カメラとビデオを棒にくっつけて

堀野 満夫(ポール写真家)My name is Mitsuo Horino. I 'm pole-photographer.

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〜秋のトンボ?を見分ける:エゾトンボ
  
  
前回にはエゾトンボ科 コヤマトンボ属のコヤマトンボをご紹介しましたが、今回の紹介は、エゾトンボ科 エゾトンボ属に属するエゾトンボです。
細身でシャープに伸びた腹部が格好良く、抜群のプロポーションを持つトンボだとは思いませんか?
本種は10月下旬まで観察されているようですね。
エゾトンボ属には他にタカネトンボ・ハネビロエゾトンボがいます。
ここではエゾトンボ属3種を見分ける【同定ポイント】部位を青→で示しましたが、エゾトンボについてのみです。タカネトンボ・ハネビロエゾトンボの各部位の特徴の違いについては、コヤマトンボと同様に、図鑑などで各自調べて下さいね。
本種は9月下旬まで観察されているそうですが、ちょっと時期を過ぎていますね。
 
【エゾトンボのプロフィール】
①成虫発生期:5月下旬〜10月下旬。
②生息地:平地から丘陵地にかけての樹林に囲まれた湿地や休耕田。
③分布:北海道から九州にかけて分布する。西日本ではもともと産地が限定されていたが、近年さらに 減少傾向の愚見が増えている。 
④体長:56〜63mm
⑤越冬形態:幼虫。
⑥産卵形態:産卵は連続打泥の他、一旦だ水しては連続だ泥する個体も見られる。
⑦生態:産卵期17〜26日。約660日。1世代2年型。未熟個体は林縁などで摂食飛翔をして過ごす。 成熟♂は湿地に戻り、ホバリングを交えて縄張りをもつ。時にヨシの繁茂した河川上や細流上でホバリングするなど、ハネビロトンボと紛らわしい行動をする個体もあるので同定には注意を要する。
♀を捕えた♂はただちに交尾帯となるが、近似種と違って、しばらく湿地上を徘徊飛翔してから樹上へ移動して静止する。
 
イメージ 1
エゾトンボ背面
 
イメージ 3
エゾトンボ
 
イメージ 10
エゾトンボ面アップ
【同定ポイント①ハネビロエゾトンボと違って腹部に明瞭な黄斑がある。
 
イメージ 2
エゾトンボ
『近畿のトンボ図鑑』(山本哲夫著)より
 
イメージ 4
エゾトンボ頭部・胸部アップ背面
 
イメージ 5
エゾトンボ頭部前面
 
イメージ 6
エゾトンボ頭部・胸部側面
 
イメージ 7
エゾトンボ尾端側面
【同定ポイント♀】
♀の産卵弁は三角形状であるが、ハネビロエゾトンボほど長くはならず、先もとがらない。
 
イメージ 8
エゾトンボ尾端背面
 
イメージ 9
エゾトンボ 副性器・尾端背面・尾端側面
『近畿のトンボ図鑑』(山本哲夫著)より
【同定ポイント♂
♂尾部上付属器は側面から見ると、タカネトンボに見られる段差になるような箇所はなく、
付け根に棘(とげ)がある。

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