カメラとビデオを棒にくっつけて

堀野 満夫(ポール写真家)My name is Mitsuo Horino. I 'm pole-photographer.

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〜南大阪昆虫同好会会報記載 セダカコブヤハズカミキリ〜
 
 男子が昆虫に興味を持つ場合、子供の頃にカブトムシやクワガタムシ(都会ではいないので、セミ・バッタ・カマキリ・ギンヤンマなどになるかな)などを昆虫採取して飼育してみた。というのが正統な始まりなのかなと思います。
私的には、大阪の男子小学生が「チョウチョが好き!」なんて言ったくらいなら、「お前は、はるな愛か?」って言ってしまいそうです。
あれっ?私はいったい何が言いたいのでしょう?あっ、そうそう、つまり「男の子はやっぱ甲虫でしょ!」と言いたかったはずです。
そんな可愛い少年も、今や生態が面白い昆虫にしか興味をいだかなくなり、大人になっても外国の高価で派手なカブトムシやクワガタを買って飼っている方に対しては、「いつまでたってもお子ちゃまやって、そんなことだから暴力団の密輸ルートで国内に持ち込まれた昆虫を買って、熱帯雨林の樹が、カブトムシやクワガタムシを捕るために伐採されるんやろが。」なんて思うおじさんになってしまいました(世間的には、気持ち悪い昆虫ばかりおっかている変なおじさん)。
そんな私が昆虫について初めて記したのが、このセダカコブヤハズカミキリです。(やっと話しが本筋に着地しました。あーしんどっ!)
 
では、当時の記事をご紹介します。
今でもろくでもない文章しか書けませんが、輪をかけて稚拙で乱暴で当たり前のことを書いています。
暖かい目で読んで頂ければ幸いです。

 
心に残る昆虫 (1) 〜セダカコブヤハズカミキリ〜
堀野 満夫
 
イメージ 1
ササ上のセダカコブヤハズカミキリ
撮影: 2004年8月1日 和泉葛城山
 
 甲虫の中でもカミキリムシは、林業・農業の面から言えば、害虫とされるが、カブトムシ・クワガタムシが飼育派や子供に人気であるのに対して、俗に「虫屋」と呼ばれ、こだわりを持って昆虫に対する人々の中では、その数約 900 種と、色彩・形態・大きさなどにおいて多種多様であり、特にその触角に心ひかれる人も多く、採集派の王道とされる。
 「カミキリ屋」と呼ばれるカミキリムシ専門の虫屋は、多くのカミキリムシが姿を見せなくなる 8 月でそのシーズンに一区切りをつけ、 9 月頃より旬をむかえるコブヤハズカミキリ族で締めくくり、シーズンオフは、木中採集(幼虫など)というのがパターンだそうだ。
 飛ぶことを止め、上翅が癒着したこのコブヤハズカミキリ族は、地方変異なども多く、ややこしいのだが、その日本的なチマチマとしたマニアックさがまた受けるらしい。基本的には、上翅の端刺の長さ・太さ・鋭さ・方向・小顆粒(小さなブツブツ)の多い・少ないや、上翅の外縁の形状・背面隆起などの差異により、ヒメコブヤハズカミキリ(今はセダカと同種)・マヤサンコブヤハズカミキリ・ナンキコブヤハズカミキリ・セダカコブヤハズカミキリなどに分類されている。
 セダカコブヤハズカミキリは、他のコブヤハズカミキリの中でも分布が広く、普通種とされる。
簡単な特徴としては、上翅背面が強く隆起。上翅端刺は広がらず雄の多くは小さくとがり、雌は先端が丸い。
体格は、おおむね雌が大きい。また、カミキリムシ類は一般的に、雄が雌に比べて触角が長い。
 
 こいつには、去年あたりから、会いたいと思っていた。奈良県の和佐又山に行けば会えると、噂では聞いていたが、「少し遠い」と二の足を踏んでいたところ、今年(2004 年) 6 月の例会で、会員の山本博子さんと岡本俊治さんの会話を小耳にはさみ、和泉葛城山で会えると知った。
山頂の竜王神社のブナ林側 石畳を歩いているらしい。何度か足を運んでは見たもののすぐには会えない。
8月 1 日にカミキリ屋に出合い、同行した。
彼が笹の上の紙くずのように丸まった大きな落ち葉をネットの上で揺すると、こいつが出てきた。
私も、その落ち葉を食っていたらしい別の個体を笹上に発見!シャッターを切る。食物が隠れ家とは、いかにも合理的である。
今年は猛暑続きのせいか、新成虫の出現が半月近く早いらしい。(例年 6 月までは、越冬成虫)。
8月 8 日にも捜索してみたら、雄が 1 匹落ち葉から転げ落ちたが、ジッとしていたのでそのまま次を探すうちにいなくなってしまった。
後で知ったことだが、こいつは捕獲しても静止しているが、いざ動くと決めて走り出すと、そのガッチリとした体格に似合わず、筋肉モリモリのスプリンターのように素早い。
 知り合ったカミキリ屋の話によれば、数年前にブナの実生を得るためにネットを設けた際、笹を荒らしてから土地が乾き、こいつの数が減ったらしい。
ブナを保護する余りに、土地の乾燥により他の雑木が損なわれ、ひいては昆虫等の多様性を損なってはいないか?このブナ保護の方法は、いかがなものか?とのこと。
 ちなみに、和泉葛城山より金剛山の方が、こいつの数も多く、個体も比較的大きいとも言っていた。
私などには、金剛山なんて杉林がほとんどで、つまらん山だと思っていたが、今後はチャレンジしてみようと思う。
 
【このコーナーを開設するにあたって (堀野 満夫)】
 レベルの高い我が同好会会報や、昆虫図鑑・専門誌を見聞く度に、昆虫愛好家にあって知識・キャリア共に未熟さを痛感する私ですが、昆虫を探す事・撮影する事については、会員の方々にも多少なりともほめられます。
 そこで、何事も百聞は一見にしかず!と言う訳で、「近頃何だか昆虫が面白そうだ」 と言う初心者向けのコーナーとして紙面を割いていただきました。甲虫・カメムシ・チョウ・トンボ・ハチ・アブ・バッタ etc.いろいろ出ます。
以後もお楽しみに。


とまあ、いかにもおき楽に 『心に残る昆虫』 という私のコーナーが開設されました。
その昆虫同好会に、どれほど物知りな会員と、昆虫を研究する著名な先生方が在籍しているのかも知らずに。
 
学生時代の クラブ活動の格下が同好会 といった感覚をそのまま当てはめて入会したのが運のつきでした。
動物や植物を対象とする同好会は、世間に多数ありますが、昆虫界だけが、ハイアマチュアとプロの先生(教授など)が混在して会をなし、学名や論文が飛び交うのが当たり前の世界だと知ったのは、この記事を記してなお半年後のことでした。
 
次回は大阪府のセダカコブヤハズカミキリの新産地=槇尾山(西国四番札所)の本種観察の記録をご紹介します。自慢になりますが、私の功績です。

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