ハンガリー音楽教育研究会

ハンガリーの音楽教育を通して、音楽の基礎指導をどのようにしていけば良いか、ともに学ぶことを目的とした研究会です。

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東欧三国の音楽教育


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『東欧三国の音楽教育 ポーランド・チェコ・ハンガリーをめぐって』
廣瀬 鐵雄  著
音楽之友社

初版は1986年。 廣瀬鐵雄氏(現武蔵野音楽大学名誉教授)が、当時、東欧7ヶ国を訪ね歩いた際に集めた資料をもとに、まとめたもの。当時のハンガリーで使われていた教科書の引用や、コダーイ・システムの理念、指導法などが、丁寧に説明されている一冊。


目次

序章  東欧について


第1部  ポーランド人民共和国 

第1章 ポーランドの教育/第2章 特別学校の音楽カリキュラム/
第3章 特別課程をもつ学校の音楽指導


第2部 チェコスロバキア社会主義共和国 

第1章 チェコスロバキアの教育制度 /第2章 音楽科の教科書展望 /第3章 子どものための歌曲集


第3部 ハンガリー人民共和国 

第1章 ハンガリーの教育/第2章 ハンガリーの音楽教育/第3章 学校教材と指導内容/
第4章 音楽教師の養成と専門教育

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『ハンガリーの音楽教育と日本 フォライ・カタリンとの対話より』
岩井正浩 著
音楽之友社

初版は1991年、19年前のものではありますが、その内容は現在の音楽教育に
多くの示唆を与えてくれるものだと思います。
コダーイの直弟子でもあり、ISME(国際音楽教育会議)の会長もされていらっしゃった
フォライ・カタリン女史と岩井正浩氏の対談は、
日本とハンガリーの音楽教育の問題点にまで切り込んだ内容で、とても貴重です。


目次

1、ハンガリーの音楽と教育を支えるもの
オペラ/ダンス、民族音楽/教会、音楽/コダーイ・システム

2、ハンガリーの音楽と教育
保育園/音楽小学校/普通小学校/高等学校/音楽院、科学アカデミー

3、民族・音楽・教育〜ハンガリーと日本―フォライ・カタリンvs岩井正浩
教室の中のわらべうた/ハンガリーの状況/わらべうたの構造/わらべうたの比較/
わらべうたの分類/外国の音楽を学ぶ
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『コダーイ・システムとは何か ハンガリー音楽教育の理論と実践』
フォライ・カタリン、セーニ・エルジェーベト 共著
羽仁協子、谷本一之、中川弘一郎 共訳
全音楽譜出版社


もともとは、Atmenetek iskolaskorigという論文集(ハンガリー語)に収められた
フォライ女史の論文(1970年)と、セーニ女史のKodaly's principles in Practice An Approach to music Education through the Kodaly's Method(原文は英語、またはドイツ語Aspekte der Kodaly-Methode, Schriftenreihe zur Musikpadagogik, Diesterweg)(1973年?)という単行本として、独立して出版されたものを、日本語版としてまとめて出版したもの。
日本語版の初版は1975年と、実に35年前のものですが、その内容は色あせず、むしろ、音楽科教育に困惑気味な現代にとって、参考になるのではないでしょうか。
小学校以上の音楽科に携わる先生はもちろん、特に幼稚園教諭・保育士の先生に読んで頂きたい一冊!


目次


第 I 部 私たちの音楽教育の基本原則と就学までのこどもの音楽的発達  フォライ・カタリン

誕生から就学までに共通する重要な原則
1)すべての民族において、自民族の文化、民族の伝承から出発しなければならないということ、
2)こどもの音楽的活動の第一歩は、うたうこと
3)音楽教育は、早くはじめなければならない
4)真の音楽的教養は、本人にとって到達可能であり、取得しうるものでなければならない

こどもの音楽的発達(誕生から就学まで)
最初の音楽的印象は家庭でかくとくされる、家庭から集団乳児保育への移行、
乳児保育園から幼児保育園への過渡期、保育園の音楽教育、保育園から小学校へ


第 II 部 コダーイ・メソードによる音楽教育  セーニ・エルジェーベト

序、コダーイの音楽教育に対する諸見解、ハンガリーの音楽教育の歴史的根源をさぐる、
うたうことと民謡の役割、年齢別の編成、
音楽的諸要素の教授法(1 形式、2 和声、3 移調、4 書き取り〔聴音〕)、
器楽教育へのコダーイ・メソードの適用、結び
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『コダーイ・ゾルターンの教育思想と実践 生きた音楽の共有をめざして』
コダーイ・ゾルターン 著   中川弘一郎 編訳
全音楽譜出版社


コダーイの論文が集大成された『回顧』(Visszatelomtes 1964 全2巻)より、
羽仁協子氏が教育に関するものを選んで『音楽教育研究』(音楽之友社)に連載した論文と、
それに追加された論文を中川弘一郎氏が訳してまとめた本です。
コダーイの思想の細かな部分まで書かれた、
“コダーイ思想バイブル”といっても過言ではない(かもしれない)一冊!


目次

I 音楽教育について
1 伝承的な子どものうたについて、2 保育園における音楽、3 子どもの合唱、
4 ハンガリーの音楽教育、5 100年計画、 6 労働者コーラスの国民的重要性、
7 最初のソルフェージュ・コンクールを聞いて、8 古い伝統―今日の音楽生活、
9 よい音楽家とは何か、10 ソルフェージュ教授法、11 クラシック音楽のポピュラー化

II 教育作品について
1 小さい人間たちのうた、2 333の読み方練習曲、3 音程を清潔にうたおう!、
4 ビニチア・フンガリカ、5 5音階の音楽、6 たて笛の役割、7 15の2声歌唱練習

III 音楽授業構想語録
1 音楽の目的、2 音楽教育の始まり、3 保育園における音楽、
4 教育における民謡の使用、5 教育の国際的性格、6 ペンタトニック音楽、
7 わらべうた、8 リズムこそ保育園で教えられなければならない、
9 小学校と中学校の音楽教育、10 うたに基づく音楽教育、11 楽譜の読み書きの導入、
12 相対ソルミゼーション、13 2声歌唱への準備、14 2声部歌唱の開始、
15 「333の読み方練習曲」の使いかたについて、16 書き取りの初歩、
17 文字譜(レター・サイン)の導入、18 器楽演奏の基礎としての歌唱、
19 新しい音楽現象、20 全音会システム、21 視唱、22 移動ドに基づく移調、
23 よい音楽家とは?

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ハンガリー音楽教育研究会実行委員
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