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〜住吉大社:神仏融合・神社の経済と政治的動き(2013.8.26)〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!歴史探訪・解釈シリーズ/住吉大社編(11)
大社前は海だった?結論→浜口萬目地蔵 本宮について→第四本宮〜第二本宮
神と伝承について→幸壽門より境内へ
南北朝とのかかわり→外観と南北朝の話
太鼓橋(反橋)について→太鼓橋(反橋)
神馬について→住吉大社の神馬
住吉大社とチンチン電車→ チンチン電車
川端康成文学碑→文学碑・歌碑・句碑 今回は住吉大社のお話としては、かなり脱線してしまいます。
例えば原発反対の方は、お賽銭を考えなおすかも?
社務所と神館の画像をご紹介しますが、立派ですよね。でも鉄筋コンクリート造りではありますが、敷地内の北側にある吉祥殿もとても大きくて立派な建物です。吉祥殿とは、住吉大社の御鎮座1780年を迎えた平成3年、第48回式年遷宮の記念事業のひとつとして住吉大社記念館が建設されました。そして平成16年9月には増改築によりリニューアルオープンし「吉祥殿」と改称。
ご婚礼はもちろん、祝賀会・宴会・同窓会・会議等、多目的に利用できるそうです。 詳しくは→ 住吉大社吉祥殿について
参拝客のお賽銭・おみくじ・お守りからの収入もスゴイでしようが、こうしたビジネス事業からの収入もきっとスゴイのでしょうね。
そこで前回のページの記述が多くなりましたので、ちょっと生臭いお話などをこちらにお引っ越しです。
神社の格式には、時代と共に各神社の格式の変化が紹介されていてとてもおもしろいです。
中でも「現代では、神社の等級制度を設けて15等級に分類されています。事実上氏子の申請により等級をあげることができますが、毎年の神社本庁への上納金(金額は小額)が上がったり氏子の手間が増えたりするために申請することはあまり無いようです(そうか、時々あるんだ。)。」との記述が超おもしろいです。
【神社本庁とは】
神社本廳(じんじゃほんちょう)とは、神宮(伊勢神宮)を本宗と仰ぎ、日本全国約8万社の神社を包括する宗教法人ですが、有名な神社であっても、神社本庁との被包括関係を有せず、単立宗教法人として運営される場合があります。 (例:鎌倉宮・靖国神社・日光東照宮・伏見稲荷大社など)
また、神社本庁以外にも神社神道系の包括宗教法人がいくつかあり(神社本教、北海道神社協会、神社産土教、日本神宮本庁など)、これに属する神社は神社本庁の被包括関係には属さないそうです。
やっぱり神社の格式もお金しだいなんですね。
神社の下克上は、上納金以外にも、重要文化財・国宝の指定でも可能ですよね。でもそれすらも本庁の推薦とかが必要だったりして本庁の力が必要なのでしょうかね。
あっ、すみません。また罰当たりな事を申しました。 【日本の神社と寺院の融合について】
私の知る仏様とは、俗名ゴータマ・シッダッタとおっしゃる人間で、偶像があります。ところが神は本来形のない超常的な存在です(キリストは、仏教的偶像の神)。
つまり極端な言い方をすれば、未完成なる人間を完全なる神が守護するなどという日本の信仰は冷静に考えればおかしな話ですが、今では私たちは何の疑いもなく信仰しています。毘沙門天や阿修羅・梵天などは仏の姿をした神なのです。
それは日本独特の神仏融合によるものです。
念のため申しますが、私、いや庶民にとっての信仰には、仏が上とか神が上とかは有りません。もっとも、神社側とお寺側に上下を競う思いが有っても不思議はないですが。
日本に仏教が伝来した飛鳥時代には、神道と仏教は未統合でしたが、平安時代になり、仏教が一般にも浸透し始めると、日本古来の宗教である神道とのあつれきが生じました。そこで混乱を避けるために神と仏の個別の信仰を融合させる神仏習合思想が生まれ、寺院の中で仏の仮の姿である神(権現)を祀る神社が営まれるようになりました。
これをより詳しく説明すると、以下の様な流れになります(ウィキペディアの記述)。
日本に仏教が定着すると、日本の神々も人間と同じく苦しみから逃れる事を願い、仏の救済を求め解脱を欲すると認識されるようになった。奈良時代初頭から神仏の融合が始まり、神宮寺が建立され始め、715年(霊亀元年)には越前国気比大神・鹿島神宮・賀茂神社・伊勢神宮などで神宮寺が併設]。
また、宇佐八幡神のように神体が菩薩形をとる神(僧形八幡神)も出現。奈良時代後半には、伊勢桑名郡の現地豪族の氏神である多度大神が、神の身を捨てて仏道の修行をしたいと託宣するなど、神宮寺建立は地方にまで広がり、若狭国若狭彦大神や近江国奥津島大神など、他国の神も8世紀後半から9世紀前半にかけて、仏道に帰依する意思を示した。こうして苦悩する神を救済するため、神社の傍らに神宮寺が建てられ、神前で読経がなされた。
平安時代になり、神仏習合思想が生まれ、寺院の中で仏の仮の姿である神(権現)を祀る神社が営まれるようになった。 神宮寺とは日本で神仏習合思想に基づき、神社に附属して建てられた 仏教寺院や仏堂です。
【日本書記とは、天皇の・・・】
『日本書紀』の編纂は国家の大事業であり、皇室や各氏族の歴史上での位置づけを行うという極めて政治的な色彩の濃厚なものです。編集方針の決定や原史料の選択は政治的に有力者が主導したものと推測されています。
日本神話の中で、葦原中国(あしはらのなかつくに)という人の国を治めるために神の国より地上に降り立ったとされる天照大神の孫が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)で、その孫が初代天皇の神武天皇ということになっています。
そんな訳でいつの時代でも、神社には政治的な力もあります。
そこで近頃の政治的動きもご紹介しておきます。
【神社本庁の政治的動き】
(全てウィキぺディアの受け売りですが、庶民に関係深い順にしました。)
1.原子力発電への支持
中国電力が建設予定の山口県上関原子力発電所予定地の一部が四代八幡宮の境内地にかかっていたが、当時の四代八幡宮宮司は神社地の原発用地への提供に反対したため、2003年には原発推進派の氏子が四代八幡宮宮司の解任を要求する騒動に発展した。これに対し神社本庁は、「原子力発電は地球温暖化の原因となる温室効果ガスを排出しないため環境破壊に当たらない」として原発支持を表明し、四代八幡宮に対して原発用地の売却を命じる声明を発表しました。
2.選択的夫婦別姓
選択的夫婦別姓制度導入に反対しているそうです。
3.首相の靖国神社公式参拝についての基本見解
2005年(平成17年)以後、神社本庁は内閣総理大臣の参拝等で議論を呼んだ靖国神社の諸問題に関して、神社本庁としての基本見解は、
神社本庁としては、A級戦犯も含め、戦争裁判犠牲者を日本政府の一連の措置により昭和殉難者として合祀、慰霊してきた靖国神社を支持するとともに、多くの人が祭神の「分祀」の意味を誤解して神社祭祀の本義から外れた議論がなされていることを憂慮すると表明。見解の要旨は、靖国神社は日本の戦没者追悼の中心的施設である・祭神の分離という意味の「分祀」は神社祭祀の本義からありえない・首相は靖国神社参拝を継続するべきである・いわゆるA級戦犯は国会の決議とそれにかかる政府の対応により合祀されたというものです。
4.皇室典範の改正
男系による皇位継承を尊重する立場を明確にしています。また、天皇、皇族は憲法の基本的人権の「例外」とされることからも、男女平等の観点で女系天皇を論じるのは不適切と主張しました。皇位継承のあり方に「海外の例を安易に取り入れることは、国柄の変更をもたらす恐れがある」ともしています。
神社本庁って知らないところで色々やってたんですね、良くも悪くも。
神社本庁と末端の神社が全て同じ考えとは言えませんが、私もだいぶ神社を見る眼が変わりました。
住吉大社 社務所
住吉大社 社務所の立派な屋根飾り
次回は、住吉大社の周辺(住吉大社にかかわる旧跡など)をご紹介します。
すみません。予定を変更します。 |
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