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〜住吉大社の神馬(2013年8月14)〜
〜 A horse dedicated to Sumiyoshi Taisha Shrine.(2013.8.14)〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!歴史探訪・解釈シリーズ/住吉大社編(4)
大社前は海だった?結論→浜口萬目地蔵 神と伝承について→幸壽門より境内へ
南北朝とのかかわり→外観と南北朝の話
太鼓橋(反橋)について→太鼓橋(反橋)
神馬について→住吉大社の神馬
住吉大社とチンチン電車→ チンチン電車
川端康成文学碑→文学碑・歌碑・句碑 でも現在の神馬は、北海道出身の道産子という小型の純血種のようです。
寒い地方からよりによって夏には日本有数の暑さになる大阪に来るなんて、神馬も大変です。
住吉っさんの“白馬(あおうま)”には、
神馬についてかなり詳しく紹介されていて、それによると、住吉大社以外には、日光東照宮(栃木県日光市)、小室浅間神社(山梨県富士吉田市)、伊勢神宮(三重県津市)、多度大社(三重県桑名市)、上賀茂神社(京都府京都市北区)、石清水八幡宮(京都府八幡市)、金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)、宇佐神宮(大分県宇佐市)の9社のみだそうです。
住吉大社の神馬は代々「白馬」(あおうま)で平安時代から白河天皇や源頼朝などによって奉納され、江戸時代には大阪炭屋仲間の新馬講が「黒い炭を扱うから、逆に白い馬を」と奉納する神馬講が行われ、現在も続いているんですって。
【神馬講とは何か?少し説明します。】
講 - Wikipediaには、元々「講義」「講読」の「講」であり、平安時代に仏典を講読・研究する僧の集団を指すものでしたが、中世ごろから民間に浸透する過程で、様々な信仰集団に「講」という名称がつけられるようになったそうです。
信仰集団としての講には、地域社会の中から自然発生的に生まれたものと、外部からの導入によるものとがあり、神馬講は、前者の氏神・産土といった地域の神を信仰する氏子によって、その神祠の維持のために運営される講のようです。
先代の道産子馬は高齢のため引退して北海道で余生を過ごしているとか、現在の神馬さんにも無事ならばいつかは故郷に帰る日が訪れるんですね、それまで元気にいてね神馬さん。
白馬は突然変異で生まれる色素がない白子(しろこ)=アルビノです。ホワイトライオンや白蛇など、時として現れる白子ですが、本来有るべき色素が欠如しているのですから、自然界では正常なものより弱い個体なのですが、その姿が人には神秘的に見えるので、人は白馬のみならず白蛇なんかも神の使いとして崇めますよね。罰当たりな私だって足の爪先まで全身真っ白で、目は毛細血管の赤色がそのまま出ているからウサギのように赤い馬を見たら、理屈派はわっていてもそれは同じです。
めったに生まれない白馬ですが、神馬が老いて代替わりするころになると不思議と丹波地域に新たな白馬が産出して途絶えたことがなかったとか。しかし、近年は馬を飼う家も少なく丹波でも新たな白馬が出なくなったことから、純潔種の道産子馬に代わったようです。
またその他のページを調べてゆくと、歴代の神馬は東住吉区の田辺で飼育され、戦前までは朝に田辺から住吉大社に行き、夕方にはまた田辺に戻るということを毎日繰り返していて、神馬が往来した道をお馬道(津守街道)と言うそうです。
その頃には北田辺と南田辺には神馬の弊舎があり、北田辺には戦後も弊舎があったものの今はありません。ただし、田辺(山阪1丁目)には神馬のお墓である神馬塚はあることがわかりました。
現在の神馬は杉谷乗馬クラブで普段は大切に飼育されているそうですが、この乗馬クラブは和泉市にあり、我が家のある堺市中区からはかなり近いです。たまたまと言ってしまえばそれまでですが、奇遇と言いたいです。
住吉大社の公式ページ住吉大社には、神馬には、
「7月20日頃〜8月1日と12月20日頃〜1月10日頃、境内の神馬舎にいます。8月1日の住吉祭神輿渡御では堺宿院頓宮まで御渡りし、1月7日の白馬神事では本宮の周りを駆け巡る神事が行われます。ぜひ神馬を見にお越しください。」と記されていますが、
私が訪れたのは8月14日、お盆の時期とは言え公式ページの記述とは異なります。
本来会えない時期に神馬に偶然会えたのは、私の行いが日頃から良いせいでしょうね。
でも私の地獄耳には現地の神馬舎で「寒い地方の生まれなのでこの暑さは神馬にとっては過酷ですが、あともう一日ですから・・・」という会話が聞こえてきたと記憶しています。
住吉大社の神馬①
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
住吉大社の神馬②
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
住吉大社の神馬③
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
神馬を奉納した会社の記念像
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28
撮影日:8月26日
船会社が凄く儲かった時代があったのですね。
次回につづく。
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