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〜天野の里の史跡:石造五輪卒塔婆群の中の光明真言曼荼羅碑〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!和歌山編
〜天野の里の史跡:修験者の残した記念碑、石造五輪卒塔婆群〜でご紹介した石造五輪卒塔婆群にある碑は、修行僧の記念碑とも言える4基の五輪卒塔婆だけではありません。
その横には、光明真言曼荼羅碑という梵字がたくさん刻まれた幅広の板碑があります。
。
光明真言曼荼羅碑は、寛文二年(1662)と言いますから、江戸時代の四代将軍徳川家綱の時に建立されたようです。
この碑には、正面の円形内に下辺から右回りに光明真言の梵字、背面には多くの僧名が刻まれていて、この頃より念仏講が形成され、板碑が建てられるようになったと紹介されています。
私たち凡人には、この説明ではこの板碑の意味するところがよくわかりませんね。
「光明真言曼荼羅ってなんのこっちゃ??」てなもんです。
調べてみると、光明真言曼荼羅と類似する言葉として光明曼荼羅があります。
六、曼荼羅の諸相によると、
「光明(こうみょう)曼荼羅とは、金剛界大日如来の周囲に光明真言を表す24の梵字(ぼんじ)を円形状にめぐらしたもので、平安時代後期以降に流行した光明真言の信仰によって成立した。
光明真言の効能は、この経文を数度耳にすれば一切の罪障を除滅でき、苦悩の境界を捨てて極楽浄土に赴かれるといわれ、「光明真言法」という修法として浄土思想とも結び付いて流布した。大日如来と阿弥陀如来の徳を合せ持つとされたのである。」と記されています。
(一言:まだよく分かりませんね。)
そこで光明真言という言葉の意味を調べてみると、光明真言 - Wikipediaには、密教経典である「不空羂索神変真言経(菩提流志訳)」や「不空羂索毘盧遮那仏大灌頂光真言(不空訳)」に説かれる。
そして、これを表す文字こそが、23文字の梵字に休止符「ウン」を加えて、合計24の梵字を連ねる。
なのだそうです。
(一言:ますます意味不明に思えます。)
ですが冷静になって、光明真言曼荼羅碑に円となって書かれた文字を見てみると、
なるほど正面の円形内に下辺から右回りに上記の24の梵字で真言が刻まれていますね。
ところで真言の意味はご存知でしょうか?
真言 - Wikipediaによると、真言とは、すなわちサンスクリット語:マントラ(मन्त्र [mantra])のことで、大日経などの密教経典に由来し、真実の言葉という意味だそうで、そこから転じて密教では仏の言葉という意味に用いられます。
そして真言は音が重要であることから、あえて日本語に翻訳せず、音写を用いる。漢訳では咒、明咒と訳されるのだそうです。
そして、光明真言は、
『オーム 不空なる御方よ 毘盧遮那仏(大日如来)よ/偉大なる印を有する御方よ 宝珠よ 蓮華よ/光明を 放ち給え フーン 』という意味を、
『オン アボキャ ベイロシャノウ/マカボダラ マニ ハンドマ/ジンバラ ハラバリタヤ ウン』
と音写するのだそうです。
(一言:ははーん、それで麻原 彰晃(あさはら しょうこう、本名:松本 智津夫(まつもと ちづお)がひきいたカルト教壇のことをオーム→オウム真理教というのか。今になってやっと理解しました。)
それと肝心の、円形に配された光明真言の24の梵字の中にある大きな5つの梵字の意味ですが、
五字真言(अ वि र, हूं खां、a vi ra hum kham、ア・ビ・ラ・ウン・ケン)の五つの梵字(地・水・火・風・空の五大種子)が、頭から順に、向かって中央・下・左・上・右に配置されているのだそうです。
これで光明真言曼荼羅碑の持つ意味がご理解出来たでしょうか?
私はこれで何となく理解した気になっていますです。ハイ!
難しい意味は別にして、単純にこの板碑を感覚的に見ると、西洋人が漢字をカッチョイイと思うように、多くの梵字がデザイン的に配されていて、今の現代人からはカッケ-ッって思いますよね。
それにしても、光明真言曼荼羅碑の話から、思いがけずオウム真理教に言及することとないましたが、今、生きることは苦しいからと言って、今も残るオウム真理教から派生したアレフ(Aleph)やひかりの輪に入信してはいけませんよ。
日本には古来より、仏教(密教を含む)という立派な宗教があるのですから。 |
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