カメラとビデオを棒にくっつけて

堀野 満夫(ポール写真家)My name is Mitsuo Horino. I 'm pole-photographer.

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〜早春の昆虫 : イマイツツハナバチの生態(生活史)〜
  
  
春らしい暖かい日が徐々に多くなってきましたね。
成虫で越冬したチョウは、そろそろ飛び始めています。
そこで、久々に昆虫のことを記したいと思いますが、昆虫好きの誰もが紹介するチョウの話ではありません。
多くの方にとっては苦手、いや嫌われ者の蜂についてです。
ハチ類の中でも新成虫が最も早くから現れる種に、イマイツツハナバチOsmia jacoti Cockerell
がいます。
そうその出現期は、ちょうど今頃の3月中旬です。
ツツハナバチの仲間は、その名の通り、藁や空洞の枝などの空洞の筒などに巣を作ります。
体長は、10mm弱の小さな種で、ハナバチの種なので、幼虫は花粉の固まり=花粉塊を餌としています。
いわゆる毒針を持つハチのグループ(有剣類)の一種なのですが、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチのような集団で生活するハチ(真社会性の蜂)のように、仮に巣に危害を加えたとしても、毒針で襲ってくることは無いでしょう。
私が撮影した個体は、成虫になったばかりで、幼虫期に過ごした倒木(たいぶんオニグルミ)の穴から出てきたばかりのものです。
画像で見てお分かりのように、眼が大きくて白いチョビヒゲを生やしたような顔立ちで、ハチにしておくにはもったいないくらいの可愛さでしょ。
このハチの種の同定は、専門家にお願いしたものなので、種名は間違いないでしょう。
今回改めてイマイツツハナバチに関するネット上のページを検索してみたところ、イマイツツハナバチに、私が撮影出来ていない貴重な生態写真が紹介されていました。
その内の交尾中のペア(上が♂)の画像を見ると、私が2006年3月3日に撮影した新成虫は、どれも♂の個体のように見えます。
そして、交尾中のペア(上が♂)の画像♀の姿は、以前私も見た記憶がありました。
それが、2006年3月26日に大阪府和泉市の側川に沿った日当たりの良い林道で撮影した画像の個体です。
この日、側川林道には、この姿の個体が、多数日向ぼっこをするように沢山地表に居ました。
この個体の同定については、イマイツツハナバチである確証はないのですが、その撮影日は、イマイツツハナバチ成虫の発生期からして、本種の可能性が高い気がします。
 
以下は私の想像ですが、
側川林道に多数いたイマイツツハナバチの♀らしき個体は、そこで、♂の飛来を待ち、その後♂と出会って交尾に至るのではないでしょうか。
 
イメージ 2
小さな巣抗が複数ある倒木の全容
撮影:2006年3月3日
撮影地:和歌山県橋本市清水町の紀ノ川南岸の堤防
 
イメージ 1
小さな巣抗が複数ある倒木(巣)
撮影:2006年3月3日
撮影地:和歌山県橋本市清水町の紀ノ川南岸の堤防
 
イメージ 3
巣抗から出てきたイマイツツハナバチ新成虫
この個体の前頭部がオレンジ色なのは、
巣穴内で花粉塊もしくは木の粉が付いたからでしょうか。
撮影:2006年3月3日
撮影地:和歌山県橋本市清水町の紀ノ川南岸の堤防
 
イメージ 4
巣抗から出てきたイマイツツハナバチ新成虫
撮影:2006年3月3日
撮影地:和歌山県橋本市清水町の紀ノ川南岸の堤防
 
イメージ 5
イマイツツハナバチの♀?
下の画像とは、頭胸部の体毛の色が異なるので、イマイツツハナバチではない気もしますが。
撮影:2006年3月26日
撮影地:大阪府和泉市の側川林道

以下はイマイツツハナバチのページに紹介されれている画像
【イマイツツハナバチについて】
体長は、♂が8mm、♀がそれより一回り大きい10mmくらい。
成虫発生期:3月中旬
日本では、北海道、東北、中部、南西諸島での生息は確認されていないようです。イマイツツハナバチは中国大陸からの移入種だと考えられています(Hirashima, 1973)。単独性ハナバチでの移入種は本種のみです。以前はOsmia imaii という学名でしたが、大陸のO. jacoti のシノニム(シノニム:synonymとは、同意語、別名のこと。)として整理されました。イマイツツハナバチ *1Osmia(Helicosmia) jacoti Cockerell

閉じる コメント(4)

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オスちっちゃ(*^m^*) ムフッ
これで良く交尾できるな〜〜・・・・( ̄。 ̄ )ボソ
ハチの幼虫って始めてみました。

2014/3/20(木) 午前 0:26 ピンキー

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毛むくじゃらで可愛いハチですねえ。
花粉団子を食べる幼虫の写真は貴重だと思います。
ナイスです。

2014/3/20(木) 午前 11:37 ガラパゴス

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pinkyさん
多くの生物は、みんなこんな感じの交尾です。
人間だけが向き合って・・・。
ハチ、アナフィラキーショックを持つ人は別として、
ハチが人間にどれ程の恩恵を与えているか、知って欲しい物です。

2014/3/20(木) 午後 7:26 [ 上から目線 ]

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ガラパゴスさん
ご紹介した甲斐がありました。
でも、ただし書きを添えているよに、下3つの画像は、私の作品ではありません。ハチの生態に重きを置いた方の撮影は凄いですね。

2014/3/20(木) 午後 7:29 [ 上から目線 ]


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