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〜真田丸:第46回放送『砲弾』では、家康のあの手この手の策略の後に砲弾が〜
サブタイトル:オヤジブログは自由だ!真田丸編
『NHK大河ドラマ 真田丸』第46回放送『砲弾』では、家康が真田丸の戦いでの大敗に懲りて、無暗に大坂城を攻めることを止め、別の方法を1手2手3手とうちます。
かねてより手配していた新型大筒の到着を待つ間のまず1手として、大坂城を包囲している総勢30万人にのぼる徳川の兵に、代わる代わるに鬨(とき)の声を上げさせ、城内の豊臣方の者どもに精神的圧力を加えるという作戦でした。
2手目は、幸村(信繁)の叔父である信尹を使って幸村(信繁)を調略するという作戦でした。
信尹は家康の命を一旦は断りますが、幸村(信繁)が徳川に寝返ったなら、幸村(信繁)を10万石の大大名とするという旨すぎる条件を提示します。
信尹は家康の強い押しにより結局大阪城に潜入して幸村(信繁)との久々の対面を果たし、会談をしますが、家康による10万石の寝返り条件が記された書状を幸村(信繁)の手渡し、「さて、帰るか。大御所からの書状だ。寝返った時の褒美(ほうび)が書いてある。・・・・読まんでいい。」とサラリと言ってのけます。
(一言:クーッ、しびれる捨てゼリフですね。今回のストーリーの中で最も痛快なシーンでした。)
この言葉に幸村(信繁)は、無言でその書状を受け取り、その場で破り棄てます。
信尹が去った後、幸村(信繁)は笑みを浮かべます。
「叔父上は相変わらず豪快なお方だ。」と、言わんばかりに。
家康の元へ戻ると、「調略、不首尾に終りました。」とだけ報告を述べ、家康の前から立ち去ります。
更に3手目として、徳川に内通している有楽斎に対して豊臣と徳川の和睦に持ち込むよう豊臣家の者を先導する命を下します。
この有楽斎の先導を知った幸村(信繁)・毛利勝永・後藤又兵衛・明石全登・木村重成らはいら立ちます。
一方有楽斎の先導により和睦への思いを強くした大蔵卿局は、有楽斎と共に秀頼に和睦の決断を迫り、秀頼はその言葉に押し切られます。
このことを憂慮した大野治長と幸村(信繁)は、淀殿に対して、秀頼に和睦の決断を改めるよう働きかけてほしいと願い出ます。
幸村(信繁)に密かな思いを抱く淀殿は、幸村(信繁)の願いを聞きいれ、秀頼の和睦を受け入れるという決断を挫きます。
これに先立って幸村(信繁)より淀野の意向に左右されることなく、自身の言葉の重さを自覚するよう教わっていた秀頼は、幸村(信繁)の要請により秀頼を説得しようとする淀殿に対して、幸村(信繁)の教えどおりに「断を下すのは、大坂城の主たるこの私です。」と言い切り、幸村(信繁)に同意をもとめますが、秀頼の説得を淀殿に求めたのが自身である以上、秀頼の思いに寄り添う事は出来ません。同意を求めるべく幸村(信繁)を見つめ続ける秀頼に対して無言を貫きます。
(一言:信頼していた幸村にシカトされた秀頼の悲しみはどれ程のものでしょう。)
その後自らの居場所に戻ろうとする幸村(信繁)の後を追い、秀頼は思いのたけをぶつけます。
「己の言葉の重みを知れと言うたのはそなたではないか。いったい何が誠なのじゃ!」と。
幸村(信繁)はこれに答え、
「断を下すべきは、もちろん殿でございます。しかし、その断が間違いであれば、私はいかなる手を使っても食い止めまする。私は、戦に勝つためにここに参ったのでござる。ごめん。」
そう言い残して秀頼の前から去ります。
一方活躍の場が無いまま城内で悶々としていた後藤又兵衛らは塙 団右衛門が独断で敵方に討って出るとの噂を嗅ぎつけ、「俺たちも一緒に行っていいか。」と行動を共にする事に話は進みます。
こうした連中から離れた長宗我部盛親は、塙 団右衛門らのこの動きを幸村(信繁)の報告しますが、幸村(信繁)もまた秀頼に対する自らの私情を棄てた態度にムシャクシャしていたことから、塙 団右衛門らと共に本町口に陣取る蜂須賀勢に夜襲を掛けます。
ここで塙 団右衛門は名刺代わりの木札をばらまきながら、幸村(信繁)らと共に戦い、大暴れします。
そしてついに、新型の大筒が家康本陣に到着し、家康は片桐且元に対して「淀殿の居場所を避けるためだ。」と偽って、淀殿の居住する場所を聞き出し、大筒の砲弾をその場所めがけて打ち込み、侍女2人が崩れた建物の下敷きとなって亡くなります。
その光景を目の当たりにした淀殿は狼狽し、我を忘れてその侍女の骸(むくろ)に近づこうとするのを、きりが必死に引き留めるのでした。
あっそうそう、信之は妻の引き留めを押し切って平野長泰と共に大坂の幸村(信繁)のもとへと兵糧を届けるべく出立しようとしますが、久々の登場となったまだ傷の癒えぬ出浦昌相の忍術によって引き留められていましたね。
以上の経緯により、和睦への道筋は、家康の目論見どおりに進んでゆくのですが、今後の展開を、三谷さんはどのように描くのでしょうね。
楽しみなような、腹立たしいような、そんな気分です。「おのれ家康め!」という思いがゆえに。
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