カメラとビデオを棒にくっつけて

堀野 満夫(ポール写真家)My name is Mitsuo Horino. I 'm pole-photographer.

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〜大阪城めぐり: 桜門枡形の巨石と天杼樟之記の碑 (2013年7月21日)〜
〜Visiting Osaka Castle :The huge stone of the square of Sakuramon Gate and  The monument of the note of Kusuki. (2013年7月21日)〜
 
 
 
桜門を抜けると桜門の外からその門越しに見えていたはずの天守閣は、桜門枡形の巨石によって視界が遮られて全く見えなくなります。
桜門枡形の巨石についての説明板によると、この巨石の上、つまり桜門の内側には、本丸の正面入り口を守るために、石垣で四角く囲まれた「枡形」と呼ばれる区画が設けられ、上部に多聞櫓が設けられた(先に紹介した大手口内の多聞櫓とは別で、多聞櫓は櫓の様式をあらわす呼称)。
ここの多聞櫓は、徳川時代に岡山藩の担当によって築かれ、岡山産の花崗岩を用いているそうです。
正面の石は鮹石とよばれる城内第1位の巨石で、向かって左手の巨石は、「振袖石」と呼ばれる城内第3位の巨石です。
そこで棒付きカメラの出番です。カメラを高く上げると、巨石越しに天守閣が見えるだけでなく、右手に大阪市立博物館(旧陸軍第四師団司令部庁舎)も見えるようになります。
3枚目と 4枚目の画像は、私にしか撮れないアングルです。
桜門と巨石越しの本丸を暫く撮影した後に、この日 2度目の天守閣の前へと足を進めました。
そこで撮影したのが、棒付きカメラの縦位置撮影第一号と紹介した5枚目のような作品を撮影した訳です。
ではなぜ、私は天守閣前の樹にこだわって撮影したのでしょう。
それはその樹の下に、私には解読出来ない旧字体の漢字が刻まれた大きな石碑があったからです。
それが 6枚目の画像です。いったいこの石碑には何が書かれているのでしょう。
調べてみた結果、それは、大東亜戦争にまつわる遺跡だったのです。
 
第二次世界大戦中の日本では、対米英並びに対蘭及び対中戦争を「大東亜戦争」と呼称していたそうです。
『東亜』つまり東のアジアに大きな日本領土を築く、それがこの戦争の大命題だったのでしょう。
 さて問題の石碑ですが、「杼樟之記の碑」と言うそうで、それが最後に紹介している画像です。読めますか?
大東亜戦争遺跡というページによると、
昭和6年(1931年)、市民の募金(150万円)で天守閣が再建された際に、その内80万円が陸軍に寄付された。それを資金に建設され、「陸軍第四師団司令部庁舎」となったそうです。
「杼樟之記の碑(くすのきのひ)」が遺されている。杼の字は旧字体で、木偏に豫である。
「杼樟之記の碑」は、明治31年(1898年)3月15日、当時の大坂衛戍司令官(陸軍第四師団長)であった小川又次陸軍中将が、本丸地区のこの場所に杼樟樹(クスノキ)を植樹した記念に建てられた。
「杼樟之記の碑」の直ぐ後ろには、この時に植樹された杼樟樹(クスノキ)が生い茂っている。
「杼樟之記の碑」の側にはもう1つ小さな石碑が遺されている。
「杼樟」と彫られているが、下半分が埋もれている。
碑文にある「明治戊辰ノ兵火」とは、慶応4年(明治元年・1868年)大阪城開城の際の大火の事である。この時に焼失した杼樟樹は、碑文では「豊公」(豊臣秀吉)の「手栽」とあるが、当時は、豊臣秀吉の築いた大坂城が、後に徳川幕府によって全く新しく再建された事は知られていなかった。その為、焼失した杼樟樹は実際は徳川幕府の大坂城再建時のものであった。
以上が私が撮影した画像に関係した大東亜戦争遺跡の記述ですが、このページには、戦争にまつわる大阪城の秘密や他の戦争遺跡が詳しく紹介されていて非常に興味深いです。
是非皆さんもご覧下さい。
 
そんなわけで、6枚目と7枚目に写る樹は、陸軍中将が植樹した楠木だったわけです。
皆さんも大阪城に行かれた際には、天守閣前にある楠木と、「杼樟之記の碑」と、もう1つ小さな石碑を見つけて見て下さいね。
ほんと、テストで試される学生時代の授業の歴史と違って、生きた歴史を見るのはとても楽しいですね。
これだけ面白ければ心に残り、忘れない、忘れないですが、忘れても 0点の悪夢にさいなまれることもないのですから。
 
イメージ 2
  桜門枡形の巨石の説明板
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
 
イメージ 3
  桜門枡形の巨石
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
人目線
 
イメージ 4
 桜門枡形の巨石と大阪城本丸の光景
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
 高さ7mの位置から撮影
 
イメージ 5
 桜門枡形の巨石と大阪城本丸の光景
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
 高さ9mの位置から撮影
 
イメージ 6
 大阪城天守閣と杼樟之記の碑」のある楠木
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28
 高さ9mの位置から撮影
 
イメージ 7
 杼樟之記の碑」のある楠木
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28
 
イメージ 1
杼樟之記の碑」
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28
ご存知かと思いますが、表題の横書き文字は、右から左に読んでください。
 
以上をもって今回の大阪城めぐりは、ひとまず終了です。
ですが7月21日のお話はまだ続きます。

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天正11年までは読めました!

2013/8/3(土) 午後 11:53 sc1DAVID

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sc1DAVIDさん
ニコロビンに読んでもらいます。

2013/8/4(日) 午後 9:04 [ 上から目線 ]


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