|
ピアニストの相庭尚子さんが26日に亡くなりました。
まだ50代の若さだったのに大変残念です。
相庭さんは二期会のピアニストで、新国立劇場のスタッフもつとめていらして、日本のオペラ界には欠くことのできない重鎮でした。まだ優れたコレペティトゥアの少ない日本では貴重な存在で、日本のオペラを支え続けていらっしゃいました。私もすばらしい先輩を失って、悲しい気持ちでいっぱいです。
相庭さんにはじめてお会いしたのは、2年前の松本のコレペティ講座の時でした。
私はわずか一週間の練習期間しかなかったのですが、相庭さんが私の演奏を聴いてコレペティに推薦して下さり、そのおかげで今でもオペラのピアニストを続けているというわけなのです。
相庭さんは周囲の一人一人に細かく気を使う方で、初対面の私にも「あなたは合唱なんか歌うより、ピアノを弾くお仕事をしなさいよ」とおっしゃって下さいました。そのお言葉を思い出すと、本当にありがたかったなあと思うのです。
相庭さんは周りの人を励まし、伴奏ピアニストとして歌手を支え続けた暖かいお人柄の方でした。
昨年の「椿姫」直前の時には、松本のコレペティ一人一人に小さなプレゼントまで持って来て下さいました。なぜか私はそのプレゼントを1年間ずっとバックに入れたままにしていたので、今でもそのまま大切に持っています。
いま思えば、コレペティのお仕事がどんなに大変なものか、相庭さんが一番よくご存じだったからこそ、私たちにも気を使って下さったのではないかと思うのです。
相庭さんの演奏も何度も聴かせていただいたので、その響きもよく覚えています。
私たちは決して相庭さんのことを忘れないでしょう。
そして暖かい音楽の灯をともし続けたいと思います。
相庭尚子さん、どうもありがとうございました。
30年以上にわたって演奏活動をお続けになり、本当にすばらしい人生を歩まれました。
なんだかご冥福をお祈りしたくはありません。
またあの世でお会いできたら、ご一緒に音楽して遊びましょう!
それまで、さようなら・・・
|
私もいまだに実感がわきません。今日、お寺にお参りに行ってきました。
2010/11/1(月) 午後 10:35 [ ki ]
kiさま、こんにちわ。私も相庭さんのお元気な姿しか思い浮かばないので、今だに信じられない気持ちです。もうお寺に入ってしまわれたなんて・・・
もっといろいろお話がしたかったなあと思います。
kiさんもどうぞお元気でご活躍くださいませ。
2010/11/2(火) 午後 4:35 [ mus*io*2013 ]