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〜明日香村:聖徳太子御生誕所の万葉歌碑〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!奈良県明日香村編
●明日香村のページ●
−飛鳥坐神社のページ−
『聖徳太子御生誕所』の地には、歌碑もあります。
よのなか しげ かほり す す いた くに し
世間の 繁き假廬に 住み住みて 至らむ國の たづき知らずも
作者未詳
【歌の大意】
うるさい仮住まいのような人の世に住みつづけていて、これからどんな様子の国へ行きつくのかも分からない。 【原文】
上記の句は、 河原寺の仏堂の裏にあった倭琴(やまとごと)の表に記してある2首の中の1首だそうで、世間の 繁き假廬に 住み住みて 至らむ國の たづき知らずもには、『世間(よのなか)の無常を厭(いと)ふ歌二首』としてもう一つの歌も紹介されています。
いきしに ふ う いと しほひ やま
生死の 二つの海を 厭はしみ 潮干の山を しのひつるかも
【歌の大意】
生と死とにわずらわされる苦しい娑婆の境界が厭わしさに、その苦のまったくない極楽世界を恋しく思ったことである。
【原文】
●ちなみに、各単語の意味もわかりにくいのでご紹介しておきます。
【生死の二つの海】とは・・・ 衆生(しゆじよう)が生と死との迷いにおぼれているこの世を海にたとえていう語。現世。
【潮干の山】とは・・・生死を海にたとえ、潮が引いて海の影響の及ばない山の意から》生死を超越した悟りの世界。浄土。彼岸。
【假廬】とは・・・仮に作ったいおり。旅先などでの仮の宿り。
【住み住みて】・・・同語を重ねて、継続する意をあらわす。すみ続ける。生活して。
【至らむ国】・・・行くべき国、極楽浄土。
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2014年10月31日
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