの実を天日で乾燥させて、フライパンで炒ると芳しい匂いが漂ってくる。これをすり鉢でこまかく砕くと、とろっとしてくる。これを沸騰した湯の中に入れて、砂糖を入れるとココサモアができあがる。
サプタは、茶色をした芋のような形をしているが、切ってみると熟れた柿のような色と味がして、大変なつかしい美味しい果物である。
レンブは赤い小さい実であるが、スカッとしたさわやかな味がする。遠くから見ると、高さ2メートルほどの木に花が咲いたようにたわわに実っている。
サプタ
スターフルーツは、切った断面が星型をした野菜のような果物であるが、大きな木の枝にぶら下がっている。
スターフルーツ
その他、アボカドなども野菜バターと言われるほど美味しい果物で、食後のデザートとして極めて豊富に存在する。
アボカド
ドリアンは、いぼいぼの突起があるが、中を割って食べると甘みがあり大変美味しい果物である。中の種子は焼くか茹でるかすれば、栗のような味がして大変栄養豊富である。
ドリアン
ササラッパは薄緑色の直径10センチメートルほどのごつごつした形をしている。果皮は比較的なめらかで、ところどころに毛が生えている。切ってみると、写真に見るように、とろっとした白い実の中にいくつかの種がある。冷やして食べると、とっても甘酸っぱい美味しい果物である。
ササラッパ
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