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先々週の土曜、渋谷ユーロスペースで【ミリキタニの猫】を見た。
NYソーホーの路上で生活する86歳の日本人画家ミリキタニの過去を旅するドキュメンタリーだった
プロデューサーのリンダさんには06年の東京国際映画祭でお会いした。
素朴で笑顔の温かい女性だった。
良かった
it's such a great film.
全編ほとんど泣き通しだった。
1つのカメラであれだけのものを創りあげるのは、
才能なのか、被写体のミリキタニさんに対する愛情なのか、
葬られそうな歴史を、現実を、そのなかにあった1人1人の人生を
伝えようとする信念と情熱と忍耐なのか。
多分そのすべてとそれ以上の何か何だろうな。
編集も素晴らしかったし、音とか照明とか、よくあそこまで撮れたな、
ライトやマイクはどうやってやったんだろう?と、すごいなーと感心しながらも
ジミーのひととなり、性格、天性の資質なんかも
ドキュメンタリーが進むにつれよくわかったし、彼の人生にのめりこんだ。
彼のチャーミングな人柄の見せ方や、
日本のバラエティに傾倒した「泣かせよう」的なドキュメンタリーとは違った淡々とした構成が、
プロデューサーの人柄で才能なんだと思った。
創り手のナレーションが一切なくてあれだけの構成はやっぱりすごい。
で、彼女がヘルプして彼の人生に変化が訪れお姉さんにも奇跡的に再会できて、
創作としての仕事の域を超えたライフワークを彼女はしたんだなと、
・・・ジミーとリンダさんは出会う運命だったんじゃないかとまで思える作品でした。
「商業主義じゃないpure artist」というところで、何かが2人を出会わせ創らせた作品ではないかと。
魂のこもった作品・・・というか、魂そのものといった作品は
やはり見る側の脳ミソに心にそして魂にダイレクトに問いかける
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