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今井町のパンフレット→今井町概論
今井町内を通る道は、どれも狭い。
それは至極当然のことです。なぜなら、江戸時代までの乗り物と言えば馬、牛、牛舎、馬車、籠などだったのですから、それらの乗り物と、人とがすれ違える程の道幅があればよいのです。
具体的な数字で言えば、1間もあれば十分だったのでしょう。
「えっ?1間(ひとま)って何?」なんて思った方、おられますか?
1間(ひとま)ではりません。1間(いっけん)です。
江戸時代の長さの単位は西洋からもたらされたメートル法ではなく、日本古来の尺貫法でした。
1間=1.81818m=60寸 1寸=0.0303m=3.03㎝でした。
尺貫法とメートル法の換算には、こちろのページがあります。→【尺貫法】 メートル/寸/尺/間
ところが現代では、軽四輪車ですら1.5mの車幅があります。なのでこれと人がすれ違える道幅となると、2m位はほしいですね。
これに対して今井町内の道幅はというと、実際に測ってみたわけではないのですが、広い道でも4m弱ではないでしょうか。そこえ持ってきて現代生活には電気が無くてはなりません。
つまり道には街灯や電柱などが立っていて、車の交通を少なからず妨げています。
それは今井町のみならず、以前ご紹介した大和五条市などの古い町並みを通る昔ながらの道は、みな同様に狭いものだったのです。
そして今回ご紹介する音村家住宅の前を通る道は、今井町の中でもとりわけ狭く、普通自動車がどうにか通れる道幅です。
そこでまず、音村家住宅前を通る道が写るトンボ目線の画像をご紹介し、その後にこれまでにご紹介した古い町並みを捉えた画像を2例、再度ご紹介しますので、見比べて頂きたく思います。
写真では民家の大きさと道の幅の兼ね合いから、必ずしも道幅の違いを知り得るものではないですが、
他の2例に比べて、音村家住宅前の道には有るべきものが無いことで、その道幅の狭さが伺えます。
音村家住宅のある町並みと道
2013年8月28撮影
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28 +VCL-ECF1
高さ 9mの位置から撮影
煙り出しの小屋根があるのが音村家住宅です。
残念ながら、道幅の尺度となる自動車は写っていませんが、
代わりに女性が使う自転車が写っています。これで道幅を推し量ってみてください。
道路の右側の住宅の軒下に軽自動車が写っています。その車を基準に考えると
道路だけでは軽自動車がすれ違うことは無理なようです。
画像内の道の左奥に軽自動車がかろうじて写っています。
その地点での路上だけでは、軽自動車同士がすれ違うことは不可能に思えます。
さていかがでしょう。音村家住宅前の道と他の場所の道とに何か異なる点に気付かれたでしょうか?
じゃあその違いの答えを言っちゃいましょうね。
●正解は、音村家住宅前の道には電柱が無いということです。
更に一番目の画像に写っているのが自転車ではなく、軽自動車だったなら・・・と考えると、いかにその道が狭いかがお分かりいたでけるでしょう。
ということで、トンボ目線での音村家住宅の撮影時には、車が近づいてはこないかと、遠くを確認しながらの作業でした。
次回はちゃんと音村家住宅をご紹介しますね。 |
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