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〜魚眼で見る 天野山 金剛寺の瓦屋根:目線は上から(2013年7月28日)〜
〜Look in a fisheye Amanosan Kongoji The tiled roof of Honbo and Kanzoin
:The eyes from over the top (2013年7月28日)〜
初めにお詫びです。
昨日は、ちょっと目次ページなどをちょっと模様替えしようかと思い、手をつけたのですが、何事も、一定の切りがつかないと次に進めないタイプの私ですので、とうとう本来の新規ページを更新できませんでした。申し訳ありません。
それでは本題にはいります。
天野山金剛寺は、壇上の境内や天野山金剛寺本坊・観蔵院には、檜皮葺の屋根が美し建造物が多いにですが、それが今回は大改築工事などにより思うように取材できませんでした。
出来なかったことを今更嘆いてもしかたないので、ここでは瓦屋根についてご紹介します。
まず 1枚目の作品には、シッポに毛のあるウーパールーパーのような飾り瓦がうつています。
もちろんウーパールーパーではなく、唐獅子なのですが、ワザと瓦職人が愛嬌のある姿にしたのでしょうかね。この飾り瓦は、ヘルメットのような半球の上に唐獅子がくっつけありますが、お碗という名の瓦です。
これは単なる飾りではなく、軒先の上の軒巴瓦から素丸瓦が鬼瓦に向かって上へ並べられている上部の、とりわけ軒先巴瓦の後方部と右斜め下につけられた隅巴瓦の候補部とのジョイント部の上に乗っかっています。これらのジョイント部は、つき合わせている打でなので雨水が入る恐れがあり、これを防ぐ役割もになっています。
このお碗という名の瓦は、2枚目や7枚目の作品などに写る門の上のこうしたジョイント部にもあることが見てとれますが、その上に付けられている飾りは、ウーパールーパーのようなものではなく、ボタンの花をかたどっていますね。
2枚目以降の画像では、鬼瓦に注目していただきたいのですが、近頃の近代的な民家では、金属屋根・セメント系の瓦(カラベスト・スレート瓦など)が多く、瓦屋根の新築屋根はほとんどみかけません。
たまに見かけたとしても、鬼瓦はどこをさして鬼瓦と言っているのかすら分からないでざいんです。
鬼の顔をした鬼瓦を、特に鬼面の鬼瓦と言うのですが、これがとっても高価で、1つ10万円位します。
鬼瓦というのは魔よけの意味合いもあるのですが、屋根の一番上の方に付いているので、小さく見えますが、真近に見ると、ことの他大きいことに驚く人も少なく無いようです。
4枚目〜6枚目の画像の正面に移る寺務所の屋根上に据えられた鬼瓦などは、1つに見える鬼瓦が3つのパーツに分かれます。鬼面の部分の下に1対の脚といいますか、台いいますか、それがついていて、鬼面の部分だけでも一人では持ちかねる重さがあります。
鯉のぼりの歌でしたか、『甍の波と雲の波・・・』というフレーズがありますが、2枚目〜5枚目の画像は、正にそんな感じのする画像です。
これは、社寺の屋根に特徴的な 軒先から屋根の登りの真ん中部分まで勾配がゆるくそれ以降になると急に曲線的に勾配がきつくなってゆく屋根の形(てり屋根)が、幾重にも重なる様子が、より波を連想させる風情になっているのが見てとれると思います。
このような てり屋根の形状は、必ずしも社寺の屋根にかぎられたものではありません。
西日本では、和歌山県の中部から南部の民家や、四国方面にもこうした屋根を民家でよく見かけます。
私の住む大阪の南部の民家では、これとは逆に屋根の勾配の中央付近で膨れている むくり屋根というのが特徴的ですが、やはり工期と工費がかさむので、今ではほぼ旧家に見られる程度です。
また、中国地方の屋根には、鬼瓦と鬼瓦の間に詰まれた棟瓦が、真ん中で膨れ、両端の鬼瓦側では、たれている太鼓型の棟が特徴的な地域があります。
それはまるで、日本昔話のアニメに描かれた民家のようです。面白いですね。
天野山金剛寺本坊・観蔵院
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
高さ 2mの位置から撮影
お久しぶりです、ウーパールーパーさん、またブームになるのも人気というより虐待につながるから
今は静かにしていたいですよね。
天野山金剛寺本坊・観蔵院
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28
高さ 8mの位置から撮影
この画像では、手前の門の屋根とその後の寺務所の屋根に高低差がついていて、
すぐ下の画像より、甍の波に立体感が出ています。
天野山金剛寺本坊・観蔵院
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
高さ 6mの位置から撮影
この画像では、手前の門の屋根とその後の寺務所の屋根に高低差がついた写りになっていません。
天野山金剛寺本坊・観蔵院
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28高さ 5mの位置から撮影
天野山金剛寺の寺務所と本坊・観蔵院
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28高さ 4mの位置から撮影
大小色々の切り妻照り屋根が折り重なり、正に甍の波です。
天野山金剛寺の寺務所と本坊・観蔵院
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28人目線
正面に見えるのは、事務所ではなく、寺事務所です。
近づくと400円取られます。
天野山金剛寺本坊・観蔵院
カメラ:αNEX-5 レンズ:E16mm F2.8 SEL16F28+VCL-ECF1
高さ 5mの位置から撮影
手前で撮影する私の姿をトリミングカットした画像です。
次回につづく。
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2013年08月10日
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ダイビングをやっていた頃に沖縄で撮影した、トウアカクマノミの赤ちゃんです。
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