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〜チョウにもいた!!肉食系 男子&女子 その名はゴイシシジミ〜
今日は怖そうな肉食性のチョウ=ゴイシシジミのお話です。
Yahooブログ内で『ゴイシシジミ』の検索には、269件がヒットしますが、
写真1のように、ササの葉裏に逆さに止まって集まるこのチョウの様子が良くわかる写真となると、何軒あるでしょうね。「エッヘン!!」
とは言っても、チョウが牙をむいて他の昆虫や人に襲いかかるわけではありません。このチョウの幼虫が笹の葉に付くアブラムシの幼虫を食べるのです。
このチョウは、毎年同じ場所に発生することは、まずありえず、笹原には違いないが、毎年違った場所にゲリラ的に発生するので、このチョウを発見するのはかなり難しい。
晩秋のある日、大阪府和泉市槇尾山の山林に流れる、槇尾川上流沿いに生い茂る笹むらの上で、見え隠れするように飛ぶ数匹のシジミチョウをみつけた。
その飛ぶ様子は、普段よくみかけるヤマトシジミやルリシジミとは違うと感じ、よくよく見たところ、翅には黒い斑点が多数。そう、ゴイシシジミだったのです。
さっそく、見え隠れしている場所の周りにある笹を掻き分けてみると、「いたっ!!」
笹の葉裏に粉を吹いたようにアブラムシの群れがり、その群れの中に数匹のゴイシシジミが。私は、ひとしきり夢中でその写真を撮影し、その後、アブラムシがビッシリついた葉を数枚採取した。
ゴイシシジミがアブラムシを食べるという話は以前より知っていたので、その幼虫を発見できるのでは?と思ったからです。実際、アブラムシの群れのなかには、チョウ類の幼虫らしき姿が幾つかありました。
そこで、それら数枚の笹の葉を持ち帰り飼育箱に保管して様子を見ることにしたのです。
残念ながら、結果的には、そこにいた幼虫はゴイシシジミではなく、おなじ種のアブラムシを食べるセグロベニトゲアシガの幼虫でした。なぜなら、その後数匹のセグロベニトゲアシガの成虫が、飼育箱にいつの間にか発生していたのです。
そして、アブラムシの種名もササコナフキツノアブラムシと判明しました。
更に付け加えると、ゴイシシジミは幼虫期にアブラムシ自体を食べて餌とするだけでなく、チョウとなってもこのアブラムシが分泌する甘い蜜を吸い続けるのです。
あからさまに言えば、ゴイシシジミは一生を通してササコナフキツノアブラムシの血肉をすするのです。
チョウやガ他にアブの仲間にも命を捧げる運命にあるなんて、アブラムシさん、かわいそう!
でも、アブラムシさんもささやかな抵抗をしてはいるのですが、体中からロウ物質を分泌して、白い鎧のように防御し、兵隊役のアブラムシさんもいるんですよ。結構興味深い種なんです。
写真1
ゴイシシジミ
2013年2月26日現在Yahooブログ内に296件ヒット
ササの葉上に止まった姿の写真は結構あるけど・・・どうよ、この写真。 写真2
アブラムシから汲蜜するゴイシシジミ
写真3
ササコナフキツノアブラムシ
2013年2月25日現在Yahooブログ内に10件ヒット
ゴイシシジミの体長が約1センチ、それと比べればおわかりでしょうが、
このアブラムシの体長は3ミリ以下かな? 本種については、、2005年12月号の南大阪昆虫同好会において、
「ササコナフキアブラムシーゴイシシジミの食餌虫」という、
論文形式の記事を発表
誰が?はずがしながらボクチンがです。
ゴイシシジミの体長が約1センチ、それと比べればおわかりでしょうが、
このアブラムシの体長は3ミリ以下かな?
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2013年02月26日
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