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〜秋のトンボ?を見分ける:ミルンヤンマ 〜
私にとってのミルンヤンマは、夏にその姿を見ることはなく、秋になって涼しさが増すとその姿を、よくみかけるようになります。したがって、本種は正真正銘秋のトンボだと思っていました。
ところが、図鑑などで本種の生態を見てみると、6月下旬頃から成虫が現れるのですね。
下記に示すとおり、山地の樹林に囲まれた流れ、つまり清涼に生息しています。
私の観察事例では、ミヤマアカネの生息地では、同時期に本種も見かけるという感覚があります。
一見すると地味と言うか、多種のトンボにもよく見られる黒と黄色の縞模様ですが、頭部前面のアップが美しく、とりわけ複眼の色合いと輝きには引き込まれそうな美しさがあると私には思えます。
【ミルンヤンマのプロフィール】
①成虫発生期:6月下旬〜11月中旬
②生息地:丘陵地から山地の樹林に囲まれた流れ。丘陵地では、コシボソヤンマと混在することもある。
③分布:日本特産種。北海道南部から本州・四国・九州に分布。北海道・東北北部ではまれ。
④体長:65〜79mm
⑤越冬形態:1年目は卵、2年目は幼虫。
⑥産卵形態:産卵は水際の朽木などに行う。
⑦生態:産卵期194日から201日。幼虫期約410日。1世代2年型。夏季には日中薄暗い林の中の下枝に静止していることが多く、午前中やたそがれ時に活動するが、涼しくなるにつれて日中でも飛翔するようになる。成熟♂は流れの上や林道に沿って探雌飛翔を行う。
成熟したばかりの♂は流れの上の狭い範囲でホバリングを交えて縄張り飛翔することがあが、近畿地方では監察されることは少ない。交尾は樹林内の枝に整枝して行う。
ミルンヤンマ♂上面(背面)
ミルンヤンマ♂上前面
ミルンヤンマ♂ 頭部前面
ミルンヤンマ♂ 背面(翅無し)
ミルンヤンマ♂ 側面
ミルンヤンマ♀ 側面 |
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2013年10月14日
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