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〜高野山:海外で有名な厳格なる無量光院(2014年5月4日)〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!高野山編
【高野山を紹介した過去のページ】
今回ご紹介する無量光院の宿坊としての売り文句は、
「昔ながらの宿坊といえば、無量光院。
今では見ることが少なくなくなった、昔ながらの設備を残し活用している数少ない宿坊です。きしむ床、襖続きの部屋。これぞお寺といった雰囲気をお楽しみいただくことができます。
お寺行事を最優先とさせていただきますので、宿泊の方に手厚いサービスを行うことが難しい場合がございます。お部屋の指定、食事場所、時間の融通を承ることができません。
高野山での非日常の一晩に、身も引き締まる体験ができるでしょう。」
です。現世の日常に嫌気がさしておられるかどうかは別にして、御坊様に興味のある方はズバリこちらに一度お泊まりするのもいいかもしれませんね。
それにしても私はこの無量光院の何に引かれて足を踏み入れたのでしょうね?
やはり一枚目の画像に写るいかにも厳格そうな御門の雰囲気にでしょうかね。
〜和歌山 お寺に泊まる〜無量光院(高野山) には、「高野山に構える無量光院では、有名人が住んでいます。スイスから来て住職をしている、クルト・キュブリさん。この宿坊、海外では有名だそうで、外国人の観光客の方が多く訪れるそう。平成27年の高野山開創千二百年大法会に向けて、新本堂を竣工する予定です。海外の方も日本文化を知りに訪れてくれる。東京オリンピックと合わせて、日本文化を世界へ伝えよう。」という紹介文があります。
無量光院は平安時代、白河天皇の第四王子覚法親王(1092-1153)の創建で、御本尊は無量光如来、すなわち阿弥陀如来です。
また、無量光院に併設する悉地院は観賢僧正(854-925)の創建と伝えられ、御本尊は愛染明王だそうです。
戦国時代、織田信長公(1534-1582)の護持僧であった堯海盛存房(〜1583年)が悉地院住職に就任した後に信長公に従軍し、織田家家臣団である浅野・池田・伊藤・毛利・丹羽・福島各候の帰依(きえ:神仏や高僧を信じてその力にすがること)を受けました。
更に、元禄年間には『忠臣蔵』で有名な赤穂藩(芸州浅野家の分家)大石良雄(内蔵助)が、切腹した主君浅野内匠頭長矩公の墓石を建立して回向(えこう:死者の成仏を願って仏事供養をすること)をつとめ、その後に討ち入りを果たしています。
明治以降も、広島藩主浅野長勲侯(1842〜1937)、不平等条約改正に奔走した外務大臣陸奥宗光侯(1844-1897年)らが無量光院に逗留(とうりゅう:旅先などに一定期間とどまること。滞在)しています。
この様な関係から、当院と上杉家、浅野家、織田家、また有栖川(ありすがわ)旧宮家との檀契が今日もなお続いています。 無量光院のホームページの中の 無量光院縁起と活動の文頭で、 「中興の印融大徳(1453〜1519)は学徳の誉れ高く、その弟子覚融法印(1472〜1555)、清胤法印(1521〜1600)と才器豊かな名僧を輩出しました。
戦国時代、越後太守上杉謙信公(うえすぎけんしん:1530-1578)は清胤(セイイン)師のもと伝法潅頂に入壇、密教の阿闍梨権大僧都の位階を得ています。」
と記しています。
その上で、 無量光院四方山では、
「●僧侶を志す皆さまへ
お問い合わせが多いので、僧侶を志す皆さんからのご質問にここでお答え致します。・・・・」
と僧侶になるための手順などを紹介しています。
そしてそうした僧侶を目指す方々が多く当院を訪れ、修行を体験する方々の中に、外国人や女性が多いことにも触れています。
そんな時代なんですね。 ![]() いかにも厳格そうな御門です。
本殿も唐破風屋根ではなくシンプルです。
この日も多くの外国人の方をこの無量光院で見かけました。この画像の後ろ姿の方もです。
宿坊らしい簡素で凛とした美意識の飾りつけです。
可愛い花ですね、何という桜でしょう?
ひょっとして、バラ科リンゴ属のハナカイドウではないか、とのご指摘を頂きました。 無量光院の御本尊 無量光如来(阿弥陀如来) 無量光院縁起と活動より
悉地院 御本尊 愛染明王 無量光院縁起と活動より 奥の院 安芸 浅野家墓所 無量光院縁起と活動より
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花の名前は、もしかするとハナカイドウではないかと。
無量光院、質素というよりはかなり豪華に見えてしまいますが^^
2014/6/2(月) 午後 11:59
高野山に織田信長の墓があったんだ(@O@)
余りに厳格そうでなんだか足踏み入れるのも怖い!
こんな所があったなんて知らなかった!!
高野山は小学校の林間学校で何度か行ったけど、肝試しいやだったな〜〜f(^^;) ポリポリ
2014/6/3(火) 午後 7:09
トビトビさん
花の名、ありがとうございます。
ハナカイドウってバラ科サクラ属ではなくてバラ科リンゴ属で、実が食べられるのですね。
無量光院が華やかに見えるのは、大広間の襖絵のある画像や、や仏壇の灯のせいでしょうかね?
美意識の高い和室ですが、カラーバランスがとれていれば豪華という感じではないように思えるのですが。
特に、今日更新するページに比べれば。
2014/6/3(火) 午後 7:25 [ 上から目線 ]
ピンキーさん
今では立派な大人になったのですから、
再び高野山に行って宿坊に止まり、夜の奥の院を歩いてみて、どれほど肝が座ったか試してみてはいかがでしょう?
さすれば、真夏でも身も氷るような涼しい一夜になるかもしれませんよ。
2014/6/3(火) 午後 7:31 [ 上から目線 ]