カメラとビデオを棒にくっつけて

堀野 満夫(ポール写真家)My name is Mitsuo Horino. I 'm pole-photographer.

昆虫

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昆虫の生態写真や説明文・論文・マイ記載記事などをご紹介。
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〜もうすぐ会える春のチョウ〜
 
 
さあ春です。
春にしか会えないチョウが舞いはじめる頃ももうすぐそこですが、
その可憐な姿を知らない人は意外に多いのでは?
中国から色んなものが飛んで来たり、国産の花粉にも悩まされる春ですが、
こんなチョウにも会える春です。
貴方はどうしますか?
出かけますか?閉じこもりますか?
出かけるなら、探して見ませんか、こんなステキな春の使者に!
 
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コツバメ
2013年3月9日現在Yahooブログ内に389件ヒット
小さいし、目立たないし、高速で飛ぶし、中々近づけない
でも撮影して見るととてもシックな色合いの可愛いチョウです。
 
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コチャバネセセリ
2013年3月9日現在Yahooブログ内に389件ヒット
地味なチョウですが、レンゲの花にはよくあうトッピング。
 
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スギタニルリシジミ
2013年3月9日現在Yahooブログ内に135件ヒット
早春の一時期に集中的に発生する種ですが、これほどの群れを見ることは少ない。
 
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ウスバシロチョウ
2013年3月9日現在Yahooブログ内に628件ヒット
酔っているみたいにフラフラと独特の飛び方、飛翔距離は短く、すぐに地面に止まてご休憩。
このチョウは、5月〜8月に発生するので、春のチョウとは言えないかもしれませんが、近畿では、日本海側の山手で見られるので、5月はまだ肌寒く、春のイメージがあります。
 
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ミヤマセセリ
2013年3月9日現在Yahooブログ内に383件ヒット
 セセリチョウの仲間で、翅を広げて止まる種は、このチョウとダイミョウセセリぐらいかな。
 
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サカハチチョウ春型
2013年3月9日現在Yahooブログ内に40件ヒット
翅を広げた姿も可憐ですが、翅を閉じた姿もステキです。
 
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ツマキチョウ♀
2013年3月9日現在Yahooブログ内に635件ヒット
ツマキチョウはキチョウにあらず、♂の翅のツマが黄色いからツマキ+チョウです。
 
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スジグロチョウ
2013年3月9日現在Yahooブログ内に103件ヒット
春は恋の季節ですね。
 
〜渡りをするアサギマダラに寄生するハチ(動画付き追記版)〜
 
 
 アサギマダラをテーマにしたブログで、アサギマダラは寄生虫からのがれるために旅をする言う話をしました。
今回は、その寄生蜂(キスジセアカカギバラバチ)が主役です。
 
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  キスジグセアカカギバラバチ(体長約1センチ卵は数ミクロン)
2013年2月25日現在Yahooブログ内に7件ヒット
アサギマダラに寄生していたと論文で紹介されたハチです。
案外カラフルで可愛いと思いませんか?

「チョウの幼虫は、植物の葉を食べて育ちます。ところが、その葉に卵を産み付けるのが、寄生虫(ハチやハエの仲間)の成虫で、そうとは知らないアサギマダラの幼虫は、葉と一緒に寄生虫の卵も体内にとり込んでしまうのです。残念!!」
というのが以前紹介したお話でした。
 
今回はまず、キスジセアカカギバラバチの産卵シーンを動画でご覧下さい。
キスジセアカカギバラバチが葉の裏に産卵する様子をスロー再生
 
平井規央准教授は、アサギマダラの生活史(一生)を解明するために飼育実験をおこなっていたところ、アサギマダラのサナギが次々と死に、中からマダラヤドリバエが現れたそうです。
このマダラヤドリバエは、ほぼ日本全国に分布し、クジャク蝶にも寄生するそうです。この寄生バエは、直径0.2mmほどの微小な卵が、植物の葉と共にチョウの幼虫に食ぺられることで寄生を開始する変わった習性をもちます。
平井先生は、更に飼育実験を続け、あるアサギマダラのサナギから出たマダラヤドリバエの囲蛹(殻に囲まれたサナギ)を放置してたところ、今回の主役キスジセアカカギバラバチが現れたそうです。
つまり、寄生虫の中から寄生虫が現れたのです。これを二次寄生と言うそうです。
平井先生のここに紹介したお話では、第一段階でアサギマダラがかかわりましたが、
この蜂について検索してみると、チョウと同じように、幼虫が植物の葉を食べる蛾やハバチを介して、
スズメバチにも二次寄生するという記述もありました。
 
私は、所属する昆虫同好会で、平井先生の講演を直接お聞きし、この研究のその後の成果として、二次寄生の経過過程を詳しく知ることができましたので、これもご紹介します。
二次寄生のメカニズム
アサギマダラの幼虫の体内でマダラヤドリバエとキスジセアカカギバラバチの卵が同じアサギマダラの幼虫に食草と共に食べられ、体内に取り込まれた場合、その後先にふ化して幼虫となったマダラヤドリバエの幼虫が、未だ卵のキスジセアカカギバラバチをアサギマダラ幼虫の肉と共に摂取することでキスジセアカカギバラバチの二次寄生が実現されるということでした。
さらに寄生蜂には二次寄生を超えて、三次・四次の寄生も可能な種があるそうで、これら二次以上の寄生を総称して高次寄生というそうです。
 
以下は私の観察事例からの独自論です
最初の生態写真の撮影では、キスジセアカカギバラバチがカラムシという植物の葉に産卵していました。ところが動画では、また異なる植物の葉に産卵しています。
つまり、この寄生蜂は、不特定多数の植物の葉に産卵することが見てとれます。ですので寄生しうるチョウ類や寄生バエも、不特定多数の種に及ぶ事が予想されます。
その他にも私がこの寄生バチについて気になった事があります。私はこの寄生バチをかなり数多く野外で見かけましたが、体長にかなりのバラツキがありました。
私の想像では、チョウに寄生してそのまま成虫になった場合は、大量の肉を食べられるので大きな体の個体が現れ、チョウに寄生した他の寄生者(ここではマダラヤドリバエ)に食べられて二次寄生した場合には、ハエの肉の絶対量がチョウのそれより遙かに少ないので、小さな体の個体が現れるのではないかと思うのです。
この事については、以下のコメントがありましたので、現在お問い合わせしております。
[ Nawshica ] さんより
このハチは2次寄生ができない時、つまり既に寄生されている幼虫に食べられない限り死んでしまうという記載を見つけましたので、もしそれが本当でしたら、成虫のハチのサイズの違いは、2次寄生する幼虫のサイズや宿主の中の個体数の違いが影響するのではないでしょうか?
 
引用文献
平井規央(1997)卵から育てられたアサギマダラから現れた2種の寄生者.昆虫と自然,32(5):28-30
キスジセアカカギバラバチを紹介する他のページ
 
蛇足かもしれませんが、私はカギバラバチの一種を他にも観察していますので、これもご紹介します。
 
私は2006年〜2008年の7月の中旬ごろに、カギバラバチの一種を観察しています。
この標本を平井規央先生に見ていただいたところ、新種かも知れないというので、ヒメバチを研究されている、松本吏樹郎氏に標本画像を送ってみましたが、ご返事はありませんでした。
このハチは、オニグルミの葉上で産卵行動が観察されました。そこで繁殖するチョウ類などを調べたところ、トサカフトメイガの幼虫が多数発生していて、これを捕食する者として観察されたのは、コアシナガバチでした。
私は、オニグルミの葉と共にトサカフトメイガの幼虫が本種の卵を取り込み、更にこの蛾の幼虫をコアシナガバチが捕食することで、本種の二次寄生が実現されると思っています。
このエピソードは、私が近頃昆虫の会から足が遠のいた理由の一つです。
 
逆に言えば、それほどこの蜂に思いがあったということですね。
後は、土曜日に定例会に出られない状況になったことや・・・。
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カギバラバチの一種
 
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トサカフトメイガの幼虫

前回紹介時は、ナイス(1) コメント(4)でした。
前回紹介時のコメントです。
 [ sakaku ]さんより
寄生蜂、寄生蠅は奇麗なものも多いですが、葉に卵を産み付けるのはハバチの仲間で寄生蜂とは違うような気がします。
アサギマダラの食草ガガイモ科は毒草ですから、それを食べるアサギマダラは成虫まで毒が残るので、いわゆる鳥が食べない毒蝶です。
しかも高温を嫌う蝶ですから、暑い南方では生息できず、北のほうへと渡って行きます、でも見られるのは標高の高い山で日陰ばかりです。
 
私 [ 上から目線 ]からお答えします
比較的最近の研究ですので、あまり知られておりませんが、平井 規央准教授が、本種の産卵行動についても論文で記述されておられます。

[ sakaku ]さんより
寄生蜂調べてみました、珍しい生態の蜂でしたね、これなら毒草など関係ないでしょうね、初めてこんな寄生蜂がいるのを知ったです。
良い勉強になったです。
ハエが寄生した場合は、幼虫はどんな状態の時にハエが羽化するのかわからないですが、蜂の場合は幼虫の時に外に出て繭を作るものと、蛹の時に出てくるものに大きく分けられるような気がしてますが。
自分は蝶が専門で40年近く付き合ってますから、色々な場面を見てますが、蛹の場合は寄生されてるのは時間が立つとわかります。
色々な蝶の蛹から出た蜂の標本は少しは持ってます。

S-Birdさんより

この可愛いキスジセアカカギバラバチが産み付けた卵をアサギマダラの幼虫が食べちゃうのですか。勉強になります。


KUPUKUPUさんより
高次寄生とは随分複雑な生態系ですね。カラムシの葉に産み付けられたこの蜂の卵はどのようにしてアサギマダラの体内に入るのでしょうか。
 
私 [ 上から目線 ]からお答えします
この寄生バチは、アサギマダラだけに寄生するわけではありません。
私の撮影した写真に写っている個体の卵は、アサギマダラの食草に産卵していませんので、他のチョウ類に寄生することになると思います。
 
〜私がお盆に出会った南アルプスの高山チョウ〜
 
 
 大それたタイトルを付けましたが、実際に私がであったチョウの種類は少ないのです。
高山チョウを求めて中部山岳地帯に出かけるなら、 本来は7月中に出かけるべきで、お盆の時期は天候が不順だし、もう秋の気配すら感じられます。
とにかくこの時期この地域は大雨がよく降る。日中は天気であったとしても、夜は雷雨ということが普通と言ってもいいくらいです。
私は、2001年〜2004年までのアンベストシーズンであるお盆の時期(8/13〜8/17前後まで)に、南アルプス登山の玄関口として、長野県下伊那郡にある鳥倉山のオートキャンプ場で一人キャンプをして昆虫の生態写真を撮影にでかけました。
この地は、ゴールデンウィークの時期には、クモマツマキチョウが見られることで有名で、チョウ愛好家が群れるらしいのですが、当然のように採集禁止の看板が立っているので、ご承知願います。
 
結果的にその4年間で見たチョウと言えば、クジャクチョウ・キベリタテハ・ヒカゲチョウ・ミヤマカラスシジミ・ギンボシヒョウモン・スジボソヤマキチョウ・シータテハ・ヒメキマダラヒカゲ・ミヤマシロチョウ・ジャノメチョウ・ミドリヒョウモン・アサギマダラの、計12種だけです。
そのうちキベリタテハは何度撮影を試みても、1.5メートル以内に近づけず、ミヤマシロチョウは先に知人の網の中に捕らえられて、撮影できませんでした。
そんなものだから、ミヤマカラスシジミとクジャクチョウを撮影した時は、知人に知らせずに後で
「撮影したよ!」と言ってやると、
「なぜ教えてくれない!!」と、地団太踏んで悔しがっていました。
それを見て私は内心、実に愉快に思っていたのです。
お盆オンリーとは言え、4年も通って12種のチョウしか見られないとは、やはり少ないと自分では思うのですが、チョウだけを探していたワケではないので、人によっては「そんな時期にそれだけの種に出会えたら御の字だよ。」と言うかも知れませんね。
私だって本当は、7月のベストシーズンに行きたいというのが本音ですが、休みが取れない身の上では仕方ありません。
 写真1 イメージ 1
クジャクチョウ
2013年2月25日現在Yahooブログ内に891件ヒット
 
イメージ 2
ベニヒカゲ
クモマベニヒカゲだと思ったのですが・・・。
2013年3月3日現在Yahooブログ内に149件ヒット
 
イメージ 3
ミヤマカラスシジミ
普段はモミジの樹冠いて、その存在を知りうる人は少ない。
2013年3月3日現在Yahooブログ内に31件ヒット
 
イメージ 4
ギンボシヒョウモン
2013年3月3日現在Yahooブログ内に129件ヒット
 
イメージ 5
シータテハ
2013年3月3日現在Yahooブログ内に264件ヒット
 
イメージ 6
スジボソヤマキチョウ
2013年3月3日現在Yahooブログ内に150件ヒット
 
イメージ 7
ヒメキマダラヒカゲ
2013年3月3日現在Yahooブログ内に157件ヒット
 
 
〜クロマダラソテツシジミが沖縄?から無賃乗車?で関西に〜
 
 
クロマダラソテツシジミはアサギマダラ同様、本来は沖縄などの南国に生息するチョウです。
数年前より関西において観察され、私の住む大阪府でも、幾つかの観察報告がありますが、越冬を重ねて生息しているかは不明です。
温暖化による生息地の北上(ほくじょう)やアサギマダラのような旅によるものではなく、
チョウ愛好家による本種の持ち込み、もしくは食草のソテツと共に
人為的に南国から本州にもたらされた可能性があります。
 
注:ここは、お引っ越しページです。
以前のブログから、クロマダラソテツシジミに関する記述のみを抜き取りました。
後日、手元にある文献を調べ直し、記述を増やしますので、しばらくお待ち下さい。

イメージ 1
クロマダラソテツシジミ
2013年2月25日現在Yahooブログ内に224件ヒット
撮影地:大阪府和泉市信太山
 
¤Ǥó¤Á¤ã¤ó さんからのご報告です。
はじめまして。ブログにコメントありがとうございます。私は宝塚在住ですが、実は2007年に初めて本州でクロソが確認できたのが宝塚なのです。宝塚は植木の町として有名で、ソテツにくっついて来てしまったものと思われました。その次の年には越冬したと思われる個体が繁殖しましたが、ここ数年は同じ場所では確認していません。やはりあまり気温が下がると全滅するのではないかと思われます。
 
200P さんからのご報告です。
こんにちは。コメント有難うございました!
クロマダラソテツシジミは鹿児島の我が家の周りでは一時のにぎわいは見慣れなくなりちょっとさびしい思いですが、人間側から見る生き物たちの生態、たまには人間に翻弄されながら生きる小さな生き物たち、面白いですね!!
 
〜黄金色に輝く白化型のチョウ その2
 
前日のブログの続きです。
私は、2004年4月25日に、黄金に輝くベニシジミ白化型を発見・採集しました。
喜び勇んで、所属していた昆虫同好会の定例会に出席し、少なくとも私より遙かにチョウをよく知る会員が静かに着席する中、小学生が授業中に質問するかのよに私は立ち上がり、チョウ学会会長の石井 実教授に、白化型発生の原因をおたずねしたのです。
すると「結論から言えば、白化型は劣性の遺伝形質が発現したものです。と石井教授のクールなお答えの
すぐ後、
門下の平井 規央准教授が、「ベニシジミを飼育されている愛好家がいて、そうした所で育てられた個体の中には、白化型が、少なからずいました。」と述べられ、
これを受けて更に石井教授が「個体群が縮小したためでしょう。」と補足説明を加えられました。
先生方による一連のお答えは、あまりにも私の思いとは裏腹で、もうガッカリです。
えっ?何を期待したかって?うーん・・・科学者の分析は、悲しいほどクールです
「それはスゴイですね。」なんて言ってくれませんよね、科学者は。アハハハーッ。
これって聞くは一時の恥か?
 
肝心なのは上記の赤文字部分です。これで皆さんは白化型の発生原因を理解できたでしょうか?
私レベルの方は少ないと思いますが、先生方のおっしゃっている内容を私なりに説明します。
日本では法律で、近親者同士の結婚は禁止されていますよね、これはそうした夫婦の間には、先天的に障害をもつ子供が生まれる確率が高くなるからですが、
人がチョウなどを繁殖させる場合、どうしても限られた数の中で世代交代が繰り返されるため、近親結婚と同じことになり、奇形(染色体異常)が高い確率で発生することを指し示しておられるのです。
 
その他、当時ベニシジミ白化型の記事を投稿するにあたり、入門書からの知識と、チョウをよく知る方々から得た情報を簡単に紹介します。
①ベニシジミには、春型と夏型があり、夏型は春型より黒っぽい。
②ベニシジミ白化型の大多数は、春に発生する。
③チョウの翅の色彩異常には、白化型以外に黒化型がある。
④翅の黒化は、サナギから羽化する際に翅の翅脈(植物の葉の葉脈のような部分)に傷を負ったり、 なんらかの原因で翅脈にピンホール(小さな穴)が空いてる場合、羽化時に翅を伸ばすための養分が行き届かないために起きる。
①〜④の情報に加え、白化型は、人為的に発生させることができるという情報がありました。
人工繁殖は、その一例になりますが、
他にもサナギを一時期冷蔵庫に入れることで白化型が発生するというのです。
でも、そんなことしないで下さいね。
いくら白化型が美しくて珍しいからといいて、それを目的に飼育することは大いに問題がありますし、それを野に放つのは、更に問題があります。なぜなら、あるがままの生態系に悪影響を及ぼすからです。
 
文末に私の想像を記します。
サナギを冷蔵庫に入れることで白化型が発生するのなら、自然環境での白化型の発生は、サナギ期に(死なない程度に)気温の極端に低い日があった場合に、白色型が発生するのでは?
これについて[sakaku]さんのコメントで文献を紹介してしていただきましたので、下記をご覧下さい。
もっと言うと、本来は黒っぽい夏型も、冷夏の年には春型のような個体が現れるのでは?
いや、冷夏といえども、早春ほど寒くなることはないな。と思うのです。
引用文献
私の記事(2005) 心に残る昆虫(5) ーベニシジミ白化型ー.南大阪の昆虫 7(3) 16-17
 
写真は、ベニシジミの夏型と春型を紹介したかったのですが、夏型の写真がありませんでした。
そのかわりに、春型と夏型が大きく異なる、トラフシジミを紹介しておきます。

写真1
イメージ 1
ベニシジミ春型
 
写真2
イメージ 2
トラフシジミ春型
 2013年3月3日現在Yahooブログ内に69件ヒット
 トラフシジミ全体のヒット件数は400件
 
写真3
イメージ 3
トラフシジミ夏型
 2013年3月3日現在Yahooブログ内に71件ヒット
 
今回のブログ内容に対して 以下のコメントをいただきました。
専門的な知識を知りたい方は参考にしてください。
[ sakaku ]さんより
標本写真は全体的に黄色になってますね、自分が撮った写真は吸蜜写真のように翅の基部が黄色で他は白く、裏面もほとんど白かったです。
2年前には同じ「むしの会」の人が同じような場所で採集されてます。
ヒョウモンチョウでは部分白化が出てる写真も持ってます。
白化(アルビノ)はどんなものでも出ますから、特に花は多いですね。
自分は劣性遺伝など関係なく異常型としてますが、珍しいですからマニアには人気がありますよ。
異常型は色々な種類で出ます、色がまったく違うもの、斑紋に異常があるものなど、でも異常型は人工的にも作り出すことができます、それをドイツの学者が発見してます。
蛹が受けたときの温度が関係してるのがわかってます。
これはドイツの作家、フリードリヒ・シュナックが「蝶の不思議の国で」の本の中で詳しく書いてます。
西洋では蝶蛾の言葉がないので、日本語訳の人が付けられた題名でしょうが。 ºï½ü
 
ショルティア ]さんより
翅色のもとになるプテリン、花に色を付けるアントシアニンなどは、合成経路のどこかが壊れて色が出なくなったり、薄くなったりしても、生きるのに支障がないので、変異の中でも「白化」は起こりやすいと言えます。
観察会をやっていると、白花は珍しいとわざわざ探す人もいますが、これで繁殖がうまくいかなくなれば困るんじゃないかと、私などは心配してしまいます。
合成経路が障害を受けた場合、全くできなくなることもあれば、温度感受性が発生することもあります。例えばシャム猫の耳や鼻先が黒いのは、メラニンを作る経路のどこかが温度感受性になって、高温だと働きが弱くなるため、温度の低い末端だけが黒くなるのです。
生きるのに必須のものが作れなくなれば、生まれる前に死ぬので、珍しい色を楽しむのもいいんじゃないでしょうか。ベニシジミの白化にも、いくつか違うパターンがあるはずですね。
¡­饢\¤\³\ó 
追伸ですが、先生たちの言葉は、素人に対してはちょっと足りないですね。
まず劣性遺伝:ふつう生物は遺伝子を2組持っているので、一方が壊れても、もう一方で補える。白化は色素合成の欠落だから、正常な個体でも一方が壊れていることはある。しかし壊れた遺伝子が2つそろったら、表現型として表に出る。これがメンデル遺伝の優性・劣性の中身です。
個体群の縮小:昆虫は1ペアからでも増やせますが、そうすると、たまたまその1ペアが隠し持っていた、壊れた遺伝子が2個揃った個体が生まれる確率が高まる。近親交配で異常が出やすいのも、同祖遺伝子(元は同じ遺伝子のコピーだったもの)を2個もらう確率が高くなるからです。
劣性遺伝子は表面から見えない形で、集団中に溜まっていく傾向があるので、少数個体から出発した飼育の場合、表面に出やすくなる。
生物の形は、自然淘汰がかかって一定の「色・形」の範囲に保たれているとすれば、そこには意味があるはずで、珍しい色・形は、自然界では不利になるはず、ではないでしょうか。
 
[ sakaku ]さん、[ショルティア ]さんに対し、深くお礼申し上げます。

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