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堀野 満夫(ポール写真家)My name is Mitsuo Horino. I 'm pole-photographer.

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〜真田丸:プチ信長の細川忠興と逆臣の父を信じる妻ガラシャは苦悩の生涯を〜
      サブタイトル:オヤジブログは自由だ!真田丸編 
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『NHK大河ドラマ 真田丸』第29回放送『異変』では、細川ガラシャが登場しました。
明智光秀の三女として生まれた細川珠は、父が織田信長を本能寺の変で討ち、逆臣となったことで、苦悩の人生を歩みます。

珠は、信長のすすめで細川忠興の妻となりますが、父:光秀の行いにより逆臣の娘として苦悩の人生を歩み、その苦しみから逃れるためにキリストの教えに導かれ、キリシタンとなります。
夫:忠興とは幼馴染であり、珠も夫との縁には何の不満も無かったと思われ、周囲の人々からも美男美女のカップル誕生を心から祝福したようです。
細川忠興と夫婦となって暫くは幸せな日々を過ごし、二人の男子をもうけた珠(最終的には3男2女を生む)でしたが、想いもかけない出来事が珠の人生を変えます。
父:光秀が主君である織田信長を討ったのです。
光秀はこの本能寺の変の直後、細川家に対して藤孝・忠興父子を味方に誘いますが、、細川父子はこれを拒否します。
忠興と藤孝は珠にとっては夫と義父でしたが、それ以前に信長の忠臣でした。
特に夫:忠興にとって信長は憧れの存在でした。
生涯を通して身内にも容赦なく打ち滅ぼす鬼人のごとき戦いを繰り返した忠興の存在は、まさしく織田信長の有り様、プチ信長と言っていいでしょう。武に生き、武を全うした武将、それが細川忠興でした。
しかし、珠にとっては、そんな武の化身とも言うべき夫を持ったことが、苦悩の人生を歩む結果となったのです。武の化身でありながらも珠子への愛を募らせれば募らせるほどに。

珠の父:明智光秀は、結果として逆臣となりましたが、珠にとっては理想の父であり、全ての領民に好かれる良き領主でした。
そんな父が逆臣として討たれ、二人の義姉が非業の死を遂げて後も、珠は父を信じていました。
「誰も悪くない、父も、姉も、母も、夫も武将としては・・・・だがしかし、信長は父に逆臣とさせる行いをし、その生きざまを夫に運命づけた。」恐らく珠は自身の心の中でそんな思いにさいなまれていたのでしょう。
その苦悩の中でキリストの教えに出会い、キリシタンとしての洗礼を受けて細川ガラシャとなります。
一方夫は、妻の父:光秀の要請をキッパリと断ります。
戦国武将にとって主君への忠誠は絶対的なものであり、その意味で忠興の行いは正しいと言えます。
しかし、武将としての本分を全うするあまりに身内に対してまでも容赦なく殺戮を行ったことについては、人として正しいとは言い難いものがあります。
それでも、妻:珠ことガラシャに対する愛は本物でした。言うなれば羅刹の愛とでもいうべき恐怖に満ちた愛です。

本能寺の変の後、珠を丹後国の味土野(現在の京丹後市弥栄町須川付近)に幽閉したのも逆臣の娘として生命の危機にあった妻の安全をはかるための行いでした。
天正12年(1584年)3月、信長の死後に覇権を握った羽柴秀吉の取り成しもあって、忠興は珠を細川家の大坂屋敷に戻しますが、忠興は家臣2名にガラシャを昼も夜も見張らせます。
珠は近親者以外からの伝言は受け取れず、近親者からのものであっても2人の検閲を受ける必要がありました。また、家を訪問してきた者と外出した女性を全て記録して書面で提出させ、外出した女性については誰が許可したのか、どこへ行ったのかまで記録させたそうです。
珠も含めた屋敷内の女性は各自が許可された部屋にしか行くことができず、領域を接していない人間と会話することはできなかったとされます。
このようなガラシャの状況は、ひたすら讃美歌を唱えて祈る姿として第29回放送『異変』の中でもしっかりと描かれていましたね。
つまり忠興の妻への愛深き故に自分以外の疑わしき者がガラシャと接触することを徹底的に嫌ったのです。
特に以前からガラシャの美貌に目を付けていた秀吉に対しては警戒を怠りませんでした。
恐らく秀吉がガラシャに手を出そうものなら、逆臣の汚名などものともせず、ちゅうちょなく反旗をひるがえしたことでしょう。

今後ドラマで描かれるはずですが、秀吉の死後、ガラシャに迫る危機は回避され安らかな日々が訪れるはずでした。
しかし、関ケ原の戦い勃発の直前、石田三成がガラシャが幽閉地より移された細川家の大坂屋敷を襲撃し、ガラシャに人質となることを求めますが、ガラシャは自らの死を選びます。
三成方の兵五百に囲まれた時は、さすがに慄然としますが、このことがあることを覚悟していたガラシャは白無垢に着替え、奥の一室にこもったのです。
ガラシャの最期はパッと咲き散った父光秀の最期を知って以後、ガラシャ自らもその゛時゛を求め続けていたかのような、
戦国の世に翻弄された苦悩に満ちた37年の生涯でした。

いったい、父を信じ、家族を信じ、神を信じた薄幸の美女ガラシャの生涯とは何だったのでしょうか?
これで信じる者は救われたと言えるのでしょうか?神に召されたのだから幸せだったと・・・・。

彼女の辞世の歌は哀れを誘うものですが、彼女にとっては納得の行く最後だったことが読み取れることが、せめてもの救いといえるでしょう。
辞世の歌です。

散りぬべき時知りてこそ世の中の
                花も花なれ人も人なれ

この歌については、あえて意味を記す必要はないでしょう。
余りにも過酷な生涯だったガラシャが、かくも清々しい辞世の歌を残したことに驚嘆を覚えますよね。
私達は、後悔しまくりの日々の末に、このような境地に立つことができるのでしょうか?
出来うれば、信仰の力を借りずにこの境地を得たいものですが、人はそれほど強くはありませんよね。
恐らく人の領分を超えたところに、この境地はあるのでしょうね。

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橋本マナミさん演じる細川ガラシャ
聖女でありながらマナミの眼差しがエロいです。
私としては悲しみに満ちた影のある姿を演じてほしかったところです。
眼差しの底に深い悲しみを湛えた微笑みをです。美人ですがね、それだけじゃあ話題性のみかな。

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