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〜直虎:『赤ちゃんはまだか』では、しのは子を生めないのを次郎法師のせいに〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!おんな城主直虎編
『NHK大河ドラマ おんな城主直虎』第8回放送『赤ちゃんはまだか』では、戦国時代の武将の妻は家督を継ぐべき当主の子を産むことが最大の責務であることが、あからさまに描かれました。
今日の男女から見れば「武士の時代の当主はたくさんの妻がもらえ、その妻は、家事をすることもなく優雅な暮らしが出来て良いなあ。」と思われるかもしれませんが、そこには家の跡継ぎを生まなければならないという重大な責務があり、ただただ快楽にひたるなどという軽々しいものではなかったことを、知る必要があるでしょう。
井伊直親の正室:しのは、井伊本家に嫁いで既に4年の歳月を経てなお井伊家を継ぐべき子を産むことが出来ず、それは次郎法師の存在があるためだとして次郎法師を恨みすら抱きます。
次郎法師は、直親との間に未だ子を授からない事に悩む正室:しののために、小野政次に頼んで高価ではあるが子作りに利くという妙薬:麝香(じゃこう)を駿府にて手に入れて欲しいと頼み込んで、ある意味ノイローゼ状態のしのためにと動きます。
しかししのは、次郎法師がいるから信親はいつまでも我が身に愛情を注がず、結果として子ができないと思い込み、来る日も来る日も泣き続ける日々を送ります。
そのあげくには、直親や次郎法師に対して「私に子が出来なければいいと思っているのでしょう。」とあからさまに攻め、次郎法師を刺し殺そうとまでします。
直親はそんなしのの有様を目の当たりにしてため息をつきますが、次郎法師は「なぜため息を吐く?子というのは夫婦が共に心を一つにしてつくるものじゃ。なぜしの苦しみを分かってやろうとはしないのじゃ?」と直親を諭します。
一方松平元康の正室となった瀬名姫は、元康との間に既に一人の子を産み、お腹には次なる子を身ごもっていることを文にて次郎法師に書きつづり、こちらでは、瀬名姫があの三河のぼんやり(元康のこと)との間に次から次へと子ができることを嘆く文面も書き綴りました。
また、今川家に対して目付けの任を受ける小野政次と血縁を結んで政次が井伊家に対して不利な情報などを今川に伝えるなどの行動にでないように、政次の弟:朝直の正室になったなつ(しのの妹)にも既に子がありました。
長きに渡って子が出来ないしのにとっては、自身意外の近しいおなごにはいとも容易く子が出来る事も心痛の種だったでしょう。
しかし井伊家では、このままでは家の跡継ぎの誕生が何時まで経っても望めないと、直親に側女(そばめ)を迎えようとしますが、井伊の井戸の場で直親と次郎法師がしのの存在を疎ましく思っていないことを諭されたしのは、直親の「辛い思いをさせてすまなかった。」という言葉にも励まされて直親や次郎法師に対する思いや、自らの心の有り様を改め、夫婦二人して親である直盛夫婦に対して側女(そばめ)を迎えるのを後一年待ってほしいと願い出ます。
そして一年経っても子が出来なければ、直親に側女(そばめ)を迎えることも拒まないとの決意も直盛夫婦に対して口にしました。
結果としてしのには直親との間に嫡男を生むのですが、その誕生を待たずに、井伊直盛は今川家の尾張攻めのために出陣します。
これこそ、その戦前において誰もが今川の織田に対する敗北など万が一にも無いと信じて疑わなかった桶狭間の戦いとなるのです。
つづく。
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