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Week 4 なる先々週は、土日と本部の審査を見学に行ったこともあり(土曜は見学のあと稽古)忙しくて更新ができなかった。
六本木では、先々週に黒帯の初段審査に受かった女性の先輩(同じくらいの背丈)以外は、ほとんどが道場生も先生も外国人。
なので、ナマの日本人の合気道を見たのって、実は本部での審査見学が初めてだった・・・という不思議な環境。だけど参考になった!審査の後に先生が1人1人にしていたアドバイスもとても参考になった。
同時に故塩田先生の「合気道修行」も読み始めていたのでますます、それまでよりも少し合気道が何をゴールにしているか・・・その方向だけでもわかった気がする。古来武術で「理合」と呼ばれるもの。「理にかなった動き」「理にかなった力の流し方」それを身につけるための型稽古だという。
仲良くなった専修生も、尊敬する初段の先輩も合気道修行を読んだひとたち。アドバイスがためになる。
彼と彼女、そして道場の先生が共通して私に教えてくれたのは「自分の合気道」を見つけること。受け、突き、いつでも基本動作である構え、自分の重心が一番安定する強い構えを維持すること。そして、これから習う100数十の技を、やった日に詳細を書き留めること。
Week5なる先週末はいよいよ審査の日だった。
集中力、動きと、完璧とは言わないまでも今の自分が習ったものは全て出せた気がする。
しかし基本動作がまだまだ不安定。終末動作、肘力の養成は次の審査までの課題。
そしてスピード。これも課題。塩田先生によると、常に早い必要はなく、また常に遅い必要もなく、早い遅いは相手に対して早いか、遅いかというところ。つまり緩急が大切なのだという。五輪書で宮本武蔵の言う、拍子を見極めよ、そしてカツトツのリズム、ということなのだと思う。
専修生のアミくんが、自分の本部への月間レポートを見せてくれた。
月ごとに、感想、成長、課題などを作文して専修生は提出するらしい。
彼にとって英語は第二言語なので、英語で書かれた内容はたどたどしくも思えたけど
そのなかに、「受けのとき、だいぶ早く起き上がれるようになったが、まだまだだ。来月は、もっともっと可能な限り早く起き上がる」と書いてあった。
しかし彼の受けからの起き上がりは、私からするとめっちゃ早い。
とくに飛躍受身のあとの彼の起き上がりは、映像編集で10コマくらいカットしたような速さ。
なのにまだまだ早く・・・って
なんで?と思ったが、自分も1週間試してみた。
すると(もちろん彼のように早くとはいかないが)全体の自分の動きがひきしまる。
早くおきあがるとリズムができる。受けでも積極的に早く起き上がる。テンションが上がる、気が引きしまる。
そう、私がやってるのは武術。
たとえ道場での型稽古といえども、もたもたとよっこらせなんて起き上がってたら負けなのだ。
不思議なことに、私の審査中の動きを見ていて、直接褒めてくれた先輩が2人ほどいた。
動きがよかった、と。crispだったと。(パキパキして凛としているというような意味?)
これはきっと、技の間の動きではなく、全体の印象だと思う。その全体の印象には
私が受けで出来る限り早くおきあがっていたそれが、影響していたのだと思う
審査明け初日の今朝の稽古では、まだ1〜2回しかやったことのなかった三か条をやった。
楽しかった。新しい技はいつでもたのしい。できないけど、これもすぐにできるようになる。
だから出会いの瞬間がとても楽しい。
審査がおわって全てがまた新しく始まる。
3月には7級の審査。もしもうまくいけば、ゲリラ的に?は無理だろうけど
特例で2月の合宿で7級の審査をやってもらえないか先生に聞いてみよう
そうしたら、同僚のAと一緒に3月には6級の審査が受けられる。
順調に行けば二人で1年後には茶帯を一緒に買いにいける。
審査がすべてではなく、焦って級だけ取ったからといって、べつにどうということはない。
だけど・・・可能なかぎりトライできることにトライしたい。
トライといえば、2本目の作品撮りの企画づくりが始まった。
残念ながらアイディアは選ばれなかったが(テーマが携帯電話・・・と決まっているところに、
どうしてもアクションシーンを入れたくて無理やり?主人公がバーでの外国人同士のケンカに巻き込まれ、合気道の技でとっさに投げる、投げられた外国人の手か足がテーブルにあたり、テーブルがひっくりかえり、主人公の携帯電話(大事な人からのコール着信中)が宙にうき、ウェイトレスの運んでいた中ジョッキの中にボチャンと入ってしまう・・・というシーンを入れたがその前のストーリーが、「携帯電話」を生かしたストーリーになってない、っていうんで却下されてしまった)、今日、みんなで決定した原案をもとにしたシナリオを書き終えた。
撮影は1月の下旬〜2月上旬の予定。
ちょうど、寒稽古や合宿が相次ぐときなので、寒稽古はかぶっても平日朝だから良いとして
合宿は行きたいな〜とスケジュールを心配。
またカメラに立候補しようと思う・・・と言ったら講師が「監督やれば」と勧めてくれた。
監督・・・いいんだけど平日動けないからキャスティングとか結構、難ありなんだが・・・
それぞれのパートはおそらく来週決めるので、そのときに考えよう・・・
予定では、寒稽古(の時期にプリプロ大詰め)→撮影→ 合気道冬合宿(1泊2日くらいだと思うが)(願いが聞き入れられればこのときに7級審査)。ここまでくると3月の定例審査まで1ヶ月となるので審査稽古一色となる。3月の審査が終ると今度は4月に演舞。多分・・・私は4月には出れないと思うけど。ちょっとくらい出たいけどね、せっかくだから。
そして4月終わり〜5月には先生と京都へ禅寺訪問と道場訪問が多分ある。
5月終わり〜6月には母と伯母を韓国へ連れていかねばならん・・・二人が買い物する間、半日別行動をとって、先生の知り合いのソウルの道場を訪ねる予定。(相気会らしいが)6月には審査もある。
7月には30歳の誕生日(!)を迎えるので記念に1泊二日で富士山を頂上まで登山してご来光を拝むつもり。それが終ると多分また暑中稽古、そして夏合宿かな?
そして9月にはまた審査。最も順調にいって4級。普通に順調なら5級。ここまできたらひといきつけるかな。
うちの道場では3−2級の審査から自由技が入るので、やっぱりAと一緒に審査を受けたい。だから2月に特例審査を認めてもらえるよう、ちょっと作戦を練ろうっと。
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早く起き上がる・・・
見た目の早さを求めているうちは早くは動けない。
武術の早いは、相手との時間の次元が違う。
僕も最近やっとそれに気づいてきた。
ゆっくり動いても早い。
投げずに投げる。
打たずに打つ。
武術は言葉では矛盾の世界。
頭ではわかってるつもりだけど、まだ出来ない。
2007/12/20(木) 午前 2:10 [ one ]