☆昭和の名盤!アナログ日記☆

昭和の時代!ゲストブック☆沢田研二の世界♪「すべてはこの夜に」(1984.6)〜詞:曲/佐野元春/編:井上鑑。

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芸能界スキャンダル◆1974年◆



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『清純派アイドル・風吹ジュン誘拐騒動』


1974年9月12日夜、人気アイドル歌手・風吹ジュンが番組収録後、テレビ局の前で数名の男たちに
車で連れ去られる事件が起きた。通報を受けた警視庁はパトカー20台を出動させ高輪Pホテルへ保護に向かう。
深夜、エレベーターを降りてきた風吹ジュンを保護。その場に一緒にいた暴力団関係者を連行した。
風吹ジュンの過去が暴き出され大スキャンダルとなる騒動の幕開けであった。

http://groupsound.cocolog-nifty.com/jpg/jun2.JPG
風吹 ジュン(ふぶき-、本名;堀川 麗子、1952年5月12日 - )は、日本の女優。
富山県富山市八尾町生まれ、高岡市と京都府で育つ。
所属事務所はパパドゥ。初代ユニチカマスコットガール。
血液型はB型。

1973年、広告ポスターのモデルとして芸能界にデビューした風吹ジュン
その後に水着メーカーの広告で、世界的写真家デビッド・ハミルトンに日本人で初のモデルとして
撮影され、いっきにトップ・モデルの座へ登りつめ注目を浴び人気が急騰する。
74年5月、「愛がはじまる時」で歌手としてもデビュー、人気は最高潮に達した。

しかし、歌手デビューして僅か4ヶ月でこの騒動が勃発する。
当時の週刊誌によると、以前に所属していた事務所との移籍契約問題でのトラブル。
前事務所社員らとともにホテルに連行された風吹ジュンを待っていた者たちが暴力団関係者。
そこで移籍契約の無効を告げられた風吹ジュンはとりあえず口頭で話を了承する。
深夜に解放され、前事務所社長ら一団とともにホテルのロビーに降りると、そこに警官隊が待機していた。
警察は暴力団関係者を連行したが、彼女の否定もあり誘拐は成立せずすぐに釈放となった。
このような経過のもと、この夜の騒動はとりあえず落着する。
しかし、翌日の記者会見から事件の真相は少しずつ明らかにされていき、
騒動は思わぬ展開に発展していくのである。

8月まで所属していた事務所Aの給料などの待遇面で不満を持っていた風吹ジュンは、
作詞家Nの弟子を介し、事務所B社長を紹介され給料アップを条件に8月27日移籍に関する委任状を交わす。
翌28日、B社長が暴力団と関係するとリークした別の事務所Cの話に乗せられた風吹ジュン
Bと委任状を交わしたまま事務所Cとの契約を結んでしまう。

●契約解除を認めていない事務所A
●本人の委任状を手にしている事務所B
●移籍契約を結んだとする事務所C

複雑なる三重契約という失態。風吹ジュンは記者会見の席上で
「夜から明け方までしつこく言われたんです。とにかくハンコを捺せといって、契約書みたいなものに
手を取られて拇印を捺されたんです」と、事務所側の狡猾な手口を強調した。
しかし、契約時に録音された会話のテープが後に公開され、風吹ジュンが全てを承知の上で契約していた事が判明する。
事務所間のタレント転がしと風吹ジュンの損得勘定から起きた騒動は、事務所Bに所属することで
一件落着し、芸能活動も続けていく事となるのだが、彼女の清純派というイメージは崩れ去っていった。
ちょうど第2弾シングル「涙に微笑みを」がリリースされた時期に起こった事件でもあり、
レコード・セールスを見ても彼女の人気が急落していることがよく判る。
「愛がはじまる時」(1974.5)オリコン21位10.5万枚。
「涙に微笑みを」(1974.8)オリコン52位2.9万枚。
「ふたりの舗道」(1974.11)オリコン73位0.7万枚。
しかしこの後に、彼女のアイドルとしての人気を完全に打ち砕くこととなるスキャンダラスな記事が
各週刊誌に掲載され大騒動に発展するのである。

デビュー時に公表されていたプロフィール詐称に始まり、男性遍歴まで暴かれる始末。
仕舞いには風吹ジュンと同棲していたと名乗る男が登場、肉体関係まで赤裸々に語った。
清純派アイドルの正体が暴かれた瞬間、ファンは一気に落胆した。

しかし、風吹ジュンは中傷的なる暴露記事にも負けず告白手記を発表する。
「・・・・これが私の全部です。その時その時を純粋に生きてきた。
この騒動でも私を理解してくれない人に、私は弁明をしない」
自らスキャンダルな過去を積極的に肯定し、強い意思を持つ自立した女をアピールしたのである。

人気は完全に無くなった彼女であったが、翌75年に見事復活する。
人気ドラマ「寺内貫太郎一家2」など数本のTVドラマでレギュラーの座を獲得、
女優として再出発した彼女の人気も回復の兆しを見せていた。

しかし76年2月、再び彼女は騒動を起こした。バラエティー番組をスッポかしての失踪事件。
正確にいえば失踪ではなく風吹ジュンの独立問題から起こった騒動。
事務所Bとは75年9月で契約は法的にも切れており、再契約交渉中の76年1月には弁護士を通じ
2月以降、事務所Bの仕事はしないという内容証明を彼女は送っていた。
風吹ジュンは2月以降も元マネージャーとともに取った仕事を地方でこなしており、
彼女の弁護士は東京地裁に出演妨害禁止仮処分申請を提出していたのである。

事務所Bとの再契約を拒んだ理由として、
風吹ジュンは歌の才能に限界を感じドラマへ活路を見出そうとしていたが、事務所側はあくまで歌手のほうで
売り出したいと思っていた為、両者が対立したとされている。
地裁の調停は素早く、2月下旬に風吹側弁護人と事務所Bの和解が成立。
事務所Bが契約した仕事を5月まで消化、その後は風吹ジュンの芸能活動を一切妨害しないという条件で合意される。

3月、風吹ジュンは記者会見を開いた。
「自分を偽る人生はもうイヤです。私はタレント活動を人間活動としてやりたかった。
これからはやりたい仕事だけをやっていく。タレント失格と言われてもかまいません」
その後、干されたせいかどうか判らないが彼女は芸能界の表舞台、
メジャーな仕事から姿を消していくことに・・・

彼女の凄いところはその2年後、1979年に男性誌でオールヌードを公開、
松田優作主演映画「蘇える金狼」に出演、激しいファック・シーンを演じて話題となり
見事、華々しいカムバックを遂げた。



その後も女優として順調に仕事をこなし、現在も名脇役として活躍中である。

スキャンダルにも負けず、それ自体をも踏み台にしてしたたかに自立・成長した女性のタレント像は
少なからず芸能界に大きな影響と強いインパクトを与えたタレントの一人であったであろうと思われる。






[参考文献・引用資料]
「微笑.週刊ポスト.週刊明星.週刊平凡.宝島.週刊女性.ウィキペディアetc」


☆☆☆黄金の60年代!栄光の70年代!☆☆☆

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KOSUKEさん/渚まゆみは風吹ジュンと同じような歌唱力でも年齢といいキャリアも10年近かった女優兼歌手。映画ではヌードやファック・シーンもバリバリのお色気で勝負しておりました(笑)

2009/2/8(日) 午後 10:23 ★アナログ日記★

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肉体派タレントの典型だったわけですね。まあこの70年代、先日他界した飯島愛ちゃんみたいに、いきなりTバックとかAVとかヌード路線で歌も出しちゃいました〜みたいな展開は考えられなかったでしょうからね。まあジュンさんも数年後は、アイドル時代なんかなかったかの如く(笑)全裸やファック・シーンに挑んでおられましたが。

2009/2/8(日) 午後 10:48 [ 樹愛 ]

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KOSUKEさん/そうですね。それにこの当時はタレントの使い捨て当然の時代でもあったように思えますので、兎に角目先の金になる事を優先し、タレントの将来性までは考えてはいなかったでしょう。人気や実力がなくても自分で先の事を考えていたタレントは生き残ったように感じます。

2009/2/9(月) 午後 5:15 ★アナログ日記★

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先ほどのジャニーズもそうですが、タレントは常に使い捨てってイメージがありますね。ところが今は、それがさらに増幅したような印象があるんですよ。グラドルにしてもお笑いにしても。ジュンさんはああ見えても将来のことを考えていたように思います。あと昨夜、スタ誕同窓会の垢魑廖垢妨たんですが、神保美喜さん。しつこいですが彼女は考えていたと思いますよ(笑)。いろんな歌手の挙手場面を見ましたが、本当にあの挙手の数と活躍度は全く関係ありません。私も「どこに自信がありますか?」と面接で聞かれたら「顔です」とでも答えることにします(笑)

2009/2/9(月) 午後 8:59 [ 樹愛 ]

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KOSUKEさん/今のほうが酷いのでありますか!そうなんですかぁ。
風吹ジュンは考えていたのでしょうね、常にしたたかに行動していた節が見えます。神保美喜もそうでしょうね(笑)

2009/2/10(火) 午後 2:23 ★アナログ日記★

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だってお笑いの人にせよ、グラビアアイドルにせよ数も多いせいか、出てきては消えるって感じでしょ?だからよく覚えられないんです(笑)。ジュンさんの場合、事務所AかBか知らないけど、本格派女優に育てようなんてところはなかったでしょうね。会社に頼ってはダメといういい教訓です(笑)。私にとっての神保さんは、アナログ様にとってのレモンパイと同じです(笑)。ファンだった時期はないものの、とにかくナゾなんですよ。ここまで生き残っているのが。

2009/2/10(火) 午後 9:04 [ 樹愛 ]

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KOSUKEさん/そう言えばそうですね。ただ歌手限定の話かと思いまして・・最近の歌手はたいしてヒット曲も無いのに長続きしてるもんだなぁ、と感じる事が多いので。神保美喜もそうですねぇ、いないようでいるみたいな不思議なタレントですね。それも才能かも。

2009/2/11(水) 午後 1:32 ★アナログ日記★

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歌手といってもアイドルは事実上ジャニだけ、モー娘。関連も長続きはしたもののとうとう表舞台から消えようとしています。今はパチンコ店の営業とかがメインらしいですよ。確かにNMや演歌はダラダラ続けてる人が多いと思いますが、今の社会情勢からして今後は苦しいでしょう。CDは売れない、コンサートに人は入らないとなりますと・・・でも神保さんのようにいるようでいないとも言えるし、世渡りが上手いのかもしれない。これは一般社会も含めて才能でしょうね。

2009/2/11(水) 午後 6:52 [ 樹愛 ]

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KOSUKEさん/ワタクシが知らないだけかもしれませんが、例えば安室やグレイやELTやオレンジレンジや、あと過去に色々なヒット曲を持つ歌手たち、最近ヒットしているとあまり聞かない歌手ですね。彼らがコンサートなどをした場合、今でも何万人と集まっているイメージがあるのですがこれはワタクシの勘違いなんでしょうか。
昔ならナツメロ歌手とは違って現役の歌手の場合、過去にしかヒット曲が無い歌手など客は集まらなかったし、ファンも見捨てる事が多かったものです。しかし今は根強いファンがいるのか知りませんが、もの凄く歌手の寿命が長いように感じられるのです。
アイドルなど殆どいない今の時代、彼らのような音楽の歌手たちが中心と思われるので、昔の歌手と比べると使い捨てというイメージには程遠い気が致します。これ最近の音楽に疎いワタクシの勘違いですかね?

2009/2/12(木) 午後 5:18 ★アナログ日記★

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私も最近の歌手(特に挙げられたJ-POP)には疎いんでよくわかりませんが、どうなんでしょうね?まず論理的に見ていけばJ-POPの場合、アーティストの数が昔より多いように思えます。それにもかかわらず少子化という現象があるでしょ?だからそれらの歌手たちがヒットを出したにしても、全員が全員多くの集客数は見込めない気がするのです。逆にサザンとか浜省みたいにスタンダード化したアーティストは別ですよ、こういう歌手はファン層も広いですし。でもヤングだけがファンというようなアーティストは、寿命は長くないような気がします。勿論芸能界のシステムも変わってきたとは思いますが、今は一般社会が「使い捨て」でしょ?まして芸能界は、って気がするんですけどね。

2009/2/12(木) 午後 8:38 [ 樹愛 ]

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KOSUKEさん/ただ現在は昔と違い、若いアーティストたちも多くの情報や知識を得て版権や印税などの権利関係をキチッと確保しているように思え、単に使い捨てでは終わらないように感じるのです。大した歌手でなくとも大きなホールを簡単に満席にしているイメージがあって、それが不思議でなりません。情報操作に惑わされてるだけかもしれませんが。

2009/2/13(金) 午前 11:27 ★アナログ日記★

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「使い捨て」という言葉のニュアンスが誠に悪いですが、まあ版権とかのビジネス的なことには昔より敏感になっているでしょうね。ただアムロちゃんやGLAYは大成功している例です。その陰で多くのアーティストが「一発屋」として消えることを余儀なくされていることもまた事実だと思いますよ。

2009/2/13(金) 午後 2:49 [ 樹愛 ]

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KOSUKEさん/そうですね。まぁ、そういうことでしょう。昔も今も芸能界はそう変わらないという事なんでしょうね。

2009/2/13(金) 午後 5:06 ★アナログ日記★

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最近起こった「眞鍋かをり事件」を知ったとき、多くの方々が、この「風吹ジュン事件」を思い出されたのではないでしょうか。
脱税疑惑など、やや異なる点もありますが、「事務所移籍をめぐるトラブル」「年齢詐称疑惑」など、まさに風吹ジュン事件そのもの。
どうして芸能界では、懲りもせずに同様の事件が繰り返されるのでしょうか。
前の事件を、なぜ教訓にできないのか、疑問に思えてなりません。

2010/5/23(日) 午後 10:31 [ ぐるりぐりる ]

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ぐるりぐりるさん/眞鍋かをりも最近トラブルで話題になっておりましたね。風吹ジュン事件からはかなりの時間も経過しタレントも経営側の世代も変わったことも関係するのではないでしょうか。金銭感覚のズレやマヒなのか、教訓とはせず知恵にすり替えるあたり今も昔も変わりませんね。やはり目の前にある大金には人間負けてしまうのかも。搾取も酷いようですが、まずは芸も磨いて文句も言わせぬ使い捨ての出来ないタレントになるしかないのではと思ったりも致します(笑)。

2010/5/24(月) 午後 2:28 ★アナログ日記★

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仰る通りですね。>芸も磨いて文句も言わせぬ使い捨ての出来ないタレントになるしかない、その通りです。ジュンちゃんは翌年歌手を廃業したらなんと女優に転向、「愛がはじまる時」に代表される金髪のイメージを払拭しちゃいましたもんね。一方この眞鍋さんって「ウォーターボーイズ」には出ておりましたが、どういうタレントなのか私にはよくわかりません。「ブログの女王」というイメージだけ(笑)。だったら私達でもできることじゃないですか?一応横浜国大卒らしいから、もうちょっとインテリジェンスを漂わせるような仕事ができそうなもんですが、まあ世の中学歴じゃありません、特に芸能界は。実力さえあれば多少のスキャンダルは払拭できるものだと思います。聖子さんがいい例でしょう(笑)

2010/5/24(月) 午後 3:51 [ 樹愛 ]

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KOSUKEさん/芸の無いタレントをマネージし続けるのも難しいものがあるのでしょうが、可哀想なほど扱き使われてスズメの涙ほどのギャラでは不満も爆発するのでしょうね。良く言えば下積みとでもいうのでしょうか(苦笑)。
経営者側も金の亡者なら亡者なりに、もう少しバランス良く上手くタレントを使えばいいものを。しかし、あの脱税額を知れば働く者はアホらしくなりギャラアップか移籍したくなるのは当然だと思いますね(笑)。

2010/5/24(月) 午後 6:22 ★アナログ日記★

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風吹ジュンさんは上京する前の京都時代には京都で知らないものはいないというぐらいの遊び人だったそうです。またお金に異常な執着心があったみたいです。

2012/5/6(日) 午後 10:07 [ 山田葉子 ]

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風吹ジュンさんはあの川添しょうろうさんと離婚されてなんと女一人で二人の子どもたちを育てたんですね!どんな子育てをなさったのでしょうか?

2012/5/6(日) 午後 10:48 [ 山田葉子 ]

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山田葉子さん/アイドル時代の彼女からは想像もできませんでしたが、
京都時代は家庭環境から大変苦労したようですね。
風吹ジュンは凄い人気があったアイドル歌手でしたが、ワタクシも大好きでありました(笑)。
しかし彼女の場合は女優業に転身して正解でしたね。
確か離婚の原因は川添氏の浮気でしたか。きっと子育ても大変だったでしょうね。

2012/5/8(火) 午前 11:49 ★アナログ日記★

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