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〜秋のトンボ?を見分ける:コヤマトンボ〜
エゾトンボ科の仲間は、メタリックグリーンの特異な体色をした美しいトンボです。
今回紹介するのはコヤマトンボですが、本種に似た種としてオオヤマトンボ・キイロヤマトンボがいます。
ここでは上記した3種を見分ける【同定ポイント】になる部位を青→で示しましたが、コヤマトンボについてのみです。オオヤマトンボ・キイロヤマトンボの各部位の特徴の違いについては、図鑑などで各自調べて下さいね。
本種は9月下旬まで観察されているそうですが、ちょっと時期を過ぎていますね。
【コヤマトンボのプロフィール】
①成虫発生期:4月下旬〜9月下旬。
②生息地:河川の中流域に多いが、上流域から下流域まで広範囲に生息する。
③分布:本州・四国・九州に普通で、北海道には亜種のエゾコヤマトンボが分布する。
④体長:70〜80mm
⑤越冬形態:幼虫。
⑥産卵形態:産卵は岸近くの流れの穏やかなところを往復しながら水面を腹端で打って産卵。
⑦生態:産卵期約7日。1世代2〜3年型。未熟個体は林縁や林間の上空の開けたところで摂食飛翔す る姿がよく観察される。
成熟♂は川を往復飛翔するが、川幅のあるところでは岸辺に沿って飛ぶ。連結したペアはすぐ交尾態 となり、一気に高い木の梢に移動して静止する。
コヤマトンボ♂ 背面 コヤマトンボ♂ 側面
【同定ポイント①】♂にも♀にも、腹部第4節から第6節下部に明瞭な黄斑がある。 『近畿のトンボ図鑑』(山本哲夫著)より コヤマトンボ♂ 頭部前面 【同定ポイント②】額面の黄色条は1本。
コヤマトンボ♂(頭・胸部の背面)
コヤマトンボ♂(頭・胸部の側面)
【同定ポイント③】♂腹部第3節側面の黄色条は分断されない。
コヤマトンボ♀ 尾端側面
コヤマトンボ♂ 尾端背面
【同定ポイント④】♂の上付属器の形状は上の画像の示す形状 |
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う〜ん、あいかわらず素晴らしい写真ですね。
上から目線さんの写真をまとめれば、立派な図鑑になりますよ。
これらトンボシリーズの写真が欲しいです。
ナイスです。
2013/10/20(日) 午後 8:32
ガラパゴスさん
過分なるお褒めの言葉ありがとうございます。
個々の画像はまずまずとして、図鑑というのは全種を網羅出来なければなりませんし、生息地・習性に精通していなければなりません。
これをなしえた1個人の著者や、各種標本画像を揃えた出版社編集部の労たるや大変なものがあると、ほんの少しの種の生態標本を撮影した経験からも痛感しました。
ようするに、トンボだけをおっかける日々を何年もつづけなければならないのです。
結論として、残念ながら私にはほぼ不可能ですね。
2013/10/21(月) 午後 10:25 [ 上から目線 ]