|
〜高野山の昆虫 : エスハマダラミバエ+解説:アブとハチの違い〜
今回は、エスハマダラミバエです。ハエ目(双翅目)ミバエ科に属する種ですが、そもそもミバエとはなに?ってお話が必要でしょうか?
ハエ目は学術的には双翅目と称することがおおいのですが、ハエ目の中には、アブ・蚊なども含まれます。そして、世間では、「アブとハチってどこが違うの?」という疑問を持った方の声をよく耳にします。
アブを含むハエ目の身体的特徴は読んで字のごとく、双翅=左右一対になる2枚の翅です。
昆虫の定義としては、翅が4枚、脚が6本、体が頭部・胸部・腹部に分かれる。それが昆虫です。
じゃあ2枚の翅しかない(前翅があって後翅が無い)ハエやアブがなぜ昆虫?という話になりますが、
人間がサルから進化したという痕跡と言われる尾骶骨(びていこつ)やモンゴロイドの蒙古班があるのと同様に、ハエ目にも後翅があったという痕跡があります。
そんなことを言われてもハエなんかをマジマジと見たことが無いとおっしゃる方も多いでしょう。
【解説:ハエ目とハチ目の違い】
ハチは前翅と後翅で計4枚の翅があります。前記したようにハエ目の翅は2枚。
そこで「お前はハエ(アブ)か?ハチか?どっちやねん。」と言いたくなる象徴的な画像として、メバエというハエの仲間をご紹介します。
ハエ目の代表(メバエの一種)
平均棍というのが、後翅の痕跡で、風やバランスを感知する感覚器官に進化しています。
ハチ目の代表(カギバラバチの一種) 次にミバエとは何だ?という疑問ですが、これは漢字で書くと実蝿ということだと思います。
つまり、植物の実に寄生するハエということです。詳しくはこちらで→ミバエ - Wikipedia
これでミバエについてもご理解いただけたと判断します。
これでやっと、今回のエスハマダラミバエを紹介できます。
この種についは、私はこの画像を撮影時に見たのみですが、レッドデータにはありません。
ハエ目については、学術的研究がまだまだ発展段階なので、一定の種が増えているのか減っているのか、希少種なのか普通種なのか?そもそも名前が確定しているのかいないのか、この分類が正しいのか正しくないのか?といった感じで、アマチュアが手を出しにくい存在であると言っておきます。
エスハマダラミバエ
翅長 8〜9mmでミバエとしては大型
本種は鳥で言うところのディスプレイ状態(求愛)で、普段は翅を閉じてます。
翅を広げているので、この画像でも平均棍が見えますね。
2013年7月21日現在Yahooブログ内に1件ヒットしましたが、本種ではありませんでした。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2013年07月22日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




