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〜秋のトンボ?を見分ける:クロイトトンボ〜
クロイトトンボはイトトンボ科の種としは、最も多く生息している普通種です。
本種はなんと、11月下旬まで成虫が観察されるそうですよ。
イトトンボを見分けるには、まずこの種の特徴を知ることから始めましょう。
【クロイトトンボのプロフィール】
①成虫発生期:4月中旬〜11月下旬。5月から9月に多い
②生息地:平地から丘陵地の浮葉食物や沈水植物が残り、ある程度の深みと周囲に樹陰のある池沼
に好んで生息する。また緩い流れや都市公園の池などでもよく見られる。
③分布:北海道・本州・四国・九州に分布する。
④体長:27〜37mm
⑤越冬形態:幼虫。
⑥産卵形態:交尾は水域で行われる。その後連結産卵に移り、浮葉植物や沈水植物の茎などに産卵 する。時にそのまま浸水し産卵する場合がある。
⑦生態:産卵期7〜13日。幼虫期約50日。1年2世代型。
未熟個体や♀は周囲の林や灌木の間などで暮らす。成熟♂は水面の浮葉植物の葉上などに静止 して縄張りをもち、水面すれすれを飛び回る。
クロイトトンボ♂ 側面
クロイトトンボ♂ 背面
クロイトトンボ♂ 頭部・胸部側面
【雌雄見分けポイント♂】黄色↑が指し示す部位は、♂であることを示す副生殖器 クロイトトンボ♂ 頭部前面
クロイトトンボ♂ 頭部背面
【同定ポイント①】 赤↑で示した部分にある斑紋:眼後紋は小さい。
クロイトトンボ♂ 頭部・胸部背面
【同定ポイント②】 赤↑で示した部分にある筋:後頭条はない。 クロイトトンボ♂ 尾端側面
クロイトトンボ♂ 尾端背面 【同定ポイント③】 青↑の差す上付属器はハの字に開いていて先はとがらない。
【同定ポイント④】 左の赤↑の差す腹部第8節後方の黒色部は側面まで回り込んでいて良く目立つ。
【同定ポイント⑤】 右の赤↑の差す第10節は背面から見るとほぼ全体に黒い。
クロイトトンボ♀
南大阪昆虫同好会会報 『イトトンボを見分ける』(山本哲夫著)より
【雌雄見分けポイント♀】②↑が指し示す部位は、♀であることを示す産卵管です。
赤↑は♂同様に小さな眼後紋・オレンジの↑には後頭条がない |
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2013年10月23日
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