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〜明日香村:命の源は岡の酒船石から出水の酒船石へと〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!奈良県明日香村編
−飛鳥坐神社のページ−
酒船石遺跡には含まれないのですが、約400m離れた飛鳥川畔で大正時代に2個の石造物が見つかっており、これも岡にある酒船石と同様に水を流したような溝などがあることから、飛鳥川畔で見つかった石造物を出水の酒船石、酒船石遺跡にあるものを岡の酒船石と呼ぶことで区別しています。
現物は京都の野村碧雲荘に移動されており、一般には見ることはできません。ですがそのレプリカは奈良文化財研究所飛鳥資料館の庭に、岡の酒船石と共に展示レイアウトされています。
『2010年5月29日(土)、夜8時から放映された、NHKの「ワンダー×ワンダー 京都天下無双の別荘群」を見ていたら、何と、京都の南禅寺にある「野村碧雲荘」の庭に飛鳥の謎の石造物である、「出水の酒船石」が庭石として使用されていた。
「ふうみん」は22年ほど前に飛鳥の石造物を見学した時、この、「出水の酒船石」について何処に行ったか興味を持ち調べてみたが、京都の個人所蔵とだけしか分らなかった。その当時は今の様にインターネットなどは無く、そのまま諦めるしかなかったが、今回インターネットで調べると「出水の酒船石」の発掘当時の写真があり、しかもレプリカが飛鳥資料館で見学できるという。 「ワンダー×ワンダー」の映像では、出水の酒船石は「野村碧雲荘」の庭園の樋として使用されていた。この映像を見た瞬間、・・・・・』と。 ところで男性なら一見して思うことでしょうが、出水の酒船石の形状はいかにも艶かしいものです。 事実、出水の酒船石は陰石と考えられています。
日本に限らず、古来より人々は生命の源となる物として陰陽石を形作り、もしくはそのような形状をした自然石を信仰対象として来ました。
陰石とはつまり女性の性器を模った石、陽石とはつまり男性の性器を模った石のことです。
だとすれば、別々に発見された二つの酒船石を、斉名天皇の両槻宮にあった庭園の水遊びの装置とし、当時はこのように二つの酒船石が配置されていたであろうという一例として展示されている飛鳥資料館のレプリカの全体像は・・・・。
生命の源=水の源に端を発し、まずは岡の酒船石へと注ぎます。
そしてその水は幾つかの道筋に枝分かれして車石へと流れ、やがて出水の酒船石へと至り、続く車石を経由して水は川へと注ぎ、川の水は海へと流れます。
地球上の生命の誕生は、海から始まったというのは誰もが知る定説です。
こうした二つの酒船石の配置について私自身の理解を最後に記したいと思います。
岡の酒船石は陽石の形状ではありませんが、人形(ひとがた)のように見えます。そして私はこれを男性の石と見ます。
生命の源=水の源に端を発し、岡の酒船石=男性の石の上を流れた水はその下部から出て車石へと流れ、やがて出水の酒船石=女性の石=陽石へと注ぎますが、その上部のすり鉢状の部分は女性の子宮だと思います。そしてその下部の細くなだらかにうねった深い溝状の部分は女性器でしょう。
女性器より流れ出た水はやがて川を経て海へと注ぎ、生命の誕生へと至る。
と考えるのが妥当ではないでしょうか?
岡の酒船石に隣接して鎮座する飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)には、出水の酒船石に類似した形状の石造物が手水舎にあります。次回はこれをご紹介します。
(飛鳥資料館のレプリカについての説明板の画像)
野村碧雲荘にある出水の酒船石 流出口→岡の酒船石→車石→出水の酒船石の全体像
(飛鳥資料館の庭にあるレプリカ)
出水の酒船石の上部分
(飛鳥資料館の庭にあるレプリカ)
出水の酒船石の下部分
車石→出水の酒船石→車石→川
(飛鳥資料館の庭にあるレプリカ)
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