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〜日本神話の天照大神と猿田彦乃神と天皇家について考える〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!奈良県明日香村編
−日本神話の神々と天皇家の関連性を考えるページ−
太陽神はヒルコで天照大神は ヒルメ 天照大神と天皇の系譜の一致 自論
−その他 飛鳥坐神社のページ−
●その他 明日香村のページ●
前回まで、飛鳥坐神社にかかわるご祭神について紹介してきましたが、御理解いただけたでしょうか?
私自身、日本神話についてのページをあちこち見た上で、「日本神話も作り話なのだから。」と思ってしまえば鵜呑みにすることはできるですが、どうも引っ掛かることが幾つかあります。
しかも、引っ掛かる事を調べれば調べるほどに尚更なのです。
そこで今回は、一旦飛鳥坐神社のお話しから離れて、特に引っかかる天照大神周辺のことについて、私なりの仮説というか、推論というか、独論(独自の理解)をご紹介して、スッキリしたいと思います。
まず、前回のページで「猿田彦神の名義には、①・・・・。②・・・・・。③「さ」は早乙女などの「さ」で神稲、「る」はヒルメなどの助詞「の」、「た」は田を示し神稲の田の神。他にも、佐太大神や戯人(さるど)と結び付ける説など。大きく三つの説があるそうです。」
と、猿田彦神:玄松子の祭神記の記述を引用しました。
ここで分からないのは{「る」はヒルメなどの助詞「の」、}という部分です。
ページの筆者自身の中では、その知識の中でハッキリ分かっているのでしょうが、私には意味不明です。
(一言:今にして思えば、ヒルメの『ル』は、『の』とでき、ヒルメは『日の女』となると言っているのだろうと推察できるのですが、書き方が唐突過ぎて分かりませんでした。)
そこで、単語として分からない『ヒルメ』を検索にかけてみました。
●ここからが本題です。
『ヒルメとは』で検索にかけると、
などのページがヒットします。
各ページを個別に読んでみると、どれもそれなりに難解で、真面目に読んでいると頭がこんがらがってくるのですが、大ざっぱに読んで私なりに解釈すると、
これらのページは何を書いているかと言うと、
天照大神 - Wikipedia、の記述で示せば、天照大神は言語学的には別名「オホヒルメノムチ」と言い、
イザナギとイザナミの子のうち、『古事記』で黄泉の国から帰ってきたイザナギが黄泉の汚れを落としたときに最後に生まれ落ちたの神々のことで、イザナギ自身が自らの生んだ諸神の中で最も貴いとした子は、上から順にアマテラス、ツクヨミ、スサノオの三柱(三人の神)で、三貴子とよばれますが、実はもう一人(一柱)いて、ヒルコという神がいたのですが、日本神話の中でいつしかその存在はかき消されて行ったというのです。
ヒルコという三貴子の上の子は、漢字で書くと水蛭子、蛭子神、蛭子命と書かれますが、天照大神と同様の(いや、本当はヒルコこそ)太陽神であることから、その意味合いから言えば、日る子→日の子と認識されるというのです。
そして『日る子』の『子』は、男子すなわち男神を意味し、これに対してその後に生まれた天照大神は先に記したように、「オホヒルメノムチ」という別名で呼ばれるのですが、このうち重要なのは『ヒルメ』で、同じく太陽神という意味合いから、日る女→日の女と認識されるわけで、「オホヒルメノムチ」のうちの『ヒルメ』以外の『オホ』は『オオ』→『大』という敬称で、『ノ』は助詞、『ムチ』は、『高貴な者』という敬称に近い意味合いの言葉なのだそうです。
(一言:ムチ?『無知』が『高貴な者』とはこれいかに!笑うところですよ。)
そして、『ヒルコ』『ヒルメ』のような男女の使い分けは、「ヒコ・ヒメ」、「ヲトコ・ヲトメ」、「イラツコ・イラツメ」など、古い日本語に伝統的に見られるものでもあり、その意味からも『ヒルメ』即ち天照大神は、女神ととらえることが順当とされるとか。
(一言:付け加えると、アマテラス=ヒルメには、ワカヒルメ:稚日女という妹の機織りの神様もいるそうです。興味のある方は個人的に検索してみて下さい。)
では神話の中で、同じ太陽神であり、天照大神の兄である『ヒルコ』はどう記されているかというと、
ヒルコ - Wikipediaによれば、『ヒルコ』は、『古事記』において国産みの際、イザナギ(伊耶那岐命)とイザナミ(伊耶那美命)との間に生まれた最初の神。しかし、子作りの際に女神であるイザナミから声をかけた事が原因で不具の子に生まれたため、葦の舟に入れられオノゴロ島から流されてしまいます。次に生まれた『アハシマ』と共に、イザナギ・イザナミの子の数には入れないと記されているのだとか。
さて、日本神話ついて私は以前から、天皇家の正当性を示すために記されたものと何度か紹介しました。そしてこうした天照大神の前後における神々の系譜は、そのまま鏡で映したように天皇家の系譜と一致するのです。
「アマテラス→天孫ニニギ」と継がれる神の系譜は、「持統天皇→その孫:軽皇子(かるのみこ:後の文武天皇」及び「元明天皇→その孫:首皇子(おびとのみこ):後の聖武天皇」と継がれる天皇家の系譜との対比で、アマテラス、持統天皇、元明天皇はいずれも女神もしくは女皇であり、ニニギ、文武天皇、聖武天皇は、いずれもその孫といった具合に、見事に符合します。
(一言:そう言えば、現在テレビで放送中の『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の中で、大敵としてうちはオビトなるキャラクターが登場していますよね。この世の是非を問う存在として。)
つまり、記紀神話=日本神話の書かれた古事記・日本書記には、編纂された当時の天皇家などの情勢が人物を織り込んで見事に反映されていると指摘されているのです。
以上のことは、複数の方々によて指摘され、これを紹介する人は数多くいます。
さてここからが問題です。
上記したようにアマテラスにはその親(イザナギ・イザナミ)の子の数には入れない存在として『ヒルコ』と『アハシマ』がいます。
「伊耶那岐命と伊耶那美命はヒルコとアハシマを産んで失望し捨てた後、天地開闢の神々に何故こんな事になったのか占いで問うています。
その結果出た託宣では「女から申し込んだのがいけない、男から申し込まなければ健全な子供は生まれないであろう」なんて代物でした。
その託宣に従って2人はもう一度、ま、ムニャムニャし、そして健全な子供達が生まれたという話になっています。
ただ最近の研究では、もともと日本神話に入る前の民間伝承としてのヒルコ(水蛭子)とアハシマ(淡島)は、実は「日の子」と「粟島」だったんじゃないかなんて説が出ているみたいですね。
つまり太陽神と豊穣の神です。
大和朝廷には天照大神と大宜都比売がいたので、滅ぼされた出雲の太陽神・豊穣の神だったヒルコとアハシマは穢れた悪魔としてねじ曲げられてしまったのだ、という事なんだそうです。」と、
そこで私は『ヒルコ』と『アハシマ』を天皇の系譜に当てはめてみたいと思います。
「アマテラス→天孫ニニギ」という神の系譜が「持統天皇→文武天皇」及び「元明天皇→聖武天皇」という天皇の系譜にあてはまるなら、『ヒルコ』は持統天皇や元明天皇の夫。『アハシマ』は持統天皇や元明天皇の子とすれば、神と天皇のそれぞの系譜の中で夫は継承権を剥奪(はくだつ)され、子は継承を跳(と)ばされた点で違和感がありません。
天武天皇は即位して12年後に病気がちになり、皇后が代わって統治者としての存在感を高め、「天下の事は大小を問わずことごとく皇后及び皇太子に報告せよ」と勅し、皇后こと後の持統天皇とその子つまり草壁皇子が共同で政務を執るようになった。
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