カメラとビデオを棒にくっつけて

堀野 満夫(ポール写真家)My name is Mitsuo Horino. I 'm pole-photographer.

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〜高野山の昆虫 : アイノミドリシジミ〜
  
  
ついにアイノミドリシジミをご紹介する日が来てしまいました。
と言うのも、私は昆虫の中ではチョウが最も苦手なジャンルです。
どう苦手なのかというと、チョウを追い求める方々は、虫屋の中でもチョウ屋とよばれ、正にチョウのことなら何でも出来て、何でも知っているというスペシャリストの方が沢山おられて、下手な記事を書けないという緊張感が私にはあります。
だって、ミドリシジミ=ゼフィルスを網羅して観察するだけで、何年?いや何十年の歳月と労力と財力を費やさねばならないのかと、考えるだけでゾッとします。だからニッチな昆虫に走った私です。
でも出会い頭にアイノシジミに出会ったことで、チョウ屋さんのゼフィルスに対する異常なまでの執着が解る気がしました。
 
私は2004年の7月4日、とある林道を目線を下に向けてなにか面白い昆虫はいないかと歩いていました。
すると突然、視線を下に向けた視界の一番上部(普通に前を見た時の高さ)をメタリックなミドリ輝く美しいものが、一瞬横切ったのです。
私はミドリシジミ類の美しい輝きを目の当たりにしたことは一度もありませんでしたが、直感しました。
「これは、もしかしてアレでは!」と、目線を進行方向の水平位置にまで上げたところ、そのきらめくミドリの小さな飛行体が、幾度となく横切るではないですか。
ふと林道の脇を見ると、コナラの木が数本あり、さらにその木々の樹上を見上げると、きらめく物体の往来がそこを起点にあるのを見るやいなや、右手に持つ超マクロ撮影専用のカメラを地面に下ろし、左手に持っていた高さ8メートルにまで伸びる採集ネットを伸ばし、樹上に止まったその物体の採集を数度試み、1個体を採集しました(この採集ポイントに蝶屋の姿はゼロ)。
やはりミドリシジミの一種です。ですが、何ミドリシジミなのかは私には判断できません。
そこには、多数の個体が確認できましたが、貴重な蝶であることは、よくよく知っていましたので、私は1個体の採集に止め、帰宅です。
そう言えばこの日、大きな網(蝶屋さんの網は巨大な直径90センチ)を持った二人ずれや単独の方を多数見かけました。対して私の持つ網は、同定用に採集するだけの網ですので、小さなお散歩ネットか、直径60センチの網、網の奥行きも浅い。
その後、昆虫同好会の定例会にこの採集個体を持ち込み、蝶をよく知る方に見て頂いたところ、アイノミドリシジミと判明したのです。
結局その採集個体は、日頃から昆虫同好会でお世話になっている蝶屋の方にお譲りしました。
ですので展翅した画像も、生態写真も私の手元にはありません。
期待させてゴメンなさいです。
もちろん私は彼に採集地の詳細は語りませんが、彼は自身のゼフィルスポイントを多く知る人です。
もちろん彼もまた、そのポイントを私はおろか他の蝶屋(採集の鬼)にうかつに語ることも、まずないのです。語り合うのは、ごくごく親しい気心の知れた蝶友のみに止めることで、貴重な生息地は守られるのです。
例えば、大阪の北部には、『ゼフィルスの森』という保護地区がありますが、採集禁止地域にもかかわらず、あまりにも生息地として有名であるがために、採集圧(軽い気持ちの密漁)が後を絶たず、今では惨憺たる状況です。
そんな訳で、本種の美しさを語る画像は、蝶の達人の方の画像を別途紹介しておきます。
 
Yahooブログならこちらの方ですね。→2012年GENが出会ったラッキー蝶BEST10
あくまでも、私の主観でご紹介しました。
 
ミドリシジミの画像を色々検索しましたが、やはり撮影は困難なようで、中々私のイメージに合った画像はなかったですね。
 
イメージ 1
アイノミドリシジミ♂
2013年7月22日現在Yahooブログ内に84件ヒット
 
イメージ 2
アイノミドリシジミの標本画像
ゼフィルスの森〈普及版〉:栗田貞多男著(出版社:クレオ)より
 
次回はもう一種、ご紹介を忘れていた画像がありました。アカアシクワガタです。

閉じる コメント(4)

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アイノミドリシジミは なかなか見れないですね。
一度は見てみたい蝶でございます。

2013/7/24(水) 午前 6:12 海山好き

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ミドリシジミの輝きが眼前を飛ぶ時のきらめきは、正に宝石が光を浴びて飛んで行くような美しさです。
大阪でも蝶に詳しい個人のみが知るピンポイント生息地はあるようですが、10メートルに伸びるネットでの採集だったりして、スゴイです。

2013/7/24(水) 午前 6:34 [ 上から目線 ]

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野鳥でもそうですが有名ポイントは人が多いです。
特に野鳥ポイントはカメラが凄すぎてミラーレスでは、
気落ちしてしまいます。
ハッチョウトンボを撮りに行った時にお会いした方は、
マクロレンズに三脚でかなり時間をかけて撮っていました。
私の場合 マクロ持っていませんので鳥も虫も望遠で撮っています。

2013/7/24(水) 午前 7:54 海山好き

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海山好きさん
鳥の待ち構え型の撮影も、虫のマクロ撮影も、やってみれば解ることですが、マニュアルフォーカスのピント合わせだったり、ストロボを使えば露出補正だったり、鳥もクレー射撃のように狙って直ぐ撮れるものでもないので、待ちぶせに時間を惜しんでは良い写真が撮れませんからね。とにかくマイフィールドを見つけないとですね。

2013/7/25(木) 午後 7:26 [ 上から目線 ]


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