☆昭和の名盤!アナログ日記☆

昭和の時代!ゲストブック☆沢田研二の世界♪「すべてはこの夜に」(1984.6)〜詞:曲/佐野元春/編:井上鑑。

「昭和の名盤」レコード

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1960年代、70年代にコレクションしてきた国内外盤レコードを、
数十年ぶりにもう一度いちから懐かしく聴き直しています。
その中から主観的嗜好によりヒット曲やマイナー曲に限らず、
想い出に残るレコードたちを少しずつですがブログ上に記録しながら紹介しております。           
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Vol・3 ◆File-No.20◆
「なみだの季節/キャンディーズ」(1974)


キャンディーズのスーちゃんこと、
女優の田中好子さんが乳がんで亡くなりました。
享年55歳。言葉が出ません。
その早過ぎる死が残念です。

謹んで哀悼の意を込めて・・・

スーちゃんのソロをメインにしたキャンディーズの第4弾シングル「なみだの季節」
作詞:千家和也/作曲編曲:穂口雄右。オリコン最高40位、売上げ実売数5.9万枚。
1974(昭和49)年9月にリリースされました。
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昭和47年12月。
NHK「歌謡グランドショー」のマスコット・ガールだったキャンディーズ
平均年齢16.5才という若いグループ。
まだレコード・デビューする前のインタビュー記事の一部である。

「将来は歌って踊れるグループになりたい」と眼を輝かす三人。
そして其々が「ソロでも立派に通用する実力をつけたい」とも言う。
「それにお芝居だってやりたいワ」と彼女たちの夢はどんどん広がってゆくようだ。
好きな歌手は、
「ザ・ピーナッツ、カーペンターズ、朱里エイコ」と口を揃える・・・

夢を叶え、夢を与えて、天国へ旅立ったスーちゃん。
心よりご冥福をお祈り致します。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/music60_70/20110423/20110423230232.jpg
サビで歌うスーちゃんの「さよなら」が、
哀しく響いて聞こえるのは気のせいでしょうか・・・


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♪「なみだの季節/キャンディーズ」(1974)

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Vol・3 ◆File-No.19◆
「グッドラック・アンド・グッドバイ/岡崎友紀」(1976)


特別な想い出は、人其々に哀しかった事や嬉しかった事など様々ですが、
その想い出とともに聴いた歌には、心の奥底から懐かしさが込み上げてくるものがある。
その曲がヒットした、しなかったに係わらず特別な歌になると言う人は多い。
それもまた人によっての想い出の名曲となるのであろう・・・

今回はワタクシにとって、忘れられない年でもあった1976年の作品。
岡崎友紀が歌った想い出の名曲「グッドラック・アンド・グッドバイ」

この曲は当時人気が急上昇していたユーミンこと荒井由実(現・松任谷由実)の作品。
岡崎友紀にとっては、前作「北上川」から約1年ぶりとなる新曲。
1976(昭和51)年4月にリリースされた通算19枚目のシングルである。

ちょうどこの頃にワタクシは最初の結婚に失敗。妻と3歳になる息子との生活が破綻しました。
己が原因で自業自得とはいえ、寂しくて哀しくて辛かった昭和51年の春でした。
その頃によく聴いたレコードの1枚が岡崎友紀「グッドラック・アンド・グッドバイ」

♪なつかしい〜、あのひとと〜、人ごみの中で会った・・・

昔の恋人と偶然に街で会った時の心理状態を綴った作品。
ユーミンらしく都会的なセンスで、その情景や女性の心情をドラマチックに描いた傑作だった。
もしも将来・・別れた妻と街並みで偶然に出会ったら、その時彼女はどんな反応をするだろう。
なんて考えながら聴き込んだりした、想い出深いシングル盤であります。
この歌はメロディーも然ること乍、当時の心境からも詞が印象的でした。

しかしトレンドでもあったユーミン作品で全く売れなかったのは残念。
ポップなB面「ハートを食べて」もユーミン作で素晴らしい曲でした。
人気者だった彼女も歌手デビューから7年目、既に人気も低下していた頃。
大好きだった岡崎友紀でしたが、もうレコードは売れませんでした。

この「グッドラック・アンド・グッドバイ」は、
7ヶ月後にユーミン自身がアルバム「14番目の月」でセルフカヴァー。
アルバムの大ヒットとユーミンの歌唱で、この名曲は世間に知れ渡る事となります。
荒井由実の歌では聴いた事がある、という人は多いことでしょう。
しかしワタクシには岡崎友紀バージョンの方がシックリとくる作品でした。

どのくらい会ってなかったかしら でもかわってなくて安心したの
だって私・・・・ぜんぜん・・・・昔のまま

友紀ちゃん盤はセリフ入りだが、ユーミン盤はカットされている。
2曲を聴き比べて典型的な違いは、聴きどころでもある間奏だ。
やっぱり友紀ちゃんのセリフ入りが素晴しい。
ユーミンよりも断然良かった!

ワタクシは年に数回、時々だが和歌山と四国を行き来する南海フェリーを利用します。
数年前から発着時BGMの船内メロディーで「グッドラック・アンド・グッドバイ」が流されていた。
この曲に気付く乗客は一握りだけかもしれないが、そのメロディーには船内も癒される。
これぞ隠れた名曲ではなかろうか・・・


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♪「グッドラック・アンド・グッドバイ/岡崎友紀」(1976)

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Vol・3 ◆File-No.18◆
「君だけに愛を/ザ・タイガース」(1967)


いよいよピーの自伝が発売となりますが、それに先立ちタイガース想い出のナンバーを1枚。
1967(昭和42)年12月にリリースされた第4弾シングル「君だけに愛を」
作詞:橋本淳/作編曲:すぎやまこういち。オリコン最高2位、売上げ実売数39.7万枚。
沢田研二の指差しポーズがファンを熱狂の渦に巻き込み、
タイガースの人気を不動のものにした大ヒット・ナンバー。

しかしこの曲、単調なフレーズを何度も繰り返しているだけの作品。
これを名曲というのかどうかは判らないが、イントロからドキドキさせてくれる傑作ナンバー。
メロディーも歌詞もシンプルで覚え易く、兎に角ノリが良い。
女性ファンを痺れさす内容の歌詞。バンドとしてタイガースの魅力を惹き出したアレンジ。
そして、あのジュリーの指差しパフォーマンス!
ジュリーが右を指差せば、ギャ〜!左を指差せば、ギャ〜!
ジュリーが咳をしただけでもファンは大騒ぎ(笑)。それはもう大変な人気でありました。
タイガースはこの時、GS界いや芸能界のトップ・アイドルへと上り詰めたのであります。

ところでこの大ヒット・ナンバーのタイトル、当初は「ピンクのハート」だったらしいですね。
しかしこれでは少しイメージが違いますね。やはり「君だけに愛を」がピッタリです。

この曲からGSは本格的にアイドル化していった印象があります。
1968年の春から夏にかけ、GSブームは最高潮に達しました。

GS(グループサウンズ)という言葉は1967年の夏頃から使われ出しましたが、
ブルーコメッツやスパイダース、バニーズなどのレコードはGSという意識もなく買ってました。
その演奏しながら歌うスタイルでGSブーム以前から活躍。人気エレキ・バンドでした。
ところがザ・タイガースの登場と成功がGSブームを更に加速していき、
不幸にも彼らのような老舗GSや実力派のGSまでアイドル化されました。
似合いもしないフリルのブラウスなど着せられ、気の毒に思えたものです(苦笑)。
良くも悪くもキッカケとなったのがタイガースであり「君だけに愛を」だったという印象。
正直タイガースの不思議な魅力には、男性であるワタクシも惹かれました。
そしてタイガースだけに限らず、その他多くのGSたちも新鮮で魅力的なバンド。
この当時のワタクシは新しい感覚のジャンルだったGSの虜になってしまったのです(笑)。

それまで日本のバンドといえば、どこかお水っぽく胡散臭いイメージを持っておりました。
他ではワンズやサベージのように、アマっぽく大学生のお兄さん的なイメージなど。
しかしタイガースだけはデビュー当時から、どれにも属さない独特の雰囲気を持ったバンドでした。
とても個性的で華やか。爽やかで変に染まってない感じ。
スター性に溢れた容姿と歌声。絶対に売れると思いましたね。
凄いオーラを放ったタイガース・・・みんな若くてカッコ良かったです!

実際は付き合っていた彼女がタイガースの大ファンだったので、その影響もありました。
中学の時からの付き合いで高校は別々。
彼女の家にはステレオがなかったのにレコードを買ってはワタクシに預けておりました。
遊びに来てはレコードを一緒に聴きながらタイガースを褒めまくっていた彼女。
結局は高2の夏にケンカ別れをしてしまい、「花の首飾り」までのレコードはワタクシの家に置いたまま。

この「君だけに愛を」も、本当は彼女のレコード。
所謂ところの借りパチ?みたいなもんですね(苦笑)。
タイガースのヒット曲を聴くと、あの頃の事を色々と思い出します。
あの子は今頃どうしているのだろう・・・なんてね(笑)。


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♪「君だけに愛を/ザ・タイガース」(1967)

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Vol・3 ◆File-No.17◆
「レッツ・メイク・メモリー/スリー・ファンキーズ」(1964)


カヴァー・ポップスがブームだった昭和30年代後半、
スリー・ファンキーズという3人組のグループが活躍していました。

彼らはジャニーズ登場以前に活躍した男性アイドルの元祖ともいえる人気グループ。
その当時大人気だった橋幸夫や坂本九とは雰囲気が違い、近所のカッコイイお兄さん達といった感じ。
当時のメンバーは高橋元太郎、長沢純、高倉一志の3人。
中でも歌が上手くて笑顔が可愛い高橋元太郎が特にお気に入りでした。
後年、テレビの人気時代劇「水戸黄門」で、あの「うっかり八兵衛」役で活躍した俳優です。
信じられないでしょうが、彼はアイドルのハシリでありました(笑)。

彼らがレコード・デビューしたのが1962(昭和37)年1月。
ワタクシがまだ10歳の頃で、彼らのレコードを強請るのに難儀した事を覚えています。
彼らはシングルではなくカヴァー・ポップスを収録したアルバムでデビューしたからです。
当時シングル1枚290円だった時代に、LPはシングル3枚分の1000円。
LPは高価なものだったので、なかなか買ってもらえません。
駄々を捏ねるワタクシを尻目に、首を立てに振ってくれない母親。
それを見かねた新し物好きの叔母がLP盤はよく買ってくれました。
状況を見計らってする、親との駆け引きは大変だったのであります。ゴネ得ですね。

そんな彼らがデビューして2年が経った1964(昭和39)年2月。
高橋元太郎は62年に脱退しており、代わって俳優の手塚しげおが加入していた時代。
長沢、高倉、手塚しげおの3人での活動が一番長く、彼らの最盛期であったといえます。
この頃になると既にワタクシはバイトもしていたので、自分で稼いだお金でレコードも買っていました。

今回は通算10枚目のシングルとして彼らがリリースした「レッツ・メイク・メモリー」
この曲は日本でも絶大な人気を誇ったイギリスのクリフ・リチャードのナンバー。
日本と西ドイツだけでシングル発売された大ヒット曲の日本語カヴァーです。

本家クリフ盤「レッツ・メイク・メモリー」はラジオで耳にしていましたが、
この時だけはスリー・ファンキーズの日本語盤を迷わず買ったという想い出のシングル。

この曲をテレビで歌っていたスリー・ファンキーズの明るく元気なコーラスが印象的。
日本語とメロディーがよくマッチして耳に馴染んだ大好きなナンバーでした。
作詞:みナみカズみ(安井かずみ)、作曲:クロンプトン、編曲:岩井直溥。
ML誌ポピュラー音楽月間売上げランキングでは、1964年2月度に最高7位を記録しました。

その後もレコード会社の関係からか、
彼らも逸早くビートルズの「抱きしめたい」を日本語でカヴァーしたりしてましたが、
翌1965年には高倉一志も抜け、新たにモデルの早瀬雅男が加わりました。
スリー・ファンキーズはメンバー・チェンジの多いグループでした。

しかし65年末に、今度は手塚しげおが脱退宣言。
これでグループは解散。
既に人気も下降していたスリー・ファンキーズでしたが、
最後は内部分裂のような形で解散したような記憶があります。

その後、手塚しげおは元の俳優業へ。
「太陽にほえろ!」での有名なジーパン刑事の殉職シーン犯人役は彼。
高倉一志藤健次に改名、ソロ歌手として活動。
最後に加入した早瀬雅男は、その後のGSブームでザ・ビーバーズのボーカルに。
ただ一人オリジナル・メンバーだった長沢純はタレント業や実業家として成功しました。

スリー・ファンキーズはアイドルの元祖とも云える人気グループでしたが、
これといった大ヒット曲には恵まれなかったグループ。
そんな彼らがリリースしたレコードの中でも「レッツ・メイク・メモリー」はヒットしたナンバーでした。


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♪「レッツ・メイク・メモリー/スリー・ファンキーズ」(1964)

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Vol・3 ◆File-No.16◆
「男と汽車と古い地図/山下敬二郎」(1980)


昭和30年代に「ロカビリー3人男」と呼ばれ、
平尾昌晃、ミッキー・カーチスと共に一世を風靡した山下敬二郎

その彼が今月の5日に胆管ガンで亡くなっていた。71歳だった。
この訃報を知ったのが一週間後の12日に営まれた通夜を報じる小さな記事。
ショックでした・・・なにか寂しい。
まだ小学生だったワタクシが恐らく初めて意識したスターだったように思う。

山下敬二郎のレコード・デビューは1958(昭和33)年4月。
日本語でカヴァーしたポール・アンカの「ダイアナ」がデビュー・ヒットとなりました。
古い話になりますが、我が家にテレビが来たのが昭和34年頃。
ちょうど彼らロカビリー3人男が活躍していた時期でもあり、
その中でも特に印象に残ったのが山下敬二郎でありました。
リ−ゼントで決め、お洒落でいなせなスタイルの彼をカッコイイなぁと思ったものです。
他の2人はバタ臭すぎてチョット苦手かな、という印象も子供心にあった事を覚えています。
以前にも記事で書きましたが、初めて自力で手に入れたレコードも「ダイアナ」
その当時は彼のレコードを手に入れたのが嬉しくて嬉しくて、ホント忘れられない一枚です。


今回は全盛期から20年以上過ぎた、時代は1980(昭和55)年。
そんな彼が7月に新曲として「男と汽車と古い地図」という曲をリリースしました。
この曲は山下敬二郎自身が作曲したオリジナル・ナンバー。作詞は高田ひろお、編曲は高田弘が担当。
当時、テレビの歌番組「夜のヒットスタジオ」で初めて聴きました。
テレビで聴いたのは後にも先にもこの一回だけなんですが、
この時ワタクシは猛烈に感動した事を鮮明に覚えております。

幼い頃に憧れたスターが、久々にテレビの人気歌番組に出演。
過去にスターだった四十男が、ニューミュージック華やかなりし頃に自作曲を引っ提げての登場。
黒のタキシードに身を包んだ彼の緊張感が伝わり、ワタクシは期待感で一杯になったのです。
そして、手にはギターではなくグランドピアノを前にして歌った自作曲「男と汽車と古い地図」
大人の男が歌う、男の歌詞とメロディー。大人のニューミュージック。
その雰囲気は最高にカッコ良くて眩しかった山下敬二郎
直ぐにレコードを購入しては何度も聴いたものでした。

80年代のレコードもお気に入りは沢山ありました。
そうだ、何も60年代と70年代だけに拘る必要はない。
今回を機会に80年頃の歌も、たまには記事にしてみよう。

新しいスタイルを確立する彼の再起に期待した「男と汽車と古い地図」
今聴くと不思議にそれほどでもないが、当時は猛烈に感動した想い出の曲です。
そして、この半年後の1981年1月。
最後の日劇W・カーニバルの舞台で、デビュー曲「ダイアナ」を歌う彼の姿がありました。
あれからちょうど30年が経過した2011年1月。
小学生の頃に憧れたロカビリー・スター、山下敬二郎は亡くなりました。
・・・ご冥福をお祈り致します。


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