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〜明日香村 高松塚古墳:壁画発見は幸か不幸か?〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!奈良県明日香村編
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高松塚古墳の壁画は、今から42年以上前の昭和47年(1972)3月に発見されて大ブームとなり、その翌年の1973年3月26日に寄附金付特殊切手(郵便料金20円に5円の付加金付きが2種類、郵便料金に50円に10円の付加金付きが1種類)として発行されました。
また、切手にはならなかった白虎も、文化庁 | 高松塚古墳・キトラ古墳 | 高松塚古墳の概要 | 西壁白虎に公開されていますし、玄武については飛鳥資料館の『高松塚と記虎に迫る!』という催しからモニターの画像を撮影しましたので紹介しておきます。
ちなみに、青龍(せいりゅう)・白虎(びゃっこ)・玄武(げんぶ)とくれば、当然 四神(しじん:中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣)として朱雀(すざく)が、南壁にあってしかるべきですが、高松塚古墳の発見以前から盗掘した者がいたらしいく、南壁には侵入口と思われる穴がありました。恐らくこの穴の部分に朱雀が描かれていたと推察されています。
(一言:南方を守護する神獣として朱雀は、高松塚古墳を守護することが出来なかったのですね。古墳は山の南面に築かれているのですから、必然的に盗掘者は南面=南壁より進入します。朱雀の力を過信しない者がいたなら、南壁の内外にトラップを施していたでしょうに。)
高松塚古墳壁画北壁 玄武
飛鳥資料館の『高松塚と記虎に迫る!』のパソコンモニターより
黄土・緑青・水銀朱という書き込みは、各部位の顔料を示しています。
ところがその発見と調査により、石室内ではカビが大量発生し、何度も対策をこうじますが、発見当初の極彩色どころか、壁面すら劣化してゆきます。
黒色のカビは壁面に黒い染みを残し、同時に発生したダニやムカデなどにより、カビが石室全体へと再散布され、影響を大きくしてゆきます。
さらにカビはダニの餌になり、ダニの排泄物や死骸が、カビの栄養源になるという生物サイクルが構築されてしまうという悪循環に陥った可能性が高いとか。
更にその後エタノールによる殺菌や薫蒸を行っていますが、増殖速度に処置が追いつかない状況が続き、壁画を保護すべき薬品処理は、壁面そのものを荒らす結果となった可能性が高いとの報告もあります。そして現状は以下する画像のごときです。
(一言:この発見・発掘・保存はこれで良かったのでしょうか?仮にこの失敗が後の発掘に生かされていたとしてもです。3月の発見後、梅雨の季節にも湿気対策もせずに古墳内に入っていたとか・・・。)
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