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サモアの経済事情は、伝統的に開発途上国援助金、海外からの家族からの送金、農業および漁業に依存している。しかし、この国の農業および漁業はサイクロンの襲撃に対して脆弱である。農業は国の労働力の3分の2を雇用しており、農作物は輸出額の90パーセントを供給している。
サモアの輸入品としては、機械・器具、工業製品および食料品などである。2008年度の対象国は、ニュージーランド20.0パーセント、フィジー18.1パーセント、シンガポール18.0パーセント、中国8.7パーセント、オーストラリア6.3パーセントである。2006六年度の輸入額は、3億2,400万米ドルであり、国際ランクは、220カ国の中、192番であった。
輸出品としては、魚、ココナツオイル、ココナツクリーム、コプラ、タロイモ、自動車部品、ビール、衣類などである。2008年度の対象国は、オーストラリア38.0パーセント、アメリカンサモア36.0パーセント、台湾6.4パーセントである。2006年度の輸出額は、1億3,100万米ドルであり、国際ランクは、187番であった。
輸出額から輸入額を差し引いた額は、1億9,300万米ドルの赤字である。この数字だけを見ると、国としては破綻してしまっている。しかし、実際は、前述したように、外国からのドネーションおよび海外に移住しているサモア人からの家族への仕送りがある。
本国の人口約18万人とほぼ同じ人数のサモア人がニュージーランド、ハワイ、カリフォルニアに住んでおり、サモアの身内や親戚に送金しているのである。かろうじて、国としての面目を保っている状態で、外国からの援助を当てにした経済状態である。
ANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行)
国内産業としての農作物は、バナナ、タロイモ、ヤム芋、ココナツ、珈琲、ココアなどがある。工業製品としては、食料品、建築資材、自動車部品があり、成長率は2000年度2.8パーセントであった。
2007年度の電力消費量は1億140万キロワットであった。同年度の観光客数は122,000人であった。歳入は1億7,130万米ドル、歳出は7,810万米ドルであった。外国負債および外国為替ルートは比較的健全で安定しておりインフレ率は6.0パーセントであった。
2008年度の石油消費量は1日あたり1,000バレルであった。同年度の国内銀行の貸金利は12.66パーセントであった。
2009年度は、9月29日にマグニチュード8.3の地震津波が発生し、サモア独立国南海岸およびアメリカンサモアの首都パゴパゴに甚大な被害をもたらした。交通施設、発電所が被災し、総計200人もの死者が出た。サモア政府は、物価規制、投資促進によって、環境に配慮しながら復興活動に取り組み、国の財政を統制していった。
ここで発揮された労働市場のフレキシビリティは、将来の経済発展の大きな基盤力になると期待されている。同年度のGDPは5億7,370万米ドルで、成長率はマイナス0.8パーセントであった。国民1人当たりのGDPは5,400米ドルであり、その国際ランクは138番目であった。
外国貿易を手がけている矢崎総業サモアでは、自動車部品ワイヤハーネスをオーストラリアのアロー社に輸出している。2007年度は、サモアのGDPの25パーセントに登る成果を挙げていた。その後の世界的な不況のあおりで、製品に対する注文が50パーセント減少したためにコスト削減が迫られ、従業員を700人程度に減らした。2010年には回復基調にあるとして従業員数を900人に増加させている。
その他、サモアでは、鶏卵の国産化、家畜飼料に使うキャッサバの量産化、ココナツオイルなどのバイオエネルギー源の事業化に向かって勢力的に取り組んでいる。
サモア中央銀行
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