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2008年

気づいたら、年が明けてもう1ヶ月以上経っていた

合気道は相変わらず毎朝行っている。
故塩田先生の「合気即生活」。意味は多少違うけれど、稽古ができない年末年始はちょっと調子が狂った
でもまた元通り。
今は寒稽古中。

私と同じくらいのサイズの女性の先輩Sさん。Sさんは今年末には弐段の昇段審査を受ける。
彼女と組むと、自分には、必要ない力がそこここに入っているのを感じさせられる。
肩があがる、肘があがる。新しい技をやるときはなおさらそうなる。つい、(ないくせに)力で相手を動かそうとする。
いかんな〜。そうではないと、自ら気づく瞬間が今年はもっと多くなるように。
そして兄にも教わった状態、力むでもなく腑抜けでもない状態で生活そのものも合気道もできるように
2008年も鍛錬なのです。

合気道のことをもう少し書くと、
年始から、飛躍受身(自由技で、できないと話にならない受身。)の練習を自主的に始めた。
始めは、同僚で私よりも1級上のAと小手返しの要領で、一方が膝立ちになり、
受けの練習をする者の手の、小手を返し、飛躍のきっかけを与える方法ではじめた。

この練習を始めて2週目、Aは腰を痛め、数日稽古を休んだ。稽古には来ても
稽古後のこの自主錬はパスした。
その間に、自分で飛ぶようになった

飛躍の練習を1人でもできるようになって約2週間。
跳ぶことがまったく怖くなくなった。
腿で蹴る力が弱いのか、見ている人からすると too low なのだそうで、
頭と畳がスレスレでまわっているから危ないよ、と言われる。
そのとき手も、ほかの体のどの部分も畳にはついていないので、一瞬空中に浮いている状態
そんなありえない状態に自分が29も半ばになってチャレンジできるとは
人生はわからない
昔から体育は3以上とったことがなかったのに

1人でも、怖くなく跳べるようになってきていた金曜の朝
いつものように稽古後にひとりで練習していると
周りでチャットしていた大勢の輪から抜けてR先生が近づいてきた。
その日やった四ヶ条の、持ち方を質問をしようとしたら
「じゃ〜、四ヶ条投げしようか」と、オファーしてくれたので是非とお願いした
R先生は四段。オーストラリア人で合気道歴は20年以上になる。
昨年の東京マラソンで、いきなり、フルマラソンを完走したという45歳。

自由投げスタイルで、投げられてはすぐに起き上がり、走ってまた先生の手をとり
また投げられ。。。を、四ヶ条なげで10回。
自由技の場合は別の技でどんどん投げられるが、このときは同じ技で10回。
R先生に連続で投げられるのは初めてで
それは一つの恐怖でもあった、やるまえは。
早くて受けがおいつかずに怪我をするんじゃないか・・・
強く投げられるのは痛いんじゃないか・・・それが恐怖の内容

でも、実際投げられて見ると、見た目よりもまったく痛くなくて
ただただ目が回るので投げられ反動ですぐに起き上がった瞬間、
R先生がどこにいるのか方向がわからなくなる、
だからただひたすらに、R先生の手を持ちに、それだけを探してまた掴みかかる
するとひょいと投げられる
その繰り返し
繰り返すうちに先生の動きと一体化して
着地の衝撃を肩や背中に感じなくなっていた
これは「合気」の一種なのかも
相手と「気」が合うと、受けも仕手も、互いにぶつかり合う力が体から抜けて
二体の動きが一瞬、一体化する。気がブレンドする

楽しかった
毎日投げられたい(言葉にするとヘンだけれど)
怖い、茶帯まではR先生に投げられたくない。。。なんていうヘナチョコな気持ちはどこかに消えた

その日の夜のクラスは、
日本人の参段の先生。ドラゴンボールみたいな道着の着方をするT先生。
で、朝に続き四ヵ条。
四ヶ条は養神館の基本技DVDのなかでも唯一「激痛」という言葉と共に紹介されている技だ。
「激痛」・・・確かにその通りで
マジで痛い
しかも、仕手として受けに激痛を与えるのは難しく、やっていても効いているのかいないのか。
朝の、1時間の四ヶ条だけで、前腕に青アザができていたところを
同じスポットをまた何度も、同じ技をかけられる、その日のうちに。しかも夜の稽古は1時間半

ここでまた一つ発見があった
痛みを受け入れる、take the pain というのはこういう気分か、と。
稽古の中盤、とにかく同じ箇所に同じ激痛を絶え間なく与えられるので
だんだん戦意(?)も喪失
早く終ればいいと思ってくる
受けを取っていて、仕手の技が効く前に素早く動こうとする
実際に素早く動いてなんとか痛みを逃れようとする、が、どうしても逃れられない動きがある
痛みからか、汗も異様にかく。顔から汗が吹き出る

そのうちに
もうどうにでもなれ、と半ば意識がもうろうとしてくる
仕手のうごきに逆らわず、先をいこうともせず
もう、どうにでもしてくれ、という気分になってきていた
すると、全身の力がすっと抜け、
そうすると筋肉やすじからも余計な力が抜け、体全体、骨も、筋肉も神経もすべてが
気持ち柔らかくなったような気がして、痛みがそれほどでもなくなった

もしやこれが、(違うかもしれないけど)兄が言っていた「技が効かない状態」なのかも?
と感じた瞬間があった
この「もうどうにでもしてくれ」という気分がもしかして「忘我」の入り口だったのかも
あの気分を感じて以降は
それまで自分がいかに相手との間に壁を作っていたかというのを少し感じた
無意識に体が、相手の動き、技に逆らおう、逆らおうとしていたのだと、感じた

同じ一点に延々と続く激痛を与えられ続け、意識が朦朧とし、
自我が薄れ、初めて全身の力が抜けていった瞬間だったのではないかと、
2日後の今、感じる

不思議な体験をした有意義な稽古だった


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