|
11月の出演予定
一言メッセージでもお知らせしましたが、 現在、舞台稽古中の新作オペラ「THE SCARLET LETTER(緋文字)」に加え、 もう一つ別な新作オペラの世界初演にも出演することになりました。 皆さんも文学史か世界史を勉強した際に名前をお聞きになったことがあるかもしれませんが、 ボカッチョ作の「デカメロン(Decameron)」という物語を題材としたオペラ。 原作では、10日間にわたって、10人の男女がそれぞれ10話ずつ物語を語るという設定なので、 全100話あります。 デカメロンについては、こちらを↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%B3 このオペラでは、その全100話から選ばれた7つの話を 23人の応募者の中から選ばれた7人の作曲家がそれぞれ作曲したもの。 私は、他の2人の歌い手とともに、 修道女役で出演することになりました。 修道女が出てくるのは、全7つのうち4つのセクション。 作曲家が違うということは、一応同名のオペラでも 音楽のスタイルが全然違うということです。 楽譜を最初に見た時は、楽譜通りの音を出すだけでも大変なのに、 どうやって全部暗譜すればいいんだろうと正直思ったのですが、 何とか全部暗譜完了。 これから、毎日のように舞台稽古を重ねて今週金曜日の初日に備えます。 オペラで修道女になるのは、今年の夏以来、2回目。 ただでさえ不景気でライブパフォーマンスの機会が減っている中、 同時期に2つの新作オペラの初演に出演できるのはとても幸運なこと。 体調を崩さないように気をつけて今週3回と来週3回の全公演を乗り切ろうと思います! 「デカメロン」オペラの公演についての詳細はこちら↓ http://internationaloperatheater.org/iot/news/decameron-world-premiere/ チケットの情報はこちら↓ http://www.ticketphiladelphia.org/cgi-bin/display_event.fcg?id=FEBA3AF5:5.65497;org_id=358;event_id=3951 |
オペラ歌手への道
[ リスト | 詳細 ]
声楽のレッスン、大学院の授業など、
オペラ歌手になるために頑張る私の記録
オペラ歌手になるために頑張る私の記録
|
オペラのリハーサル風景
今はオペラの最後のシーンをリハーサル中。 来週からは、本番の衣装を着ての通し稽古もあり、 いよいよ仕上げの段階に入る予定です。 だんだん一軒の家が完成に近づいていくような感じでしょうか。 本番がますます楽しみになってきたところで、 先日、メインキャストたちのリハーサル映像が公開されました。 メインキャストのみのリハですが、稽古の雰囲気を感じていただけると思います。 ぜひご覧下さいね↓ http://www.youtube.com/watch?v=djOQydT1CN4 |
|
早いものでもう明日から11月! オペラの本番まで後3週間となりました。 近頃は、予算の関係もあって、 舞台セットも衣装もできるだけシンプルなものが多い中、 今回は新作オペラの世界初演ということで かなり気合いが感じられます。 オペラの合唱というと、 まるでセットの一部のようにしか合唱団が使われない演出もあるのですが、 今回は全員が何かしらのキャラクターに設定されているので、 みなそれぞれキャラクターになりきって 舞台上をいきいきと動いています。 オペラの舞台稽古の時に欠かせないのが、 舞台用の靴で、英語ではキャラクターシューズと言います。 日本で、オペラの舞台稽古に参加したことはないので分かりませんが、 日本でもきっとこういう靴を履いて練習するんでしょうね。 肌色やデザインがこっているものもありますが、 みんながよく使っているものは、 こちらの黒色のもの。 ストラップの有無、材質、ヒールの高さなど色々あるものの、 大体みんなこんな感じのもの。 中敷は、結構ふかふかしたクッションとなっていて 長時間動き回っても足が疲れないように工夫されていますが、 実際はやっぱり動き回ると足が痛くなります(笑) キャラクターシューズが普通の靴と違うのは、 靴底。 かなり固い皮が使われていて、 ちょっとのことでは曲がりません。 しかも、ヒールには、金属製の芯が入っているので、 激しい動きをしてもぽきっと簡単には折れないようになっているんです。 これを履いて、 後は長いフレアースカートを履けばOK。 舞台稽古は、なるべく実際の衣装と近いもので練習しないと 所作も一緒に練習できないんですよね。 私は、普段長いスカートを履いたり、 高いヒールの靴を履いたりしないので、 こういう時にしっかり練習して 舞台上で自然にみえるように心がけています。 そういえば、今回舞台に乗っている人で アジア人の女性は私一人なんですよ…。 以前、演技の勉強をした時、 ふとしたしぐさが日本人っぽいと言われたことがあって、 今回もなるべくそういうところで目立たないように かなり気をつかっています。 これからオペラの後半の舞台稽古がスタートします。 仕上がりは上々だと思うので、 本番が楽しみです! ☆追記☆ 最近はほとんど注意されることはなくなったのですが、 大学院に入学して人前で歌ったり、演技したりする機会が増えるようになって 歩き方や所作について よく先生やクラスメイトに指摘されるようになりました。 一番お国柄が出やすい、歩き方に関して、具体的にはどういうことか説明すると… アメリカ人って、(猫背の人もいますが)一般的に胸を張って堂々と歩くんですよね。 舞台に立つ人は、日頃からどう見えるかを研究していますから、 みんな姿勢がぴんとしていて、立ち姿も歩く姿も凛としています。 多分、彼らが「日本人的な歩き方」だと言うのは、 猫背気味だったり、両肩が萎縮気味だったり、内股気味だったり…ということだと思うんです。 多分、日本人からしてみたら、 美徳と思われる、ちょっと控えめな歩き方や「上品な」所作も こちらでは、逆に「自信がない、遠慮しすぎ、元気がない…。」などと受け取られてしまうことがあるのでしょう。 日本人の役だったら、もちろんOKなのですが、
普段は気をつけていても、即興芝居なんかをやって お芝居の方に気がとられてしまうと、 リセットされてしまって、時々日本人っぽいしぐさが出てしまうみたいです。 |
|
フィラデルフィア市内にあるオペラ学校(AVA)のオペラ公演に 合唱の一員として出演することになりました。 公演の案内はこちら↓ http://kimmelcenter.org/events/index.php?id=3926 ナサニエル・ホーソーン作の「緋文字」という小説を題材に フィラデルフィア縁の作曲家Margaret Garwood(マーガレット・ガーウッド)女史が AVAの為に書き下ろした新作で 今回の公演が世界初演となります。 ちなみにAVAは、4年間、学費全額無償でオペラの実践的なトレーニングが受けられる オペラ歌手養成学校で、 激戦のオーディションを勝ち抜いた約25人の学生が在籍しています。 通常AVAのオペラ公演では、 役がついていない学生は合唱を担当する為、 外部からオペラの合唱団員を募ることはないのですが、 今回は地元の作曲家がAVAのために書き下ろした新作を披露する為、 特別に外部から合唱団を募った様子。 いつも観客として観ていたオペラに 自分も出演者の一人として同じ舞台に乗れるなんて 考えただけでも嬉しいこと。 2年ほど前になりますが、 あるコンサートでマーガレット・ガーウッド女史が作曲した連作歌曲を歌った時、 実際にご本人にリハーサルで直接アドバイスをいただいて、 このオペラの作曲の話もその時に聞いていたのですが、 まさか自分が合唱で初演に参加できるとは思ってもいませんでした。 このオペラ、もちろん全編英語。
私が出演する合唱のシーンは、早口の英語の歌詞が畳み掛けるように出てくるし、 現代音楽ですから楽譜通りに歌えるようにするだけでも一苦労です。 すぐに舞台稽古が始まるようなので、 急ピッチで暗譜しないと! |
|
マスネ作曲「ソンドリヨン(シンデレラ)」のタイトルロール、ソンドリヨン役の アンダースタディ(カバー)をすることになり、 現在、リハーサルに参加中です。 New York Lyric Opera Theater HP http://www.newyorklyricopera.org/performers.html ソンドリヨンは、オーディション用のアリアの新曲として 現師匠のW先生から第三幕の冒頭に歌われるアリアをいただくまで その存在すら知りませんでした。 マスネというと、「ウェルテル」とか「マノン」、「タイス」などが有名で、 「ソンドリヨン」はあまり上演されないんですよね。 W先生曰く、以前指導したことがある生徒で ちょうど私と似た声質のソプラノがいて、 ソンドリヨンを歌わせたら、ぴたりとはまったとのこと。 その生徒さんは、結局ソンドリヨンのアリアを勉強したのがきっかけで その後、ソンドリヨンのオペラを歌う仕事を得たそうです。 私もその生徒さんに続ければいいなぁと思っていたら、 今回、アンダースタディのお話がありました。 アンダースタディというのは、 もしソンドリヨン役の歌い手が何らかの事情で舞台に立てなくなった場合、 かわりに歌う人のこと。 今回アンダースタディは私のほかに2人いるので、 よほどのことがない限り、私の元に出番が巡ってくることはないのですが、 アンダースタディは履歴書に載せられますし、 自分の今の声にあった役ならば、 時間があるうちに勉強しておいた方が将来の為に◎ 今回は、ソンドリヨン役に加え、 本番ではコーラスとして舞台に乗るので、 コーラスもちゃんと勉強しないと! 本番当日は、 オペラの前に行われるアリア、オペラシーンのコンサートに出演し、 オペラのアリアを2曲披露する予定です。 曲目は、決まり次第お知らせします。 Artist−in−Residence Concert 日時 10月16日(土)午後12時15分〜午後1時まで 場所 Peter Norton Symphony Space, Leonard Nimoy Thalia (グランドセントラルステーションから、アップタウン行きの6番に乗って下さい) チケット 35ドル ☆演奏会自体は、11時半から2時半まで続くそうです。 私が出演するのは、全4部のうちの第2部で、5人の歌い手が計10曲歌う予定。 チケットをお持ちの方は、11時半から2時半までお聞きになれます。 オペラシーンは、「ソンドリヨン」と「ヘンゼルとグレーテル」からの抜粋になります。 もし聴きに来てくださる方がいらっしゃいましたら、
ゲスブにお知らせ下さい。 チケットを受付のところに用意させていただきます。 |



