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先週の日曜日、私が所属している合唱団のコンサートがありました。
曲目は、ランデル・トンプソンの「レクイエム」。 ランデル・トンプソンは、合唱曲の作曲で有名な作曲家。 おそらく、ほとんどの曲が英語の歌詞なので、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんね。 この「レクイエム」は、他の作曲家の書いたのとは違い、色々とユニークな点が多々あります。 まず、ダブルコーラスを使用している点。 合唱団を二つのグループに分け、グループ1は故人、グループ2は遺族の気持ちを歌います。 第一楽章では、愛しい人を亡くして悲しみのあけくれる遺族の気持ちをグループ2が歌うのに対し、なぜ悲しんでいるのかと問いかけるグループ1。 第二楽章から第四楽章までの三楽章分をかけて、グループ1とグループ2は一緒に歌ったり、それぞれの気持ちを歌いあったりしながら分かり合って行きます。 そして、最終楽章である第五楽章では、ようやく分かり合えた二つのグループが一緒にハレルヤコーラスを歌って曲を締めくくるという構成。 次の点は、最初から最後まで全てアカペラ(無伴奏)なんです。 楽譜は、約250ページあり、総演奏時間は約一時間。 プロの合唱団でも、一時間もアカペラで休みなく歌い続けるのは、相当至難の業。 音程を正確に保つだけでなく、スタミナや集中力も要求されます。 最後に、歌詞は作曲家が聖書から選んだ文が英語の歌詞として使われている点。 レクイエムと言うと、通常、歌詞はラテン語が使われるのですが、このレクイエムは全編英語。 合唱団の指揮者によると、トンプソンがこの曲を作曲した頃、ちょうど将来有望だったトンプソンの教え子の一人が重病にかかったそうです。 その教え子は、進行していく病にも関わらず、最期まで勉強する意欲を失わず、トンプソンに教えを請い続けたとか。 その体験を通して、トンプソンは死について深く考える機会を得たのでしょうね。 歌う方にとってはかなり難しい曲ではありますが、聴く方にとっては、交響曲の合唱バージョンを聴いているような感じで、とても聴きやすい曲です。 こちらのサイトで、リハーサル中の動画がアップされているので、よかったらご覧くださいね。 https://www.kickstarter.com/projects/462285372/premier-recording-of-randall-thompsons-requiem さてさて、タイトルにもあるように、今日と明日は、その「レクイエム」のスタジオレコーディングの日です。 スタジオレコーディングは久しぶりなので、今からワクワクしています。 もし、iTUNEでの配信、CDの発売など決まったらお知らせしますね。 |
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お疲れさまです。是非是非、配信決まったら教えてくださいね。
2014/1/27(月) 午後 11:47
IRISさん>
ありがとうございます。おかげさまでレコーディングは無事終了しました。後は、編集を待つのみです。また何かアップデートがあったらお知らせしますね。
2014/1/29(水) 午前 4:37
声が聞こえませんでした・・・残念です。
しかもMiyukinaさんのこと見つけられませんでした…これも残念です。
2014/1/29(水) 午前 6:52
サンズさん>
もしパソコンがミュート設定になっていないようならば、映像の下のほうにスピーカーマークが表示されているので、それをチェックしてみてくださいね。
残念ながら、私は、二列目にいて、完全に前で歌っている人の影に隠れてしまっているので、この映像では見つけられないかも…。
2014/1/29(水) 午前 6:57
アカペラはたいへんですね。レクイエムはいろいろな作曲家が手がけていて、何か一ひねりないと印象に残らないですね。この曲もユニークですが、ブリテンの「戦争レクイエム」も一ひねりあった作品だったのを思い出しました。
2014/1/29(水) 午前 11:21 [ SL-Mania ]
SLmaniaさん)
ラテン語でアカペラならば音程も取りやすいのですが、英語だと母音によって音程に影響が出やすいため、難しかったです。それに英語のネイティブスピーカーじゃないのは私ぐらいですから、変な発音や子音の発音のタイミングのズレで目立ってはいけないとハラハラしました。
レクイエムと言えば、次回の本番はフォーレのレクイエムなんです。合唱で出るのは初めてなので今から楽しみです。
2014/1/31(金) 午前 1:11
フォーレのレクイエムは女性に人気があるらしいですね。「怒りの日」がなくて、全篇平穏な音楽ですが、オケは見せ場がなく、つまらないです。
2014/1/31(金) 午前 10:15 [ SL-Mania ]
SLMANIAさん>
確かに、フォーレのはちょっと哀愁をおびたメロディで女性好みかもしれませんね。実は、この曲、随分昔になりますが、初めて演奏したのは、合唱ではなく、ヴァイオリンでした。おっしゃる通り、オケはあくまで合唱に付随しているBGMという感じの扱いですね。
2014/2/1(土) 午前 11:44