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2013年2月26日 晴れのち雨 (in 大阪府堺市)
〜怖い者知らずのヒオドシチョウ〜
ヒオドシチョウのキーワードは、2013年2月27日現在Yahooブログ内410件ヒット
身近なチョウとしては、ヒット数が少なく、以外な存在です。
クヌギなどの樹液に集まるタテハの仲間のチョウは、翅を閉じた状態の時は樹の皮と見分けのつかない模様をしていて、その存在に気がつかないこともあります。
これは、鳥などの外敵に見つかってたべられないようにしているからだと言われています。
ところが、翅をパット開くと鮮やかな色したチョウが多いのも事実です。
樹液の出る樹には、チョウ類の他に、クワガタムシ・カブトムシ・コガネムシなどの甲虫類もたくさん集まりますし、人間ですら恐れおののくスズメバチも多数集まっていることが常で、甲虫類やチョウ類を求めてやってきた人が襲われたり、目当ての昆虫を容易に採集・撮影できないことも多々あります。
常識で考えると、これらの生き物の力関係で言うと、
多分、ハチ≧人間>甲虫>チョウだと考えがちです。
ですが実際は、チョウ≧ハチ≧人間>甲虫>チョウだと思えるシーンを目にすることがあります。
そうした事例を撮影したのが、今回紹介する『樹液に集まるヒオドシチョウとオオスズメバチ』の写真です。
写真1
ヒオドシチョウがいるのわかりますか?
オオスズメバチはさすがに堂々としたもの
写真2
ヒオドシチョウが急にパッと翅を広げると、
あのオオスズメバチが一瞬驚いて、たじろぐ場面も
写真3
それでもやはりオオスズメバチに「ウザイ!あっちへ行け!!」
とばかりに、大きなアゴで脅かされると、ヒオドシチョウは少し遠くに飛び逃げます。
なのにすぐまた翅を全開にして火のような翅模様を見せたまま、ゆっくりと近づいてきて、
またオオスズメバチの真横に来ると羽を閉じて姿をくらまし、
平然と樹液を吸い始めるのです。
火のような色の翅模様で驚かせるチョウ、だからヒオドシチョウってことですよね。
和名「ヒオドシチョウ」の名のとおり、戦国時代の武具「緋縅」から付けられたらしいです。
[ hanaoyaji ] からコメントいただいたように、樹液に集まるヒオドシチョウ・オオムラサキ・コムラサキ・スミナガシ・ルリタテハなどなどのチョウは、みなスズメバチをあまり恐れません。
ですが、人間はやはりスズメバチには、細心の注意が必要ですし、昆虫写真家や甲虫ハンターのなかには、大スズメバチの焼酎漬けを常時携帯して、刺されたときの塗り薬にしている方もいます。本当に効くのかは、試したことがないのでわかりませんが。
[ vespa ]さんの「私は“扱いやすさ”で序列をつけるとすれば、甲虫>ハチ>チョウ>人間、ということになるでしょうか…。」というコメントは、標本にする際の扱いやすさの序列でしょうかね。私は難解な昆虫の同定を専門家にして頂くための最小限の採集と標本化しかしませんが。種を特定できなければ、論文モドキも書けませんし、苦心の生態写真も無意味になるので渋々です。 |
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