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〜秋のトンボ?を見分ける:コシボソヤンマ〜
今回紹介するコシボソヤンマは、図鑑の記載によると、10月にはもう成虫の姿は見られないようです。
私も本種を観察・採取したのは8月、つまり夏でした。
9月には見られるそうなのですが・・・・・、「秋のトンボに入れて良いのでしょうかね?」って思ったのですが、前回紹介したミルンヤンマのプロフィールに、『コシボソヤンマと混在することもある。』と記しました。
なので「ちょっとピント外れかもしれませんが、これはやっぱり紹介しなきゃダメでしょう。」
と、思ったしだいです。
なお、本種の♀の標本画像を私は撮影していませんので、山本哲夫氏の画像をご紹介しておきます。
【コシボソヤンマのプロフィール】
①成虫発生期:6月下旬〜9月 8月に多い。
②生息地:平地から丘陵地の樹林に覆われた流れ。
③分布:日本特産種。北海道・本州・四国・九州に分布。北海道・
④体長:76〜88mm(ミルンヤンマより大きい)
⑤越冬形態:幼虫。
⑥産卵形態:産卵は水域の朽木に行うが、♂が接近るると、翅を開いて伏せた体勢をとることがある。
近畿地方以外では日没後まで産卵する例が観察されている。
⑦生態:産卵期213〜226日。幼虫期約460日。1世代2年型。
幼虫は顕著な擬死行動(捕まえると、体をそらして死んだふり)を示し、羽化前は水面から出た状態で枝につかまっているのが見られる。未成熟個体は周囲の林で見られ、早朝や、たそがれ時には人の視界がきかなくなる時間帯まで摂食飛翔する。
成熟後、♂は3〜4mの区間を水面低く往復飛翔して雌を待ち構えたり、朽木周辺を丹念に見回しながら川沿いを探雌飛翔したりする。交尾は付近の樹上に止まって行う。
コシボソヤンマ♂上面(背面)
コシボソヤンマ♂上前面
コシボソ ヤンマ♂ 頭部前面
【ミルンヤンマとの同定ポイント①】
青→で示した顎の色がミルンヤンマの黄色に対して黒色 コシボソヤンマ♂ 側面 ミルンヤンマ♀ 側面
♀のこの画像は近畿のトンボ図鑑 (山本哲夫著)よりコピー コシボソヤンマ♂ 胸部背面のアップ
【ミルンヤンマとの同定ポイント②】
青→で示した突起がミルンヤンマとは違って尖っている。 コシボソヤンマ♂ 尾端背面
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2013年10月16日
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